2014年10月23日(木) 18:30~
東京宝塚劇場での「エリザベート」新人公演を観て参りました。
某所では通常本公演の半額のチケットがB席で20000円、S席は30000円が相場、で取引されるほどの人気を博したこの公演。その価値はあったかどうか。
宝塚大劇場ではクールな美貌で人気の95期生男役、柚香光主役ということで、大劇場なのにチケットがなく、東京で満を持しての観劇に。。。。
【主な配役】 (本公演) 新人公演
トート : (明日海 りお) 柚香 光
エリザベート : (蘭乃 はな) 花乃 まりあ
フランツ・ヨーゼフ :(北翔 海莉) 和海 しょう
ルイジ・ルキーニ: (望海 風斗) 水美 舞斗
ルドルフ: ( 芹香 斗亜・柚香 光 ) 優波 慧
*~*~*
皇太后ゾフィー: ( 桜 一花 ) 仙名 彩世
少年ルドルフ : (矢吹 世奈) 桜舞 しおん
グリュンネ: (高翔 みず希) 舞月 なぎさ
ラウシャー大司教: ( 紫峰 七海 ) 峰果 とわ
ケンペン: (夕霧 らい) 高峰 潤
ヒューブナー: (航琉 ひびき) 七輝 かおる
シュヴァルツェンベルク: (羽立 光来) 飛龍 つかさ
エリザベートの父・マックス : (悠真 倫) 羽立 光来
エリザベートの母・ルドヴィカ: (花野 じゅりあ) 華雅 りりか
エリザベートの姉・ヘレネ: (華耀 きらり) 春妃 うらら
女官長・リヒテンシュタイン: (芽吹 幸奈) 乙羽 映見
女官 ・スターレイ: (梅咲 衣舞) 夢花 らん
ハンガリーの革命家エルマー・バチャーニー: (瀬戸 かずや) 矢吹 世奈
ハンガリーの革命家シュテファン: (鳳 真由) 綺城 ひか理
革命家ツェップス: (天真 みちる) 冴華 りおな
ハンガリーの革命家・ジュラ: (芹香 斗亜・柚香 光) 亜蓮 冬馬
死刑囚の母: (菜那 くらら) 新菜 かほ
マダム・ヴォルフ: (大河 凜) 真彩 希帆
黒天使(マデレーネ): (水美 舞斗) 更紗 那知
終演直後の観客の声は・・・
「柚香さんのビジュアルが凄いんですけど」とか「きれいね、リアルに綺麗ね」といった声が・・・。
本当に綺麗で帝王で血が蒼い感じがして。ハマり役ですね。
柚香光のト―ト。彼女がTOPになった暁には是非本公演として上演してほしい。
とにかくカレーくんのスタイル、表情、演技の強弱、指先まで行き届いたフォルムと動きの美しさは圧倒的。
歌は最初の内はエコーがかなりかかっていて音響さんの支えが…^^;と思いましたが、だんだんシャウト系の盛り上げなど、本役さんとは違ったアプローチで魅せてくれました。
95期同期スター、マイティこと水美舞斗がルキ―二を。マイティルキと柚香ト―トの並びが黒白美形並びで素敵。
マイティは鳩が出ますよからの皇帝夫妻ハンガリー訪問省略を全部説明する長丁場も、客席を程よくいじりながら華麗に場を持たせ、マダムヴォルフとのキスシーンもリップ音付きで。シャープな顔立ちがうさんくさいイタリア人暗殺者、黄泉の帝王の僕としての役割にぴったり。存在感を示しました。
そのマダムヴォルフの真彩希帆ちゃんは歌も上手いし演技も達者。アルバイトが忙しく、シシィの少女時代は親戚夫婦、ラスト、スイスの場面では風船を持ってはしゃぐ男の子に・・と大活躍
彼女は星組に異動するのですよね。すでに次期トップと目される2番手紅ゆずるさんの相手役候補が95期の妃波風ちゃん、96期の綺咲愛里ちゃんとで争われている?中にもうひとりのヒロイン候補97期の城妃美玲ちゃんとトレードで98期生の真彩ちゃんが加わるという構図ですが、実力に破綻なく、容姿にも特にクセのない彼女、TOP娘役候補としての条件は充分満たしていますね。どうなりますことやら・・・^^
花乃まりあちゃんのシシィは似合っていました。
歌も彼女はもともと うんとソプラノのパート以外は安定していますし…☆
ビジュアルも、シャープではっきりしたお顔立ちが照明やシシィのドレスにあっていますね。
大人の演技が似合う彼女なので、落ち着いた声で、後半の演技もこなしていました・・が特にここがヒロインとして胸に迫った、という印象はないかも。休憩除いて2時間半の本公演を休憩なしの2時間に変えている時点でヴィンディッシュ嬢との精神病院の場面は省略されていて、ハンガリー訪問の見せ場もルキ―二のセリフで片付けられていますしね^^;
というより、この新公はタイトルこそエリザベートですが、実質「トート」。
まだわたしを愛していない~!も、それで傷つくというよりは、なんだと!(憤慨)的で、カリスマロックミュージシャンな風味の俺様トートでした。
対照的なのは、フランツ和海しょうくん。
上品で正統派の歌唱で伸びやかな声が綺麗。
後半年齢を重ねてからは声を力強く作っていて、彼女も役にあってました。本役みっちゃん(北翔海莉)ほどの温かさはなく、皇室感強め。
ルドルフ優波くんは、背も高いし歌もそこそこですが、あまり動いたときのフォルムが綺麗じゃない(柚香光くん比)のが残念・・・。
ゾフィー様 仙名さんは顔芸が素晴らしい!お見合いの場面、フランツがシシィを選んで全員驚きのあまり固まる場面、このままポスターにしても良いかも・・くらいのステキな表情で。
お歌はもちろん正統派の質の高いものでしたが、一花ちゃんほど強弱のメリハリはなかったかしら?
