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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

宝塚花組新人公演「エリザベート」東京宝塚劇場

2014-10-24 06:23:11 | TAKARAZUKA
2014年10月23日(木) 18:30~

東京宝塚劇場での「エリザベート」新人公演を観て参りました。
某所では通常本公演の半額のチケットがB席で20000円、S席は30000円が相場、で取引されるほどの人気を博したこの公演。その価値はあったかどうか。

宝塚大劇場ではクールな美貌で人気の95期生男役、柚香光主役ということで、大劇場なのにチケットがなく、東京で満を持しての観劇に。。。。

【主な配役】 (本公演) 新人公演

トート : (明日海 りお) 柚香 光
エリザベート : (蘭乃 はな) 花乃 まりあ
フランツ・ヨーゼフ :(北翔 海莉) 和海 しょう
ルイジ・ルキーニ: (望海 風斗) 水美 舞斗
ルドルフ: ( 芹香 斗亜・柚香 光 ) 優波 慧
*~*~*
皇太后ゾフィー: ( 桜 一花 ) 仙名 彩世
少年ルドルフ : (矢吹 世奈) 桜舞 しおん

グリュンネ: (高翔 みず希) 舞月 なぎさ
ラウシャー大司教: ( 紫峰 七海 ) 峰果 とわ
ケンペン: (夕霧 らい) 高峰 潤
ヒューブナー: (航琉 ひびき) 七輝 かおる
シュヴァルツェンベルク: (羽立 光来) 飛龍 つかさ

エリザベートの父・マックス : (悠真 倫) 羽立 光来
エリザベートの母・ルドヴィカ: (花野 じゅりあ) 華雅 りりか
エリザベートの姉・ヘレネ: (華耀 きらり) 春妃 うらら

女官長・リヒテンシュタイン: (芽吹 幸奈) 乙羽 映見
女官 ・スターレイ: (梅咲 衣舞) 夢花 らん

ハンガリーの革命家エルマー・バチャーニー: (瀬戸 かずや) 矢吹 世奈
ハンガリーの革命家シュテファン: (鳳 真由) 綺城 ひか理
革命家ツェップス: (天真 みちる) 冴華 りおな
ハンガリーの革命家・ジュラ: (芹香 斗亜・柚香 光) 亜蓮 冬馬
死刑囚の母: (菜那 くらら) 新菜 かほ

マダム・ヴォルフ: (大河 凜) 真彩 希帆
黒天使(マデレーネ): (水美 舞斗) 更紗 那知

終演直後の観客の声は・・・
「柚香さんのビジュアルが凄いんですけど」とか「きれいね、リアルに綺麗ね」といった声が・・・。
本当に綺麗で帝王で血が蒼い感じがして。ハマり役ですね。
柚香光のト―ト。彼女がTOPになった暁には是非本公演として上演してほしい。

とにかくカレーくんのスタイル、表情、演技の強弱、指先まで行き届いたフォルムと動きの美しさは圧倒的。
歌は最初の内はエコーがかなりかかっていて音響さんの支えが…^^;と思いましたが、だんだんシャウト系の盛り上げなど、本役さんとは違ったアプローチで魅せてくれました。

95期同期スター、マイティこと水美舞斗がルキ―二を。マイティルキと柚香ト―トの並びが黒白美形並びで素敵。
マイティは鳩が出ますよからの皇帝夫妻ハンガリー訪問省略を全部説明する長丁場も、客席を程よくいじりながら華麗に場を持たせ、マダムヴォルフとのキスシーンもリップ音付きで。シャープな顔立ちがうさんくさいイタリア人暗殺者、黄泉の帝王の僕としての役割にぴったり。存在感を示しました。

そのマダムヴォルフの真彩希帆ちゃんは歌も上手いし演技も達者。アルバイトが忙しく、シシィの少女時代は親戚夫婦、ラスト、スイスの場面では風船を持ってはしゃぐ男の子に・・と大活躍
彼女は星組に異動するのですよね。すでに次期トップと目される2番手紅ゆずるさんの相手役候補が95期の妃波風ちゃん、96期の綺咲愛里ちゃんとで争われている?中にもうひとりのヒロイン候補97期の城妃美玲ちゃんとトレードで98期生の真彩ちゃんが加わるという構図ですが、実力に破綻なく、容姿にも特にクセのない彼女、TOP娘役候補としての条件は充分満たしていますね。どうなりますことやら・・・^^

