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色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

秋の紅葉

2015-11-23 19:26:00 | クルマ全般
高速道路の紅葉でも見ながら加古川へ

今日は、お友達の足回り交換です。
さすがに、この車はメンテのしすぎですので、
ボルト・ナットの固着もなく順調に
もう、3人がかりで余裕で作業です。



その後、自宅でデットストックとなっていた
白ソレノイドが壊れたバキュームユニットと
中村屋で廃棄寸前のユニットを分解してリビルトを作成

残りは分解して保管。

その後、自宅でデットストックとなっていた
純正I/C一式をストックヤード?に放置。


要するに、自宅の不用品を処分しに行っただけ?
誰かの役に立てば…

次は、オリジナルLED
コンビネーションランプの取付けかな…

灼熱の岡山国際

2015-09-20 10:48:00 | クルマ全般
昨年の豪雨の5時間耐久から、
今年はピーカンで灼熱の耐久レースとなりました。
18日に練習走行に行って、1年ぶりに走らせたところ
”あっけなくミッションが壊れました(汗)”という報告を受け

突貫工事でエンジンをおろして、ミッションの交換
(って僕がやるわけじゃないですが…)



前日の夕方には組みあがったもののテストも出来ず、
とりあえず積車に積み込んで出発準備。
明日のテストランでぶっつけ本番です。
さすがに耐久レースはしょっぱなからドラマチックな展開。



日付が変わってレース当日。
朝5時前に出発して、8時前にサーキットに到着。
装備品を展開して細々した準備にかかる。
いつも通りにプラットホームにテントを設営して、
モニターだのサインボードだの設置。
車載カメラに予備バッテリー、GPSロガーのイニシャライズと
忘れずにしないといけないことが…



ハードの準備が出来たら本日の作戦会議となり、
一応考えてきたプランに色々と意見を出してもらい、
もう一度よく考えて、ピットのタイミングと周回数を調整。

その後、ドライバーズミーティングがあって
いよいよテストランが始まる。
とりあえず車の調子がいい。
前回とはギア比が変わったので最高速が少し上がってます。

ひょっとして、今年は行けるかも…

スタートの時間が迫ってきて、
第一ドライバーも緊張の面持ち



なんだかんだありましたが、
今年もスタートのカウントダウンスタート
スタート位置はくじ引きで、かなり後方でしたが、
絶妙のライン取りで
バックストレートエンドではすでに上位に浮上

youtubeで車載カメラを見てみる?

2ndドライバーで全体の首位に上がって、
3rdドライバーが出て行って…
あれ~?ラップタイムが微妙に遅い…
走行してると数周で緊急ピットイン。
エンジンが吹けない…

応急処置して出ていくが、完全におかしい…
無理して走らせてコース上でオイル吹いてもまずいので、
早々にピットに入れて、ヘッドカバー開けてみると…



ロッカーアームが壊れてました。
折角フリクション低減の為のローラーロッカーが…

ということで、今年の耐久は終了しました。
あ~面白かった~、
来年もくっついて行くぜ!


今日の中村屋

2015-04-11 22:15:00 | クルマ全般
ちょっとした約束の代償として、
ちょんまげ号のプラグコード交換の為
…ということで、加古川に参上。

9:00に着いたのに、生憎みなさん遅刻の為
隣の某工場で暇をつぶし、
今年の7Dayの景品のフィールドテスト。

今年のはクオリティ高いです。
手間とお金がかかってますよ。
あくまでテスト品の為、本番までは貰えません…ネンのタメ

んで、今日のお題にあります『ちょんまげ号』です。


あまりの作業の激しさに写真が1枚もありません。
作業内容
1、プラグコード交換←メイン
2、燃料ホース交換
3、O2センサ交換
4、エアポンプ配管修正
5、スプリットエアバルブ復活
6、触媒復活
7、マフラー交換

まあ、1の作業はボチボチやって終了。
んで、師匠の完成検査中にその鋭い眼差しに
なにかが映ったのか…2の作業に移る。
燃圧計やらの配管で、Fuelラインがグタグタです。
非純正のホースはひび割れが酷くて、
いつ火が出るか分かりませんので、
在庫パーツから安全な様に修理。
そうこうしているうちに
中村屋の本業の作業も終了したので、
リフトのほうに移動して、
一応の『ダイアグ』チェック。
当然、ダイアグチェッカーの登場です。
案の定、『15』『17』が出ました。
どちらもO2センサの異常です。
というわけで、新品のセンサーに交換です。
交換の為に、エアクリーナ周りを外していると、
なんと、『煙』が発生~~~!
ステンメッシュのエアクリとリトラモーターの
配線が擦ってまして、作業でダメ押ししました。
あわてて、『バッテリーのマイナス外せ~』って…
全員でテンパりました(苦笑)
4の作業は、エアポンプのエアクリに繋がっている配管が
実は、なが~いホースで車両の下に大気解放されていたので
間に合わせのサイレンサーつけてI/C周辺に固定。
5の作業は、6の作業の触媒の復活とともに
配管の純正化。
7、直管マフラーは合法化

