1995年にフランス、ナントで始まり、日本でも、2005年から、ゴールデン・ウィークのお楽しみとして定着した観のあるクラシックの一大イベント「ラ・フォル・ジュルネ」(熱狂の日)
毎年、作曲家やテーマを違えて、連休中の3日間、有楽町の国際フォーラムを中心とした大小さまざまなコンサートホールで朝から晩まで演奏会が開かれている・・・というもの。
今年のテーマはなんと!
「サクレ・リュス(Le Sacre Russe=ロシアの祭典)
バレエはもとより、最近興味のあるものすべてがロシアへロシアへと向いているような気がしている今日この頃、長年通っていたイタリア語学校”BELL'ITALIA”に別れを告げ、この4月からロシア語を学び始めたわたくしにピッタリのテーマではありませんか
実は一番好きな作曲家がプロコフィエフであるという・・・

でも、連休中も、通常と変わらぬ勤務形態ゆえ、一日中音楽三昧、と言うわけにもいかないのよね・・と
あきらめているのが毎年のスタンスだったのですが、今回、友人に声をかけられ、気乗りしないまま調べたところ・・・
なんと!(2度目)
ボリス・べレゾフスキ―が参加しているではありませんか!

ちょっとこわいですけど・・・(笑)
モスクワ音楽院卒。1990年チャイコフスキー国際コンクールの覇者。
超絶技巧派で、ラフマニノフに定評あり。
ふむふむ、夜の9時10時スタートのコンサートもあるのですね^^
仕事帰りに、友人と待ち合わせてオープンエアーのカフェで軽食を取り、余裕で行けるではありませんか
というわけで、行って参りました
2012年5月3日(木)22:00~22:45
東京国際フォーラム ホ―ルA
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番 ト長調 op.44
シンフォ二ア・ヴァルソヴィア、との共演です。
指揮はジャン=ジャック・カントロフ。
第2番を生で聴くチャンスはそうそうありませんので・・・貴重な機会でした^^
緻密で華やかな名演。
ただ・・・惜しむらくはやはり、S席1階前方センターブロックと言えども、この会場はクラシック・コンサート向けではないですね^^;
音が拡散してしまうような印象がxxx
とはいえ、会社帰りに都心の便利な場所で遅い時間に1時間弱の良質な演奏での気分転換ができる、というのは
なかなか良いものでございました
5日にもまた、べレゾフスキ―目当てで行くつもりです^^
あ、新丸ビルなど、有楽町・丸の内のあちらこちらにて、「サクレ・リュス」絡みの無料コンサートや展示が開催されていますので、是非、脚をお運びになってみてはいかがでしょうか?
ちなみに新丸ビルの3階の展示会場でのストラビンスキーとプロコフィエフの展示はなかなか観ごたえがありました
最後にちょっとお口直し(?)の可愛いチェブラーシカをば

2012年5月5日(土・こどもの日)21:00~22:00
再び、東京国際フォーラム HALL A
チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
ボロディン:だったん人の踊り(オペラ「イーゴリ公」より)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: ドミトリー・リス
合唱: カペラ・サンクトぺテスブルク
ピアノ: ボリス・べレゾフスキ―
なんと!
あのだだっ広い国際フォーラム ホ―ルAが満席!!ですよ~@@
確かにキャッチ―な演目、べレゾフスキ―のラフ2、明日も日曜日で休み、夜の公演とはいえ、10時始まりよりはハードルの低い9時始まり、合唱付きでお得感あり?と条件は揃っておりますが。
決して音響が良いとは思えないホールで、ここまでヒトが入るとそれだけでちょっと興奮します。
カプリッチョでちょっと温まってきたところで・・・
だったん人の踊り・・・これは有名ですから、聴けばあぁあぁ、という。
オペラでバレエつきで上演される派手やかな場面で、コンサートなどでも演奏されることが多いですから。
それにしても、ロシアこてこてのエキゾチックピースをこれでもか、と情熱を叩きつけるような力のこもった演奏は大いに会場を沸かせました。
そこで、合唱隊が退出、オケの編成も変わって、下手すみに追いやられていたグランドピアノがセンターに設置されて・・・御大べレゾフスキ―登場。
待ってました!のラフマニノフ2番。
往年のハリウッド映画のロマンスシーンのクライマックスなどで流れていたかも・・・とほとんどの方は記憶にあるメロディーですが、改めて聴くと、その臆面もなく堂々と壮大に展開するロマンティシズムにとにかく圧倒されます。
あぁ~ロシアだわ!
と、陶酔させつつも端正で力強い演奏で、さすがべレゾフスキ―。
はい、ロシア人によるロシア人の曲のロシア人らしい演奏を堪能致しました。
いや、ロシアにしては、コテコテではなく、サンクトペテルブルク系といいますか、スッキリしてますね。
オケも繊細で上品な響きですし、好みが分かれるかもしれませんが、べレゾフスキ―氏の演奏も、抒情におぼれるでもなく、程よく抑制の聴いたスピード感のあるモダンな味わいがありました。
満場の聴衆からの熱い拍手を受けて、まさかのアンコールもあり・・・。
22時始まり公演ですと、会場の閉館時間の絡みもあり、出来なかったのかもしれませんが、
そこも21時始まり公演の余裕ですねv
さびの部分をオケ付きで再度味わうことができてありがたいことでした
VIVA「熱狂の日(La Fole Journee)」

http://www.youtube.com/watch?v=5bNSRAxbB1U&feature=relmfu
http://www.youtube.com/watch?v=lnq60WOb5Tk
(YTでUPされたラフマニノフ2番By べレゾフスキ―を貼っておきます^^)
毎年、作曲家やテーマを違えて、連休中の3日間、有楽町の国際フォーラムを中心とした大小さまざまなコンサートホールで朝から晩まで演奏会が開かれている・・・というもの。
今年のテーマはなんと!
「サクレ・リュス(Le Sacre Russe=ロシアの祭典)
バレエはもとより、最近興味のあるものすべてがロシアへロシアへと向いているような気がしている今日この頃、長年通っていたイタリア語学校”BELL'ITALIA”に別れを告げ、この4月からロシア語を学び始めたわたくしにピッタリのテーマではありませんか