花乃まりあちゃんのシシィは似合っていました。
歌も彼女はもともと うんとソプラノのパート以外は安定していますし…☆
ビジュアルも、シャープではっきりしたお顔立ちが照明やシシィのドレスにあっていますね。
大人の演技が似合う彼女なので、落ち着いた声で、後半の演技もこなしていました・・が特にここがヒロインとして胸に迫った、という印象はないかも。休憩除いて2時間半の本公演を休憩なしの2時間に変えている時点でヴィンディッシュ嬢との精神病院の場面は省略されていて、ハンガリー訪問の見せ場もルキ―二のセリフで片付けられていますしね^^;

というより、この新公はタイトルこそエリザベートですが、実質「トート」。
まだわたしを愛していない~!も、それで傷つくというよりは、なんだと!(憤慨)的で、カリスマロックミュージシャンな風味の俺様トートでした。

対照的なのは、フランツ和海しょうくん。
上品で正統派の歌唱で伸びやかな声が綺麗。
後半年齢を重ねてからは声を力強く作っていて、彼女も役にあってました。本役みっちゃん(北翔海莉)ほどの温かさはなく、皇室感強め。

ルドルフ優波くんは、背も高いし歌もそこそこですが、あまり動いたときのフォルムが綺麗じゃない(柚香光くん比)のが残念・・・。

ゾフィー様 仙名さんは顔芸が素晴らしい!お見合いの場面、フランツがシシィを選んで全員驚きのあまり固まる場面、このままポスターにしても良いかも・・くらいのステキな表情で。
お歌はもちろん正統派の質の高いものでしたが、一花ちゃんほど強弱のメリハリはなかったかしら?

最近の新公は、見応えありますね
一階中ほどの通路席での観劇、視界が広くて見やすかったです。♪

ところで、この日の夕方、月組の名古屋中日劇場公演「風と共に去りぬ」の配役発表があったようで・・・。
前回の全ツではバウ組の長だった美弥るりかちゃんがどの役に?というのが注目ポイントだったのですが、着席した時に後ろの席の方たちの会話で知ってしまいました^^;ベルですか。・・・うーん、スカⅡで裏表が観たかったのに・・・。

話を戻して・・・。
最後のご挨拶は、なんだか余裕で…☆
新公はもとより、本公演が連日満席で立ち見なことにふれ、スーツケースを持って並ばれる方も…と。
そんな熱心な観客の皆様に応えようと頑張ってきましたし、本公演でも頑張ります…という主旨を落ち着いて。

出のギャラリーもして参りました。10月というのに小雨交じりで12月並の気温だった今日。幸い雨は上がりましたが、冷え込む中、熱心に待つファンには舞台の熱気の余波で大丈夫なのかも?
登場された光ちゃんはフランクにファンの方と言葉を交わしながら、劇場側全てを4 5列だから200人位かな?のファン全員からお手紙受け取って、端まで行ったら折り返しながら新公トートの舞台写真?を笑顔で手渡して・・・。
たくさんのファンやギャラリーにも自然体なれいちゃんでした^^


これでわたくしも雪星花の95期主演新公&ギャラリーをコンプリ―トしたのかと思うと 感慨深いです。
いずれも劣らぬ逸材揃いで…目移りしてしまいますね


宝塚雪組「伯爵令嬢」 日生劇場

2014-10-17 07:09:15 | TAKARAZUKA
2014年10月16日(木)18:30
早霧せいな、咲妃みゆ、雪組新TOPコンビお披露目作品「伯爵令嬢」を観に、日生劇場に行って参りました



ル・ミュージカル・ア・ラ・ベル・エポック『伯爵令嬢』-ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない-

日生劇場公演
公演期間:10月11日(土)~10月31日(金)

■主演・・・早霧 せいな、咲妃 みゆ

ル・ミュージカル・ア・ラ・ベル・エポック
『伯爵令嬢』-ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない-

~細川智栄子あんど芙~みん作「伯爵令嬢」(秋田書店刊)より~
脚本・演出/生田 大和

[解 説]
 19世紀末。エッフェル塔、パリ万国博覧会に代表されるベル・エポック華やかなりしフランスを舞台に、新聞王として世に勇名を馳せる公爵家の子息アラン、孤児院で育ち海難事故で記憶を失った少女コリンヌ、アランに復讐を企むフランソワ、かつてコリンヌと愛を誓い合った盲目のリシャール、狡猾な女スリのアンナなど、個性溢れる登場人物たちが織り成す愛の讃歌です。


