チェロ奏者の憂鬱。。。

チェロ弾きの安野英之です。
演奏のほかアマチュアオーケストラ指導・指揮、音楽高校の非常勤講師などしています。

参考館でのコンサート(8月30日)

2014-09-03 | 天理高校弦楽部
先月30日は天理参考館で毎月一回開催の「参考館メロディユー」を聴いて来ました。

今回の出演者は、天理小学校オーケストラの弦楽パート、天理中学校弦楽部、天理高校弦楽部という弦楽器の学生たちばかり。

まず最初は小学生によるバルトーク作曲「ルーマニア民族舞踊」。
元気いっぱいの小学生たちは民族のリズムを良く理解し、曲の雰囲気を遺憾なく出していました。

続いて中学校はドヴォルザーク作曲「弦楽セレナーデ」より4・5楽章を。
コンクール仕様に12分にカットされていて、4楽章のしっとりした雰囲気、5楽章の躍動感の対比をしっかりした表現した演奏でした。

最後は高校の弦楽部による芥川也寸志作曲「弦楽のためのトリプティーク」。
この難易度の高い曲を全楽章、よどみなく演奏した彼らは立派なものです。
随所にあるコンサートミストレスのソロも冴えていました。

最後は出演者全員でパッフェルベル作曲「カノン」。
総勢100人での演奏は低弦が1階、高弦が2階に分かれての演奏。
逆に立体的に聴こえてきて効果大だったなと。

天理には若い音楽家もたくさんいるな!と心うれしくなる演奏会でした。

出演
天理小学校オーケストラ(弦楽パート) 指揮:上田真紀郎
天理中学校弦楽部 指揮:岡本直子
天理高校弦楽部 指揮:上田真紀郎
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