雑記帳

日々の雑記帳です。

銀杏考

2010年02月17日 | 日記
銀杏大好きです。

銀杏と言えば、茶碗蒸しです。実家では、割と大きめの器に、少し甘辛くしただし汁の茶碗蒸しを作っていました。これだけでお腹がいっぱいになる?位でした。それには必ず銀杏が入っていました。2つ3つたくさん入っていると、とてもうれしかったことを思い出します。

お店へ食事に行って茶碗蒸しがついてきても、銀杏が入っていないとガッカリします。昭和48年代に流行った「クリープを入れないコーヒーなんて…」ではないけれど、「銀杏を入れない茶碗蒸なんて…」私の中では「茶碗蒸しではない」んです。

昨年11月にお千代保稲荷へ行った時、祖父江産の銀杏を買ってきました。  銀杏にも名前が付いているですよ。ビックリしました。それは大きく分けて、金兵衛(きんべえ)、久寿(久治)(きゅうじゅ)、籐九郎(とうくろう)、栄神(えいしん)の4品種らしいです。

その時以来、ビニールに入れて冷凍室で保存していましたが、殻を外し加熱して冷凍保存した方が乾燥しないと聞いたので、今日、早速実行したわけです。


実家では、銀杏はフライパンで炒っていました。殻のまま炒ります。銀杏の実に焦げ目が付き、香ばしいかおりがします。

最近は、銀杏にペンチで割れ目を入れ、封筒などの紙袋に入れて電子レンジで加熱します。この時、銀杏に割れ目を入れないと、レンジの中でパンパンとハゼますから、気を付けてくださいね。ひすい色や黄金色の美味しい銀杏が顔をのぞかせます。その後、殻をむき、お湯を張った鍋に入れ、お玉の背でこすると皮がツルンと剥けます。


銀杏を割る時、すじの上にペンチを置きます。 丸いところに置くとこのように失敗。力の入れ方が難しい~です。

銀杏の独特な香りも好きです。殻を剥いている時、一粒、二粒、三粒…とついつい食べてしまいます。あのほろ苦くて何とも言えない味わい、触感、どれだけ食べても尽きません。食卓にあがるより私のお腹に入るほうが多いのでは?


銀杏は強いからと言われつつも、なにが強いかも意識せず、食べていましたが、5歳以下の小児は中毒を起こすこともあるようです。いくら好きでもほどほどにということでしょうか。私も体力はそろそろ小児同等で。