前半一幕がちょうどわたくしが原作マンガ、全10巻中半分だけ予習したちょうどその部分が怒涛の展開で繰り広げられており、韓ドラさながらのおはなし運び。

やたらと水難事故が多く、階段から突き落とされて命を落とす人の数も風共の比ではないくらいで……☆
水に流す、というのは細川先生作品には欠かせない
場面なのでしょうが…

と、原作に起因する様々な問題点はさておいて
華やかで楽しく、ちぎちゃん(早霧せいな)はゴーインだけれど新聞社社長としての社会正義に燃えたり悩んだりでちぎちゃんの真っ直ぐな魅力はしっかり伝わる主役。
そして、お歌が悉くちぎちゃんキーに沿って作曲されているため、歌に難を感じない幸せ
みゆちゃん(咲妃みゆ)は「巡り愛は再び」のねね(夢咲ねね)ちゃん仕様の金髪ツインテールに青白ストライプのドレスが似合って、元気で可愛いコリンヌそのもの。
ともみん(夢乃聖夏)は派手な(久方振りの)2枚目。そう、このところコメディエンヌ枠に入って出られなくなるのではと心配していましたが、本来柚希さん似の2枚目なのですよ~^^;
翔(彩風翔)くんはVisualは実は原作のイメージとはちょっと違うのですが(もっと繊細で甘い感じを想像)爽やかで堂々とした人間性は登場人物中ピカ一の素敵なリシャールを好演。
きんぐ(蓮城まこと)の黒い役は最近魅力を増しているように思うのですが、今回も絶好調。
…そして、美しいおじいさま、金髪ロン毛が実は誰よりも似合う大(鳳翔大)ちゃんが、髭さえとれば別人さとばかり、バイトしまくりで、オープニングから各場面、あのきれいな子は!と見るともれなく大ちゃん、という雪組お約束あるある現象が。

しかし…わたくしが震撼したのは、親子設定とはいえ、美穂圭子お姉さまとデュエットする大ちゃんを見ようとは…
手に汗握りました

その美穂圭子お姉さまは、コリンヌ母として素晴らしいお歌を聴かせて下さり、その歌は、ちぎちゃん、とももみん、翔くんらのお歌になまった耳が瞬時に再生したくらい、全くの別物でございました。






宝塚花組「エリザベート」東京宝塚劇場

2014-10-13 01:57:18 | TAKARAZUKA
三井住友VISAカード ミュージカル
『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』

脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ
音楽/シルヴェスター・リーヴァイ
オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会
潤色・演出/小池 修一郎

[解 説]
 上演回数799回、観客動員数192万3千人――今や、宝塚歌劇を代表する人気ミュージカルとなった『エリザベート』を、宝塚歌劇100周年を記念し上演します。一人の少女がオーストリア皇后になったことから辿る数奇な運命に、黄泉の帝王という抽象的な役を配した独創的なストーリーから成り、美しい旋律で彩られたミュージカル・ナンバーは高い音楽性を持ち、多くの人々を魅了してきました。世界各地での海外上演に先駆け、1996年に宝塚で初演されてから、今回で8度目の上演となります。花組新トップスター明日海りおがトート役を演じる大劇場お披露目公演です。

「エリザベート」、東京公演が昨日、2014年10月11日(土)に初日を迎えました。
翌日の10月12日(日)15:30公演に行って参りました。



ムラでは8月26日に観ており、大劇場での公演を終えての東京公演、どう変化したか、興味駸々での観劇です。

2階席からの観劇で、全体の構図や銀橋と本舞台での人の配置など、幻想と現実が行きかうミステリアスな舞台の雰囲気が色濃く感じられ、トートダンサーたちの顔もひとりひとり見分けることが出来、お席自体は一階席前方の前回の方が良かったのに、作品を味わうという意味では、今回の方が深く入り込めたようにも思います。

