年末も押し迫って参りました。
・・・年賀状xxx
12月の始めに用意を始めたと言うのに、
クリスマスが終わらなくてはお正月気分にならないなどとうそぶいていたわたくし。
・・・もう、クリスマス、とっくに終わりましたが
なにかしなくてはならないことがあるときに限って、色々と違うことに眼が向いてしまう・・・
日曜日、友人に誘われて、マリオン日劇で、
「のだめカンタービレ」を観て参りました。
オープニングはニュー・イヤー・コンサートで有名なあのウィーンの楽友協会!
映画ロケを許可したのは初めて!だそうで・・・豪華です。
先日23巻が発売されて完結した二ノ宮知子の漫画が原作。
TVドラマでもその絶妙なキャスティングと原作の味わいを上手く表現したスピード感溢れる
ギャグシーンなどで好評を博していましたが、今回、主人公二人の
クラシックの演奏家、指揮者修行の場、ヨーロッパに舞台を移して映画化と相成りました。
音大生の友情と恋、そしてアーティストとしての成長物語・・・ですが、
魅力は、主人公のだめ(上野樹里)が取り組むピアノ演奏、主人公の恋人千秋真一(玉木宏)が
指揮者として掘り下げる交響曲の生演奏場面。
今回、千秋の指揮は、東フィルの飯森範親さんが監修、ということで、
玉木宏の指揮振りが見事。
このまま指揮者になれるのでは・・・?と思うくらい振りや表情が曲に合っています。
物語の山場、伝統あるパリの中堅オーケストラの常任指揮者として
コンクール優勝後のキャリアをスタートさせたものの、問題山積で・・と奮闘するあたりから
見事、定期演奏会でチャイコフスキ-のドラマチックな「序曲:1812年」をほぼフル演奏するあたり、
重厚な曲そのものの魅力と大画面での演奏シーンの迫力が一体化して
素晴らしいカタルシスを得られます。
ちなみにとても詳細なパンフ(笑)によると、この演奏は大友直人指揮、
ロンドンフィルハーモニックオーケストラの音源も使われている模様・・・。
あと、野田恵(のだめ)が、コンセルヴァトワールの進級試験で演奏する
モーツァルトのピアノソナタ第11番(トルコ行進曲付)の演奏が、イキイキとして自由な
演奏をするという原作の設定にピッタリの音。
一体ダレが・・・??とチェックしたら、
なんと若手注目株の天才ピアニスト、ラン・ランがこの映画のために弾いた・・・とのこと。
豪華ですね~
この2つのシーンだけでもう満足です(笑)
あ、もちろん、コミカルなシーンも満載です。
ドイツ人天才指揮者フランツ・シュトレーゼマンを竹中直人が怪しいカツラとアクセントで
彼にしか出来ない説得力で演じきっていた力技が、他のキャスティングにも波及。
千秋が就任したマルレ・オケの憎めないトラブルメーカー、事務員テオをなだぎ武が・・・
というのも意外に無理なく(?)嵌まっていました。
かと思えば、この定期演奏会の劇場はパリの設定でその実チェコでの撮影だったそうなのですが、
古参の常連客をチェコの国民的名優、リュドミール・リプスキーが演じていたり・・・と小さなサプライズも。
映画で前・後編に分ける・・しかも公開時期をずらして・・・というのは
賛否両論ありそうですが、この映画に関しては、原作でも最重要な演奏シーンを
大事に扱う上で、英断であったと言えましょう。
後編は4月公開だそう。
楽しみです
・・・年賀状xxx
12月の始めに用意を始めたと言うのに、
クリスマスが終わらなくてはお正月気分にならないなどとうそぶいていたわたくし。
・・・もう、クリスマス、とっくに終わりましたが
なにかしなくてはならないことがあるときに限って、色々と違うことに眼が向いてしまう・・・
日曜日、友人に誘われて、マリオン日劇で、
「のだめカンタービレ」を観て参りました。
オープニングはニュー・イヤー・コンサートで有名なあのウィーンの楽友協会!
映画ロケを許可したのは初めて!だそうで・・・豪華です。
先日23巻が発売されて完結した二ノ宮知子の漫画が原作。
TVドラマでもその絶妙なキャスティングと原作の味わいを上手く表現したスピード感溢れる
ギャグシーンなどで好評を博していましたが、今回、主人公二人の
クラシックの演奏家、指揮者修行の場、ヨーロッパに舞台を移して映画化と相成りました。
音大生の友情と恋、そしてアーティストとしての成長物語・・・ですが、
魅力は、主人公のだめ(上野樹里)が取り組むピアノ演奏、主人公の恋人千秋真一(玉木宏)が
指揮者として掘り下げる交響曲の生演奏場面。
今回、千秋の指揮は、東フィルの飯森範親さんが監修、ということで、
玉木宏の指揮振りが見事。
このまま指揮者になれるのでは・・・?と思うくらい振りや表情が曲に合っています。
物語の山場、伝統あるパリの中堅オーケストラの常任指揮者として
コンクール優勝後のキャリアをスタートさせたものの、問題山積で・・と奮闘するあたりから
見事、定期演奏会でチャイコフスキ-のドラマチックな「序曲:1812年」をほぼフル演奏するあたり、
重厚な曲そのものの魅力と大画面での演奏シーンの迫力が一体化して
素晴らしいカタルシスを得られます。
ちなみにとても詳細なパンフ(笑)によると、この演奏は大友直人指揮、
ロンドンフィルハーモニックオーケストラの音源も使われている模様・・・。
あと、野田恵(のだめ)が、コンセルヴァトワールの進級試験で演奏する
モーツァルトのピアノソナタ第11番(トルコ行進曲付)の演奏が、イキイキとして自由な
演奏をするという原作の設定にピッタリの音。
一体ダレが・・・??とチェックしたら、
なんと若手注目株の天才ピアニスト、ラン・ランがこの映画のために弾いた・・・とのこと。
豪華ですね~
この2つのシーンだけでもう満足です(笑)
あ、もちろん、コミカルなシーンも満載です。
ドイツ人天才指揮者フランツ・シュトレーゼマンを竹中直人が怪しいカツラとアクセントで
彼にしか出来ない説得力で演じきっていた力技が、他のキャスティングにも波及。
千秋が就任したマルレ・オケの憎めないトラブルメーカー、事務員テオをなだぎ武が・・・
というのも意外に無理なく(?)嵌まっていました。
かと思えば、この定期演奏会の劇場はパリの設定でその実チェコでの撮影だったそうなのですが、
古参の常連客をチェコの国民的名優、リュドミール・リプスキーが演じていたり・・・と小さなサプライズも。
映画で前・後編に分ける・・しかも公開時期をずらして・・・というのは
賛否両論ありそうですが、この映画に関しては、原作でも最重要な演奏シーンを
大事に扱う上で、英断であったと言えましょう。
後編は4月公開だそう。
楽しみです