今日のテーマは信頼関係。
PDBで働く上での「信頼」についてお話を。
最近、会社にも人が増えてきて、
いい意味での上下関係が生まれてきてます。
ほんとの意味で、この1ヶ月位で初めて、
役員以外の人に、マネジメントというものが求められるような、
体制になってきたいと思います。
初めてマネジメントということを真剣に切実に考えるようになった
方にピッタリの本がこちらです。
パフォーマンスマネジメント
この人をマネジメントするという観点から言うと、
まず「言葉」の定義が非常に重要に成ってくると思います。
何を言ったって、いった「言葉」に込めた意味が、
ちゃんと理解されていなければ、なんにもなりませんから。
そして、目標などにでてくるような「言葉」には、
出来るだけ客観的にジャッジできるような説明をつけてあげる、
必要があることは今更言うまでもありません。
例えば、僕は学生時代に、
就職活動生向けに講演することがたまにあったのですが、
「社会人との人脈を作ってください!」
という話をするときに、「社会人との人脈」をこう定義しました。
自分の家族・親族及びバイト関連、大学関連以外で知り合った人手で、
困ったことがあったときに、相手の携帯に電話をして相談できる関係。
それが夜10時以降であっても、携帯に連絡できる仲であれば、尚良い。
この定義があっているかどうかについては色々あるとは思いますが、
単に「社会人との人脈」を創りましょうといわれてもよく分からない学生に、
こんな関係を目指しましょう!と言う方が、はるかにイメージしやすいと思います。
昔、関門海の創業者で現在会長を務める山口氏に、
「イメージ化できないものは実現しない!」
という言葉を頂きました。
多少丸めることになっても、
言葉をイメージしやすいように補足して話してあげるということは、
非常に重要なことだと思います。
では、
「信頼関係」
という言葉をPDB的にイメージできる様に説明するとどうなるか。
ここでは、PDBのスタッフとお客さんであるベンチャー社長の関係で言いますと、
「詳細を説明しなくても、ある会社を紹介させてもらうための、
時間を空けてくれるような関係」
です。
どういうシチュエーションかと言いますと、
PDBではA社とB社の社長を紹介するという、
マッチングのアポイントを頂くことがよくあります。
その際には当然ながら、
A社の社長には、B社の会社の概要やら、
社長の人柄やら、今回のアポの趣旨らやをお話して、
貴重なお時間を割くに値するかどうかの期待値を判断して頂く、
わけですね。
ところが、こういうことを何度も繰り返していると、
「○○さんの提案は、毎回当たりだからとりあえず会ってみるよ!」
と、内容をあまり説明しなくても、
担当者を信頼して頂いて、ほとんど無条件にアポイントの時間を
頂ける社長がいます。
僕は、こういう関係って、
PDBにおけるお客様との信頼関係の一つかなって思います。
この定義だって、達成されていなければ駄目かというと、
決してそういうわけではありません。
ちゃんと中身を吟味してからでないと、
貴重な時間を割くことは出来ないと言う方針の会社もありますし。
ただ、達成されていなから駄目ということにはならないが、
こういう関係が築けているならそれは、信頼関係という事が出来ると思います。
PDBで働きたいという人たちには、
入社後に早く、クライアントの社長から、
こんな風に信頼させれるように成長して欲しいと思ってます。