そう、トートダンサーを見分けられるようになった結果、衝撃的なマデレ―ネ配役でしか認識していなかった95期の若手スター水美舞斗くんが黒天使で好ポジションにいることを確認。
今まで花の95期スターといえば柚香光くんで、ちょっと目に入っていなかった観のある彼女、今回、クールなトートダンサーがなんともステキで、目を惹きつけられてしまいました。
あのシャープな鼻筋、頬骨、涼やかな目元、筋肉質な身体の安定したアティチュードのポーズ…
並み居る黒天使ダンサーズの中にあって一際、シャープで立体的な美貌と存在感に目を離せず。
人魚で登場のマデレーネに身をやつして^^;いる時も、みっちゃん(北翔海莉)フランツの回りをパドブレで余裕で一周する姿が眩しくて

何だか皆さん大劇場の一カ月、役として過ごしたことで色々深まっていて・・・

・みりお(明日海りお)トートには風格が。
・蘭ちゃん(蘭乃ハナ)エリザベートには成長してからの大人のエリザの年月が。
夫フランツ・ヨーゼフを一度拒絶してから条件を呑ませて彼の前に再び姿を現す白いドレスで神々しく登場する場面、必死で仕上げた観のあった前回観劇時とは違い、自信を深めて威厳すら漂う大人の女性として成長した姿にちゃんと見えました!歌唱と演技が馴染んできたかと。娘時代の軽快さ(得に乗馬の真似をしてみせる足運びの快活な若さ!)はお手の物ですが、大人になってからの孤独が表現出来るようになってぐっと良くなりました。
・いちかちゃん(桜一花)ゾフィー様には一層の威厳と説得力が。
それでいてフィナーレの娘役群舞ではだれよりも未だに可憐で。歌踊り姿演技、一花ちゃんが娘役TOPになるタイミングを逸して今回退団することが本当に惜しいと改めて。
・ハンガリーの貴族であり革命家の長であるエルマー役あきらくん(瀬戸かずや)、エリザベート同様、青年期から老年期までを見せますが、髭をつけた美中年、美熟年いずれもますますカッコ良い。
・ユズカレーちゃん(柚香光)ルドルフの登場時から運命にそして黄泉の帝王ト―トに絡め取られて自殺するまでの清冽な輝きがきっちりとオールバックにした金髪とクールな美貌で唯一無二の皇太子ぶりたるや。
ルドルフの自殺に胸蓋がれるハプスブルク家よりもフィナーレまで観られないのね、とわたくしが悲しむ・・・
・仙名彩世さんの自分がエリザだと思っている精神病院の患者ヴィンディッシュ嬢、万華鏡の如くの表情の変化と存在感が孤独と自由を歌う蘭はなエリザの歌の深さを引き立てて…☆
・だいもん(望海風斗)のイケズなルキーニもますますシニカルに。この日のアドリブは「世の中は3連休なんだって?俺も花組のエリザベートッて云うのを観に行ってみたいなぁ」でしたv
・唯一、大劇場の方が良かったxxxと思ったのはマダム・ヴォルフのがりんちゃん(大河凛)。
ムラではどのコレクション嬢よりも艶やかでコケティッシュな美女だったガリンヴォルフが世間の垢を身につけてしまったこと(笑) いえ、役作りとしては正解なのですが^^;
・難を言えば、花乃まりあちゃんのエトワールだけはやっぱり音域があっていない苦しさがありますね・・・。
・喜ばしいのはエリザの母役、何公演もの間休演続きだった花野じゅりあちゃんが復帰してくれたこと。久しぶりに観る彼女はやはりしっとりゴージャスな大人っぽい美人ですね。リヒテンシュタインの芽吹幸奈ちゃんが上品なクールビューティ、姉のヘレネ華耀きらりちゃんがかわいい系、一花ちゃんが小柄で可愛らしい役から黒いパワフルな役までなんでもござれな万能タイプと上級生花娘の充実度が舞台を豊かにしてくれます。
・専科のみっちゃん(北翔海莉)フランツ、2番手役にわざわざお越しいただく意味のある美声と演技の説得力たるや。わたしの目で見てくれたなら…の言葉に深くうなずく「夜のボート」は本当に説得力がありました!
若いころから老年まで、一貫して誠実で深く国と妻を想い、エリザベートやルドルフには耐えられなかった重圧を静かに引き受けて生を全うする国王の姿・・・

