まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

おかき

2013-05-26 20:31:29 | 日記
「おかき」は日本の宝であろう。
前に述べた「天ぷら」や「かまぼこ」「おでん」「うどん」など、日本にはお宝がたくさんあると思う。
テニスの後にビールを飲みながら、おかきをポリポリと食べる。
日本に生まれたことを、幸せに思う瞬間である。
自慢じゃないが、昔からおかきの味にはうるさい。
重要なポイントは、程よい醤油味と食感。
湿ってぶよぶよなものは、「おかき」ではなく「スライム」と呼ぶべきである。
新潟に「山文」というメーカーがあり、昔はそこの「雪衣」という少し辛いおかきを良く食べた。近くには売ってなくて、高島屋とか三越にわざわざ買いに出かけたものだ。
ある時から味が変わって、すごく薄味になった。
健康志向で塩分控えめに変えたのか、職人が交代したのかも知れない。
それ以来「雪衣」は買わなくなった。
今ハマっているのは、近くのスーパーで売っている「越後製菓」の「黄金千枚」と「大柿」。この2種類を毎日のように食べている。
千枚は少し甘く、大柿は少し辛い。
どちらも味は濃く、パリパリとして美味しい。
塩分の取り過ぎはカラダに悪いので、気にしながら少しずつそっと食べている。


猫の話

2013-05-25 19:50:56 | 日記
フジテレビ朝のニュースバラエティー番組の中で、「土曜日のにゃんこ」というのを放送している。ふだんはNHKのニュースを見ているが、今朝はたまたまチャンネルを切り替えたら「にゃんこスペシャル版」だった。
各地の観光スポットに住む猫の特集だが、静岡に住む「アイ」という猫の寝姿が実に可愛かった。海を赤く染める夕焼け、遠くに富士山を望む恋人岬、そして飼い主の腕の中のアイ(愛?)。ちょいと出来過ぎのシチュエーションだが、なかなか絵になっていた。
猫は好きである。
結婚する前奥方に、自分は「猫年生まれである」と説明したら、しばらくの間それを信じていたみたい。十二支の中に猫はいない。ネズミに騙されて「決定会議」への到着が遅れ、認知されなかったためである。猫年生まれの人・・・じゃなかった、猫好きの人はお人好しが多いかも知れない。
都会では家の中で猫を飼うのが当たり前のことになっているが、それは猫にとって果たして幸せだろうか。家の中でも外でも自由気ままに歩きまわるのが、彼や彼女たちの本来の姿ではないだろうか。
そろそろお迎えが来そうなおじいさんになったら、日当たりの良い縁側で猫と一緒にひなたぼっこをしていて、そのまま人生の最後を迎えるというのが理想の形だと昔から思っている。
マンションに住んでいる今となっては、夢となってしまったが。

クレヨンしんちゃんは実在する

2013-05-24 20:53:50 | 日記
今日はテレビで「クレヨンしんちゃん」をやっていた。
最近はほとんど見ないが、まだやっているみたい。確か、原作者は亡くなったはずだが。
初めて原作のマンガを見たのは、福岡にいた頃。
テニスクラブでお昼を食べに行った喫茶店に、本がたくさん置いてあった。
原作はアニメより少しシリアスで、大人の私にも面白かった。
ニヤニヤしながら、マンガ本を見ながら食事をしているおじさんは、傍から見ると少し気持ち悪かったかも知れない。
「クレヨンしんちゃん」は実在する。3つほど証拠を挙げよう。
「エレベーターの社長」
なおちゃんが、ママとエレベーターに乗ると、ときどき見る上の階のおじさんが乗っていた。カバンを持っていないのを見て、なおちゃんはつぶやいた。
「さては、社長だな」むっつりと気難しげなおじさんの顔に、思わず笑みがこぼれた。おじさんが社長かどうかはさだかでない。
ママは顔から火が出た。
「土曜日の午後の状況」
とある土曜日の午後、マンションの前の歩道でママとなおちゃんは3人連れの若い親子に出会った。「散歩ですかー?」なおちゃんは、まるで前からの知り合いのように気安く声をかけた。もちろん、全く知らない人たちである。若い親子連れはニコニコとしていた。
ママはまた顔から火が出た。
「学校にて」
小学校で運動会があった。ママたちが係の先生にパン食い競争の話を聞いていると、いつのまにか、なおちゃんがいなくなった。ママはいやな予感がした。
気がつくとなおちゃんが景品のパンを口にくわえて立っていた。
校庭には小学生や父母たち合わせて300人くらいが集まっていた。先生たちの中でも少しエラい先生が壇上でなにやら説明をしている。
また、なおちゃんが見えなくなったので、ママは不安にかられた。ふと見ると、演説をしている先生の壇の下で、何やらごそごそしている。やがてサッカーボールを持って壇に上がると、一生懸命に説明をしている先生の横に、チョコンと腰掛けた。
みんなが見ていた。友達のパパは「おお、パワフルな子供だね」と感心していた。
ママは「あははは」と笑ってごまかすしかなかった。

認知症予備軍

2013-05-23 20:02:03 | 日記
今日はテニスに行った。
テニスクラブの駐車場に到着して、さてテニスバッグを取り出そうと思ったら見当たらない。一瞬、頭の中が真っ白になって、その後顔が真っ青になった。
バッグの中には、カード、財布など貴重品も入っている。
あわてて家まで取りに帰る。いつもは安全運転、エコ運転を心がけているが、その時は、かなりぶっ飛ばした気がする。
マンションの駐車場に着いたら、あったあった。
駐車場の脇にぽつんと置かれていた。
15年以上車でテニスに出かけているが、初めての経験だ。
今日はお腹の調子が悪かったし、駐車場の出入口に外の車が停めてあったとか、いつもとは少しだけ違った状況がそんな重大な結果を招いたのだろうか。
単に年をとって、物忘れが激しくなっただけかも知れない。
そのまま、またテニスクラブに行ってテニスを楽しんだ。
バッグの中にいつもの腕のサポーターも入っていなかったので、少し調子が悪かった。

人生のディナー

2013-05-22 21:35:57 | 日記
7時のNHKニュースの後に「クローズアップ現代」という番組をやっている。
今日のテーマは、「人生のディナーを召し上がれ」。
大阪にある病院が、「人生の最後に好きなものを食べてもらう」という取り組みを始めたという話。入院患者の平均滞在期間は約1ヶ月という終末期医療の専門病院である。
夫婦で一緒に寿司を食べた、家族みんなで焼肉を食べに行った、息子の誕生日にケーキでお祝いをした。
食べ物はその人の人生と深く結びついている。
番組では「バッテラ」を食べたい、というお年寄りを取り上げていた。
バッテラは、しめ鯖の寿司のこと。
病院直属の料理人は元日本料理店の板前。その日のうちに鯖を買い出しに行き、お店で出るようなバッテラを作って食べさせた。
その患者は戦後の食糧難の時代に、良く食べた思い出があった。
できあがったバッテラをとても美味しそうに食べていたが、数週間後に亡くなったという。
別の例では奥さんと一緒に仲良く、すき焼きを囲む姿があった。
本人は豆腐を1つだけしか食べられなかったが、とても満足そうだった。
この人も1週間後に亡くなった。
まかなーのブログでも良く食べ物の話が出てくるが、「食」は人の生活の基本だと思う。
長い人生の中で食事と共に思い出される場面はたくさんあるだろう。
食べ物と同時にそんな大切な思い出を最後にプレゼントしてもらった、この病院の患者たちは幸せに違いない。