実は一番好きな作曲家がプロコフィエフであるという・・・

でも、連休中も、通常と変わらぬ勤務形態ゆえ、一日中音楽三昧、と言うわけにもいかないのよね・・と
あきらめているのが毎年のスタンスだったのですが、今回、友人に声をかけられ、気乗りしないまま調べたところ・・・
なんと!(2度目)
ボリス・べレゾフスキ―が参加しているではありませんか!

ちょっとこわいですけど・・・(笑)
モスクワ音楽院卒。1990年チャイコフスキー国際コンクールの覇者。
超絶技巧派で、ラフマニノフに定評あり。
ふむふむ、夜の9時10時スタートのコンサートもあるのですね^^
仕事帰りに、友人と待ち合わせてオープンエアーのカフェで軽食を取り、余裕で行けるではありませんか

というわけで、行って参りました

2012年5月3日(木)22:00~22:45
東京国際フォーラム ホ―ルA
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番 ト長調 op.44
シンフォ二ア・ヴァルソヴィア、との共演です。
指揮はジャン=ジャック・カントロフ。
第2番を生で聴くチャンスはそうそうありませんので・・・貴重な機会でした^^
緻密で華やかな名演。
ただ・・・惜しむらくはやはり、S席1階前方センターブロックと言えども、この会場はクラシック・コンサート向けではないですね^^;
音が拡散してしまうような印象がxxx
とはいえ、会社帰りに都心の便利な場所で遅い時間に1時間弱の良質な演奏での気分転換ができる、というのは
なかなか良いものでございました

5日にもまた、べレゾフスキ―目当てで行くつもりです^^
あ、新丸ビルなど、有楽町・丸の内のあちらこちらにて、「サクレ・リュス」絡みの無料コンサートや展示が開催されていますので、是非、脚をお運びになってみてはいかがでしょうか?
ちなみに新丸ビルの3階の展示会場でのストラビンスキーとプロコフィエフの展示はなかなか観ごたえがありました

最後にちょっとお口直し(?)の可愛いチェブラーシカをば


2012年5月5日(土・こどもの日)21:00~22:00
再び、東京国際フォーラム HALL A
チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
ボロディン:だったん人の踊り(オペラ「イーゴリ公」より)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: ドミトリー・リス
合唱: カペラ・サンクトぺテスブルク
ピアノ: ボリス・べレゾフスキ―
なんと!
あのだだっ広い国際フォーラム ホ―ルAが満席!!ですよ~@@
確かにキャッチ―な演目、べレゾフスキ―のラフ2、明日も日曜日で休み、夜の公演とはいえ、10時始まりよりはハードルの低い9時始まり、合唱付きでお得感あり?と条件は揃っておりますが。
決して音響が良いとは思えないホールで、ここまでヒトが入るとそれだけでちょっと興奮します。
カプリッチョでちょっと温まってきたところで・・・
だったん人の踊り・・・これは有名ですから、聴けばあぁあぁ、という。
オペラでバレエつきで上演される派手やかな場面で、コンサートなどでも演奏されることが多いですから。
それにしても、ロシアこてこてのエキゾチックピースをこれでもか、と情熱を叩きつけるような力のこもった演奏は大いに会場を沸かせました。
そこで、合唱隊が退出、オケの編成も変わって、下手すみに追いやられていたグランドピアノがセンターに設置されて・・・御大べレゾフスキ―登場。
待ってました!のラフマニノフ2番。
往年のハリウッド映画のロマンスシーンのクライマックスなどで流れていたかも・・・とほとんどの方は記憶にあるメロディーですが、改めて聴くと、その臆面もなく堂々と壮大に展開するロマンティシズムにとにかく圧倒されます。
あぁ~ロシアだわ!
と、陶酔させつつも端正で力強い演奏で、さすがべレゾフスキ―。
はい、ロシア人によるロシア人の曲のロシア人らしい演奏を堪能致しました。
いや、ロシアにしては、コテコテではなく、サンクトペテルブルク系といいますか、スッキリしてますね。
オケも繊細で上品な響きですし、好みが分かれるかもしれませんが、べレゾフスキ―氏の演奏も、抒情におぼれるでもなく、程よく抑制の聴いたスピード感のあるモダンな味わいがありました。
満場の聴衆からの熱い拍手を受けて、まさかのアンコールもあり・・・。
22時始まり公演ですと、会場の閉館時間の絡みもあり、出来なかったのかもしれませんが、
そこも21時始まり公演の余裕ですねv
さびの部分をオケ付きで再度味わうことができてありがたいことでした

VIVA「熱狂の日(La Fole Journee)」


http://www.youtube.com/watch?v=5bNSRAxbB1U&feature=relmfu
http://www.youtube.com/watch?v=lnq60WOb5Tk
(YTでUPされたラフマニノフ2番By べレゾフスキ―を貼っておきます^^)