役と役者がピタリとかみあい、耳と目が喜ぶ至福の時間を約束された舞台はそうそうないもの。

チケット難は仕方ないですねと納得の価値ある「エリザベート」だと思います。



宝塚100周年記念大運動会

2014-10-12 07:56:27 | TAKARAZUKA
2014年10月7日 17:00開始19:10終了予定・・・の
10年に一度の祭典、宝塚歌劇団の全生徒、音校生含めて473名に観客9600人が大阪城ホールに集結する一大イベント、「大運動会」
遠征して参りました
宙組応援席からのVIEWでレポート致しますね。



爽やかな秋晴れの中、大阪城ホールへ向かうと・・・おぉ!組Tシャツを着用の上、色々とコスプレ?仕様にバージョンアップした装いの方々が・・・。赤白Tシャツにアフロの「PUCK」たちも見かけましたがあれはきっと月組応援席??
わたくしも髪に紫のリボンをあしらいましたが、そんなものでは足りないことがすぐに判明^^;


席から見える光景・・・圧巻です。センターは一般席で、アナウンサー&表彰台側から左手に専科席(黒)花組(ピンク)月組(黄)右手は宙組(紫)星組(青)雪組(緑)ときれいに色分けされています!

組の応援席からはベンチも見えるんですよね。
競技から戻った選手を温かく、時に熱狂しながら迎える組子たちを観る醍醐味が・・・
リレーで逆転されちゃったゴメンナサイの選手を迎えるりく・かけるの泣きそうな温かい笑顔をキャッチしたり、喜びのハグをしあう宙組子に嬉しさを分けてもらったり

全9種目。
司会はフジテレビの笠井アナと元月組トップの真琴つばささん。
笠井アナは長年のヅカファンというふれこみだったのですが・・・。ジェンヌの名前間違えすぎ。真琴つばささんは流石の安定感でしたが。掛け合いは軽妙で。
突撃レポーターは陽月華ちゃんと蒼乃夕妃ちゃん。体育会系娘役TOP・OGで揃えましたね^^

まずは入場行進。宙組スタートだったのですが、これが・・・
移動する高い舞台の上には長い脚を組んだラインハルト様が!赤毛のキルヒアイス、ヤン、ヒルダも!「銀河英雄伝説@TAKARZUKA」の替え歌での入場。各組応援席に向けて「ファイエル!」するラインハルト様を見られただけでも幸せ最後は凰稀さんのマントを翻すお姿も観られて撃沈。。する間もなく次は星組。
柚希さんから全員が黒の学ランで曲は「ドラえもん」からのジャイアンソングをもじって「俺はちえチャン様だ」。星型の隊列で学ランを脱ぐと下が各組カラ―のTシャツ姿。星のブルーが他組を超えて優勝!という趣向。
雪組は次回大劇場作品の「ルパン三世」を和風にアレンジ。それにしても新TOP早霧せいな氏は初TOPお披露目が大運動会とは、さすが体育会系TOPですね^^。
月組はヤンキ―風味??金色の龍真咲さんと真っ赤なジャンプスーツのちゃぴ(愛希れいか)ちゃん以外は皆さん黒の学ラン姿。一輪車のマギーさんが数台引き連れて・・ではなくて一人だったのが印象的?^^;まさおくんの大きな三日月つきのチャリ(自転車)が・・・バナナつきのママチャリに見えました(笑)
専科、音楽学校生連合は白のジャージー姿。センターの御神輿?の上で、日舞がお得意の松本悠里さんが白いドレスで舞うという趣向。
花組はムラの千秋楽を終えたばかりの「エリザベート」で。明日海りおさんのトート閣下を中心としてスタイリッシュな黒スーツ軍団の降臨

■「75メートル走」
各組5人の選抜メンバー。宙組の遥羽ららちゃんが早い!星は音花ゆりちゃん、花のマイティ(水美舞斗)は確認。

■「大玉ころがし」
一般視聴者参加競技。各組カラーの大玉を転がしながらポールを回るリレーですが、結構難しそう。隣のレーンとの間が狭いので大玉どおしがターンするときにぶつかっちゃうのですね^^;。
全回90周年でも椅子取りゲームでその闘志を見せつけた月組TOPの龍真咲ちゃんがポールを回る時に係の人を轢いてましたxxx期待を裏切らないアグレッシブなまさお・・・。

