歩いた日

2日程前、用が有って外出しました。いつもは車ですが、今日は徒歩です。
昼過ぎ、用事が済んで外に出ると小雪が舞っていました。

途中、年賀状の切手セットが当たっていたので、郵便局へ交換に行きました。そこでいつも散歩で一緒になるご婦人とばったり。「一緒に帰りましょう。」と話していると、局の方が、「まだ手続きにお時間かかりますが、よろしいですか。」とのこと。そりゃいかんわ。私、今日はまだやることがたくさんあるゥ。

彼女にさよならをして歩いて行くと、最近開店したお店まで来ました。お客さんの入りはどうかな？もちろん歩きながら店の中をのぞいて観察。結構な入りだこと。順番待ちをしている人が行列していて。この状態が続けば良いけれど…。外食のチェーン店が入念な調査をしてこの地に開店したのだから、何も私が心配すること無いわ、「いらぬお世話だ」と言われそうなので、歩を進めると、

店先に、カーテンの端切れがワゴンに並んでいました。ちょっとだけ寄り道。

「歩き」の良いところは、ちょっと覗きたい時に、覗けることです。これが車なら、駐車場だの、後続の車だのと、考えているうちに通り過ぎてしまいます。

このカーテン地は今どこの家を飾っているんだろう？これはきっと若い人だな。これは年配者、これは居間に、この色遣いは素敵。我が家でもどうだろう…。次から次へ主婦の想像力は膨らみます。想像するのも飽きたのでまた進行。

道で擦れ違いざま、「お久しぶりね」「最近お見かけしてないけれど、朝散歩してないの？」と声をかけられました。
「最近ちょっとサボっているんです。」「相変わらず、いつもの時間ですか？」と私。
「そう、少し寒いけど、ほぼいつもの時間よ。」とご婦人。
「今日はどこかお出かけされたのですか？」と私。
「節分で笠寺観音へ」・・・・・・・・・・。主婦の会話は尽きません。

この後も、買い物で寄ったスーパーでまた知人に会いました。その後のことは皆さんの想像にお任せです。

ウィンドウショッピングならぬ、ウィンド（風）ショッピングも楽しみ、よくおしゃべりした、さあ早く帰らないと！今日はまだまだやらなければならないことが…節分の巻きずし。