最近の新公は、見応えありますね
一階中ほどの通路席での観劇、視界が広くて見やすかったです。♪
ところで、この日の夕方、月組の名古屋中日劇場公演「風と共に去りぬ」の配役発表があったようで・・・。
前回の全ツではバウ組の長だった美弥るりかちゃんがどの役に?というのが注目ポイントだったのですが、着席した時に後ろの席の方たちの会話で知ってしまいました^^;ベルですか。・・・うーん、スカⅡで裏表が観たかったのに・・・。
話を戻して・・・。
最後のご挨拶は、なんだか余裕で…☆
新公はもとより、本公演が連日満席で立ち見なことにふれ、スーツケースを持って並ばれる方も…と。
そんな熱心な観客の皆様に応えようと頑張ってきましたし、本公演でも頑張ります…という主旨を落ち着いて。
出のギャラリーもして参りました。10月というのに小雨交じりで12月並の気温だった今日。幸い雨は上がりましたが、冷え込む中、熱心に待つファンには舞台の熱気の余波で大丈夫なのかも?
登場された光ちゃんはフランクにファンの方と言葉を交わしながら、劇場側全てを4 5列だから200人位かな?のファン全員からお手紙受け取って、端まで行ったら折り返しながら新公トートの舞台写真?を笑顔で手渡して・・・。
たくさんのファンやギャラリーにも自然体なれいちゃんでした^^
これでわたくしも雪星花の95期主演新公&ギャラリーをコンプリ―トしたのかと思うと 感慨深いです。
いずれも劣らぬ逸材揃いで…目移りしてしまいますね
東京宝塚劇場での「エリザベート」新人公演を観て参りました。
某所では通常本公演の半額のチケットがB席で20000円、S席は30000円が相場、で取引されるほどの人気を博したこの公演。その価値はあったかどうか。
宝塚大劇場ではクールな美貌で人気の95期生男役、柚香光主役ということで、大劇場なのにチケットがなく、東京で満を持しての観劇に。。。。
【主な配役】 (本公演) 新人公演
トート : (明日海 りお) 柚香 光
エリザベート : (蘭乃 はな) 花乃 まりあ
フランツ・ヨーゼフ :(北翔 海莉) 和海 しょう
ルイジ・ルキーニ: (望海 風斗) 水美 舞斗
ルドルフ: ( 芹香 斗亜・柚香 光 ) 優波 慧
*~*~*
皇太后ゾフィー: ( 桜 一花 ) 仙名 彩世
少年ルドルフ : (矢吹 世奈) 桜舞 しおん
グリュンネ: (高翔 みず希) 舞月 なぎさ
ラウシャー大司教: ( 紫峰 七海 ) 峰果 とわ
ケンペン: (夕霧 らい) 高峰 潤
ヒューブナー: (航琉 ひびき) 七輝 かおる
シュヴァルツェンベルク: (羽立 光来) 飛龍 つかさ
エリザベートの父・マックス : (悠真 倫) 羽立 光来
エリザベートの母・ルドヴィカ: (花野 じゅりあ) 華雅 りりか
エリザベートの姉・ヘレネ: (華耀 きらり) 春妃 うらら
女官長・リヒテンシュタイン: (芽吹 幸奈) 乙羽 映見
女官 ・スターレイ: (梅咲 衣舞) 夢花 らん
ハンガリーの革命家エルマー・バチャーニー: (瀬戸 かずや) 矢吹 世奈
ハンガリーの革命家シュテファン: (鳳 真由) 綺城 ひか理
革命家ツェップス: (天真 みちる) 冴華 りおな
ハンガリーの革命家・ジュラ: (芹香 斗亜・柚香 光) 亜蓮 冬馬
死刑囚の母: (菜那 くらら) 新菜 かほ
マダム・ヴォルフ: (大河 凜) 真彩 希帆
黒天使(マデレーネ): (水美 舞斗) 更紗 那知
終演直後の観客の声は・・・
「柚香さんのビジュアルが凄いんですけど」とか「きれいね、リアルに綺麗ね」といった声が・・・。
本当に綺麗で帝王で血が蒼い感じがして。ハマり役ですね。
柚香光のト―ト。彼女がTOPになった暁には是非本公演として上演してほしい。
とにかくカレーくんのスタイル、表情、演技の強弱、指先まで行き届いたフォルムと動きの美しさは圧倒的。
歌は最初の内はエコーがかなりかかっていて音響さんの支えが…^^;と思いましたが、だんだんシャウト系の盛り上げなど、本役さんとは違ったアプローチで魅せてくれました。