■「宝塚歌劇記念ダービーくん」
生徒2人ファン2人の4人がぬいぐるみの馬?ダービーくんにまたがっての20メートルリレー。ムカデ競走みたいなものです。結構ダ―ビ―くんを落としてしまう事故多発?専科の北翔さんの早さがすばらしい。実況の「北翔海莉の馬でございます」専科一位の唯一の種目となりました^^

■「ダンシング玉入れ」
これは最高!!各組30人の生徒が玉入れをするのですが、途中音楽が鳴るとオリジナルダンスにすばやく切り替え、またホイッスルが鳴ると玉入れ再開・・を繰り返すというハードで楽しい競技。今回お初らしいのですが、ダンスも加点されるとあってそのクオリティが半端ない。宙の3組同時に開脚リフト!をアクセントにしたダンスに釘付けになりつつもお隣の星組をチラ見すると広く場所を使っての本公演さながらのTOPコンビのリフトが繰り広げられており文字通り「目が足りない」状況に。このダンスは星1位宙2位でした。玉入れも宙が一斉に皆揃って投げ上げるという独自の作戦で2位。長身の選手を配したのか星が1位でした。丁度視界に入るのが1位2位の組でしたのでハイクオリティの闘いを見られたということで・・・

■「大縄跳び」
各組20人で。なかなか各組独自の工夫を凝らして・・・。隊列の組方もそれぞれこだわりが?カウントでオッと思わせたのが我が宙組。「タタン」と聴こえる掛け声を大海亜呼さんがクリアに発声。凰稀かなめちゃんも隊列が乱れそうになると手信号で調整して、宙組が63回で1位でした。2位は雪組。

そして中間発表。星組が83点でトップ、ついで宙組73点。
ハーフタイムセレモニーで応援合戦再び
月組は真咲ちゃんが指揮者での「第九」合唱。勿論勝利の替え歌で。組子は白シャツ襟元に蝶タイで。ここオペラで美弥るりかちゃんをしっかり観ました!黒髪で合唱団員姿が少年のようで可愛い
と思うと次は宙組!
実咲凛音ちゃんの男前な大太鼓もさることながら・・・
凰稀さんの白学ラン姿が麗しくて!宙応援席からはその「宙」と大きく書かれたお背中を頂点とした組子の三角形が見えて、その延長線状の応援席も従えて。全ての「宙」を背負っての高らかな応援エール
ステキでした・・・


星組は鶴美舞夕さんの伝家の宝刀バトン技をふんだんに織り込んだ応援が華やか。ちえちゃんのジャイアン、ねねちゃんのジャイ子。ねねちゃんは赤いベレーとプリーツミニ。白いニットで普通に可愛く、胸の「ジャイ子」札がなければあのジャイ子とは思えませんでした(笑)
雪組は九州出身のちぎちゃん(早霧)にちなんでか、長崎の中華街のお正月のような龍の踊り。ここで、黒装束で長い龍を操る笑顔のれいこ(月城かなと)ひとこ(永久輝せあ)をキャッチ^^
花は淡いピンクと黒でスタイリッシュに。最後は・・明日海さんの花組ポーズで決まり

■「椅子取りゲーム」
100周年にちなんでの100脚の椅子スタートなのだとか。CS視聴者参加そして演出家の先生方々スタッフの方も参加。130人の中から正塚先生、石田先生らがそして一般の方々がまず脱落。途中頭に大きなピンクリボン装着の花組娘役の生存率の高さが指摘され、さすが・・@@。もう、坐りに行ってないですものね。真っすぐ椅子に突進して抱きかかえて奪取しているという姿を確認致しました。最後の方になるとすでにほとんど歩いていなく目はお目当ての椅子に釘付けというのが勝利のカギかと^^;
最後は3人で1脚を。優勝は月組の若手。翔我つばきくん優勝。最後まで残ったのは花組の朝月希和ちゃんとと雪組の花瑛ちほさんでなんとなく納得。えーちゃん(花瑛)の眼光の鋭さが素敵でした。。。椅子の脚が変形するほどの(!)熱戦でありました。

