記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

靴底

2010年03月23日 20時22分09秒 | Weblog
先日営業のNさんが、会社が移転してから靴底の減りが半端じゃないという話を靴を磨きながらしていた。
前の会社は駅前にあったのだが、移ってから最低10分は歩く。
いい運動だとは思っていたが特別靴の減りを実感することはなかった。

昨日デパートで買い物をしていたら左足が滑った。靴に石か何かがくっついてしまったのかと思い上りのエスカレーターで左足の靴底を見てみた。
石コロがついていたんじゃなくてその逆だ。靴底が削れていたのだ。踵(かかと)に付いているゴム製のクッションは左右ともに見当たらず、踵本体までざっくり削れていて数本ある支柱となる金具まですり減っていた。
ここまでとは思わなかった。私の靴も営業のNさんといい勝負だったのだ。

相変わらずぴったりくる靴にめぐり逢えない私。オーダーメイドの靴は修理に行くのが億劫で、そのまま履いたら膝を痛めてしまった。
この靴は自分の足のサイズよりやや大きかったので歩く度に靴が踵から抜けて普段よりも地面を擦っていたのだ。
さすがにこの状態では踵総取っ替えになる。そこまでして履きたいパンプスでもないので潔く捨てることにした。そしてダメもとで靴箱に眠っていた二足のパンプスを取り出した。
一足は大学生の時の普段使いではない靴、もう一足はヴィーナスフォートで買った靴。後者は一度もまともに履いてない。理由は購入後、家で試しに履いたら何故かキツキツで履けそうになかったからだ。
この時よりも足のサイズは小さくなったので履いてみる気になった。
とは言っても、安心はしていられない。会社と最寄り駅の距離は縮まらないのだ。
この靴も気づかぬうちに踵が半分になっているかもしれない。
靴も去ることながら歩き方を修正したほうがいいのかも


fine ART photographer Masumi
コメント
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