ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

星を見に行く

2018-06-20 | 阿蘇・久住
満天の星空が見たくなった。

くじゅう花公園で毎月第3土曜日、星空観賞会が行われているということで、
予報は夜も晴れ、夕方のお散歩を兼ねて久住高原へ出かけた。



花公園の閉園後、受付して入園すると、
Zionは以前に見かけたヒツジを探し始めた。

夕日に染まる芝生の背景にはおなじみの九重連山。
その山々に咲くミヤマキリシマは今年はとても美しいと聞く。



それにしても、よく覚えているなぁ・・・
Zionは記憶の匂いを辿るかのように歩き回った。
ようやくヒツジ探しを諦めてもらい、
気になっていたオープン未定のキャンプエリアを散策。



尋ねると、現在のところはデッキ部分での休憩のみの使用で、
年内にはオープンさせたいとのこと。
犬の同宿は検討中だそうだ。



モデル仕様のテントの中。
ベッドが2つとテーブル&チェア、暖房器具などが置かれ、
デッキで優雅なアフタヌーンティーを楽しめば、
グランピング気分を味わえそう。



19時25分、日の入りの時刻。
貸し出されている敷物やブランケットを準備し、
星の話やライブ演奏を聴いたりしながら、のんびりと過ごすひと時。
肌寒く、芝の上はとても冷たくなったが、Zionは心地よいらしい。



19時45分の西北西の空。
月齢2.3(新月から2日)の細い月とその近くに金星が輝いた。
無数の星は見えるのだろうか・・・期待が高まる。



ところが、間もなく大きな雲が流れて来て、空を隠してしまった。
この後1時間近く雲に覆われたまま・・・

この日は帰らなければならなかったので、仕方なく久住高原を後にしたのだが、
自然の流れの中では、ひたすら待つ余裕が必要だ。



車は真っ暗な山道を走る。
21時、また空が晴れてきて、月と金星が大きく見えた。

そして、瀬の本高原にさしかかると、空には無数の星。
きっと、まだ満天とは言えないに違いない。
それでも、十分に美しかった。
街ではどんなに晴れても、見ることの出来ない星空が広がっていた。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




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