■「ドン・ガン・ジャン・ヒーローズ!!」
障害物競争です。TOPコンビと2番手が出場。
結構ルールがややこしい。
第一走者は2番手。ネットを潜って台詞の書かれたボード選ぶ。それをトップ娘役にリレー。娘役はそのセリフの作品の写真を2枚選んでトップスターに。トップは作品タイトルのタスキをかけて衣装を選び、最後に台詞を言ってゴールするというゲーム。とても面白そうなのだけれども、各組入り乱れて、セリフを言うところまで、途中がどうなっているのかよくわからないのが残念。「ロミオとジュリエット」の月組、龍真咲くんは自分の役でラッキー?が1位。早霧せいなさんがなぜか?「ファントム」、柚希さんは経験ありの「ベルばら」で「シトワイヤン!行こう~~~!!」とトキの声を上げて大いに盛り上げ、次は凰稀さんの意外過ぎる「ノバ・ボサノバ」。明日海りおちゃんの「ミー&マイガール」轟さんの「うたかたの恋」。これ、DVD発売するときには各組VIEWでのボーナストラック付きにしてほしいです。各組それぞれで通しでじっくり観たかった・・・。
何が何やら・・とワタワタしている間に次々ゴ―ルでジレンマ演目でした^^;

■「100名大綱引き」
各組、50人ずつの出場。これは体育館を借り切ったり、大相撲の力士や自衛官の指導を仰いだりと相当周到に準備された真剣勝負!トーナメント方式で、まずは花組対星組。
第一戦からハプニング発生。花組大勝利!盛り上がったところで星組からクレーム。足元のリノリウムの敷物がはがれてずれていたのを審判が気付いて試合を中断すべきだったのに・・・。再試行で星勝利。花が気の毒。こういうもやもやを残さないためにジェンヌは真剣勝負なのだから運営側もしっかり対応しておいてほしい。
宙組はかなり長時間拮抗したあげく残念!。月組は伝統の黒アフロで臨み、これでは誰が誰だかわからないかな・・・とオペラをのぞくとなんと美弥るりかちゃんが!あんなに細いのに参加しているとは!と見ると、きりりと真剣な面ざしで綱を手に取る姿にキュンとしました 結果は星組の優勝。柚希礼音さんの励まし方が絶妙!

■「組対抗リレー」
最後の種目。1位には70点が加算の逆転劇を想定しての最終戦。花組に水海舞斗・柚香光の95期スターコンビを発見。各組8人。宙は澄輝さやとくん、松風輝くん、星月梨旺くん、潤奈すばるくん、和希そらちゃんらを確認。月組が圧勝。「THE KINGDOM」でシャーロック・ホームズ役だった佳城葵くんが俊足らしく、走る種目にはことごとく出場していたのが印象的。あと星の歌姫、音花ゆりちゃんも走る人だったのですね。雪の舞咲りんさんも。意外な娘役アスリートの実力など色々意外な発見が。
この種目でも残念なことが一つ。スターターに阪急ブレーブスの盗塁王福本氏が起用されたのですが、・・・「位置について、よーい、ドン」のはずが「位置について、ドン!」で虚をつかれたスタートに。やり直しになるかと思いきや続行でスタート乱れまくり。これは・・;;
もう、真剣勝負なのだから、きちんとした専門家をスタッフにして盤石の構えでお願いしたい。
ゲストは野球でも始球式などセレモニー系でしか登用していないのですから、勝負に関係ないところで使っていただきたいです。


結果、総合優勝は星組173点。2位は我が宙と思いきや、リレーの加点が効いて月組が154点で2位。3位が宙組の135点、雪組85点、花組78点でした。
MVPは柚希さん。90周年に続き、運動会ジェンヌとして名を残したかと^^
表彰されるジェンヌが呼ばれる度に全力疾走で表彰台に向かい、また元の位置に戻るのが秒の早さだったのが印象的。この人たち・・・どこまでも全力投球なのねと一層愛おしくなりました
最後退場まで各組らしいパフォーマンスつきで・・・。
なんともお名残り惜しくも楽しくて。
それにしても組応戦席は忙しい!ポンポンと音のでる長風船?を駆使して、事前に渡された応援メニューに従って振ったり掛け声かけたりで。オペラを観たくても両手にポンポン・・ですが、もうオジサンっぽくても背に腹は代えられないわと首からオペラを下げるわたくし^^;
それにしても熱戦でした!予定時間を1時間20分オーバー、約3時間半の夢の時間をありがとう


Tシャツの背中には組子全員の名前が・・・


100周年のイベントがひとつずつ終っていきます・・・