95期同期スター、マイティこと水美舞斗がルキ―二を。マイティルキと柚香ト―トの並びが黒白美形並びで素敵。
マイティは鳩が出ますよからの皇帝夫妻ハンガリー訪問省略を全部説明する長丁場も、客席を程よくいじりながら華麗に場を持たせ、マダムヴォルフとのキスシーンもリップ音付きで。シャープな顔立ちがうさんくさいイタリア人暗殺者、黄泉の帝王の僕としての役割にぴったり。存在感を示しました。
そのマダムヴォルフの真彩希帆ちゃんは歌も上手いし演技も達者。アルバイトが忙しく、シシィの少女時代は親戚夫婦、ラスト、スイスの場面では風船を持ってはしゃぐ男の子に・・と大活躍
彼女は星組に異動するのですよね。すでに次期トップと目される2番手紅ゆずるさんの相手役候補が95期の妃波風ちゃん、96期の綺咲愛里ちゃんとで争われている?中にもうひとりのヒロイン候補97期の城妃美玲ちゃんとトレードで98期生の真彩ちゃんが加わるという構図ですが、実力に破綻なく、容姿にも特にクセのない彼女、TOP娘役候補としての条件は充分満たしていますね。どうなりますことやら・・・^^
花乃まりあちゃんのシシィは似合っていました。
歌も彼女はもともと うんとソプラノのパート以外は安定していますし…☆
ビジュアルも、シャープではっきりしたお顔立ちが照明やシシィのドレスにあっていますね。
大人の演技が似合う彼女なので、落ち着いた声で、後半の演技もこなしていました・・が特にここがヒロインとして胸に迫った、という印象はないかも。休憩除いて2時間半の本公演を休憩なしの2時間に変えている時点でヴィンディッシュ嬢との精神病院の場面は省略されていて、ハンガリー訪問の見せ場もルキ―二のセリフで片付けられていますしね^^;
というより、この新公はタイトルこそエリザベートですが、実質「トート」。
まだわたしを愛していない~!も、それで傷つくというよりは、なんだと!(憤慨)的で、カリスマロックミュージシャンな風味の俺様トートでした。
対照的なのは、フランツ和海しょうくん。
上品で正統派の歌唱で伸びやかな声が綺麗。
後半年齢を重ねてからは声を力強く作っていて、彼女も役にあってました。本役みっちゃん(北翔海莉)ほどの温かさはなく、皇室感強め。
ルドルフ優波くんは、背も高いし歌もそこそこですが、あまり動いたときのフォルムが綺麗じゃない(柚香光くん比)のが残念・・・。
ゾフィー様 仙名さんは顔芸が素晴らしい!お見合いの場面、フランツがシシィを選んで全員驚きのあまり固まる場面、このままポスターにしても良いかも・・くらいのステキな表情で。
お歌はもちろん正統派の質の高いものでしたが、一花ちゃんほど強弱のメリハリはなかったかしら?
最近の新公は、見応えありますね
一階中ほどの通路席での観劇、視界が広くて見やすかったです。♪
ところで、この日の夕方、月組の名古屋中日劇場公演「風と共に去りぬ」の配役発表があったようで・・・。
前回の全ツではバウ組の長だった美弥るりかちゃんがどの役に?というのが注目ポイントだったのですが、着席した時に後ろの席の方たちの会話で知ってしまいました^^;ベルですか。・・・うーん、スカⅡで裏表が観たかったのに・・・。
話を戻して・・・。
最後のご挨拶は、なんだか余裕で…☆
新公はもとより、本公演が連日満席で立ち見なことにふれ、スーツケースを持って並ばれる方も…と。
そんな熱心な観客の皆様に応えようと頑張ってきましたし、本公演でも頑張ります…という主旨を落ち着いて。
出のギャラリーもして参りました。10月というのに小雨交じりで12月並の気温だった今日。幸い雨は上がりましたが、冷え込む中、熱心に待つファンには舞台の熱気の余波で大丈夫なのかも?
登場された光ちゃんはフランクにファンの方と言葉を交わしながら、劇場側全てを4 5列だから200人位かな?のファン全員からお手紙受け取って、端まで行ったら折り返しながら新公トートの舞台写真?を笑顔で手渡して・・・。
たくさんのファンやギャラリーにも自然体なれいちゃんでした^^
これでわたくしも雪星花の95期主演新公&ギャラリーをコンプリ―トしたのかと思うと 感慨深いです。
いずれも劣らぬ逸材揃いで…目移りしてしまいますね