始めは同時再建のつもりだった。
私が、乳がんの告知を受けた時、特に乳がんに対する知識が豊富にあったわけでもなく、
むしろ、周りに乳がんの人もいない中
(のちに、自分もそうだったという人がけっこう出現したのはびっくり!!)
だからこそ、けっこう悪くなるまで検診もせず、のほほんとしていたのだが・・・
話を戻すと、そんな状況の私でさえも、おぼろげに刷り込まれた知識として、
今の医学では乳房の形は残せる、つまり温存が当たり前なのだろうという知識があった。
そして、できるだけ、綺麗に治す方向に乳がんをとりまく医療は進歩している、
そんな事をぼんやりと知っていた。
本当に、ぼんやりと・・・・・。
だけど、現実には、病状によっては温存は無理な場合もあることなど、
だんだんに分かってきて、そこで、行きついた答えは、同時再建だった。
やはり、全摘といのは、癌という現実と引き換えても、まだどこかで抵抗があったのだと思う。
それと、「今」の医学の進歩を享受できるこの時代に乳がんになったんだ!
という
これをフルに利用しないでどないすんねん←なぜか関西弁!!
っていう「もったいな根性」のようなものがあって、
同時再建という、喪失感も無く、根治性にも叶う、方法に夢をいだき、
その名医も探し、手術の予約までした。
この段階で、私が見ていたのは、同時再建のみで、「再建」は私の中には無かった。
というか、あえて、切り捨てていた感じかなぁ~、今おもえば。
切り捨てた上での、同時再建の選択だったのだと思う。
ところが・・・・・
世の中、そううまくはいかないですね。
私の病状は、鎖骨の下の筋肉にまで転移がこまかくあるという事で、
全摘をして、尚且つ放射線もあて、さらに術後の病理の結果次第で必要であれば、
抗がん剤を続けるという、なんともまぁ~~
今でこそこうつらつら書けますが、当時はかなり落ち込む病状で、
同時再建どろではありません!!って現実がまっていました。
これが、抗がん剤の折り返しの頃に突きつけられた現実で、
その時、ブログ上で、再建経験者の方から、
きっと、今同時再建を諦めても、それが全てではない、といメッセージを頂いたりで、
・・・・・・・・・・
私が再建へと向かう、布石を投げて頂いたということかなぁ。
ただ、その頃の私は、とにかく命を守る事で頭がいっぱいで、
再建の本をみたり、勉強する気力はなく、私の中から、
「綺麗に治す」なんていう、まさに綺麗事は一旦影をひそめるのでした。
そんな感じの術前でした。
あの頃、自分がどうなるのか、意味も無く、涙が溢れたのが、
今では愛しい幻。
つづく・・・・
追記
ここで書いてる同時再建とは、温存したうえで取ってしまって足りなくなる分を広背筋
をもってきて完全な胸の形で残すという方法です。私の場合です。
で、コメを書こうと思ったら、あれ書けない?
私は再建手術後しばらくは運動も制限されたけど、今はホットヨガにもはまっていて、毎日とまではいかないけど、あちこちレッスンに行ってるよ~
問題はお腹よりも胸の下、肋骨部分なのだ!
O大での再建体験者の情報はあまり無いから、楽しみにしてるよ~
またランチやお茶しましょう♪
好きな物食べて下さい(笑)おなかぺったんこになるんだし…
今は、ホッとヨガですか?
いいな~、私も早く綺麗な胸ラインでいろいろ習いたいよ~
naoちゃんとは、同病院再建仲間ですから、今後ともよろぴくです。
で、縮めますけど、パルミさん、先日はありがとうございました~。
楽しかったですね。
好きなもの食べても、お腹だけに肉がつき、お腹だけが再びぺっちゃんこになるならいいけど、他が太ったら悲劇~~~!
ま、でも、上の最新の記事であっさり、すき焼き却下してますからね^_^;。