まあ、玄人に近い素人が集まったので
余裕の作業でしたが(笑)

もちろんオーナーも手を真っ黒にして…

この車、4型なのにMTが前期だったり
すでに、リアのステーショナリーギア周辺から
オイル漏れてたり。
深追いすると色々出そうなので、
ほどほどにしましたが、今後が楽しみです…(続く)

マツダファンフェスティバル

2014-12-08 22:32:00 | クルマ全般
早朝から、初雪の中を頑張って行ってきました。

中村屋の出店をサポートするためなのですが、
なぜか本業を忘れて…そっちのけで…?

サービスセンターの照井社長と『ねちねち』と
787Bを眺めているとそこに…



今回、岡山国際に持ち込まれた787Bは製造された
3台の787Bで一番後から製造された
シャシーNo.003号機です。


午前中によだれを垂らしながら見ていると、
担当のメカニックの方(適当に以下N氏)があらわれたので

『エンジンのウォームアップは何時からですかぁ~』とか言って
接近すべく怪しまれないようにコンタクトしてみる。
N氏は親切に答えていただき。
『非常に好印象』な方でした。ここで中村屋のティッシュを渡す。
ちなみに今回の003号機は、チャンピオンマシーン(002号機)とは
カラーリングが異なります。
オレンジと緑の配色が逆で、
耐久に出場しないためライトがありません。
↓2011年に走行したチャンピオンマシーン

そうこうしていると、
N氏と我々の会話に割り込んできた、
中年のおっさんが787Bのドアを開けて
荷物を置いて行った…

よく見ると本日の787BのドライバーMr.ルマン 寺田氏であった。


少々タイムテーブルとは時間が押してきておりますが、
無事に走行も終了して再びピットに帰ってきた
787Bは、エンジンが冷めるのを待って、
次回の走行の為に色々とメンテされていきました。

ボディーについて
ジャッキアップはエアジャッキによる3点支持です。
フロントが2か所、リアに1か所の3点で、
リアのエアシリンダは外付けです。

ひっかけ式のフレームのホルダーにシリンダをひっかけて
エアーを入れると立ち上がります。
↓リアの取付け部

ちなみに、ホルダーの右側の赤いターミナルは
外部バッテリー接続用のターミナルです。

タイヤ、ホイール、ブレーキ関係
タイヤはルマン当時はダンロップですが、
現在はLMPのタイヤに近似サイズがあるので
それを使っているとのことでしたが、
お値段はびっくりお値打ち価格でした
迂闊にパンクも許されない
孤高のレーシングカーの宿命と思いました。
ホイールは、当時のままのVOLKRacingのマグネシウムです。

走行用と、移動用の2セットでしたが、
移動用はほんとの”転がし用”でした。
走行後清掃の為、タイヤが外されました。
キャリパーはブレンボの対向4ポッドです。

ローターは当時のままの、カーボンローターです。
一部報道では引退後スチールローターに
換装されたとかありますが、
そのまんまのカーボンでした。
断面に冷却用の穴が多数開いておりますが、
予選用は小さい穴のローターで早く稼働温度になるように
仕様が違うとのことです。さすが贅沢です。


フロントブレーキは、
カウルの前面ダクトから冷却用エアーを取り込んでいます。

リアはリアカウルの煙突から引き込んでいますが、
デモ走行の場合は負荷が軽すぎて
ブレーキの温度が上がらないので、
大抵の場合煙突の2/3はテープで塞がれています。

ブレンボのわがままな冷却の要求に合わせたのが、
当時はマツダのみだったというは有名な話です。

前輪のホイールには空気抵抗の減少の為
カバーがついていますが、
内面には放熱用のフィンがついていました。


ホイールはセンターロックですが、ハブについている金色の突起が
ホイールの内面と噛み合ってハブのセンターが正確に出るようです。
ロックナットは当然テーパー式で、右側は走行中に緩まないように
逆ねじのナットです。


エンジン関係
R26Bは4ローターロータリーエンジンで800馬力くらいです。

レブリミットは通常8000~8500rpmくらいで、
サーキットによってギアが合わないときは
9000rpm位までは許容範囲とのことでした。
(それより回すと燃費が悪くだけですよとのことです)

点火プラグは各ローターあたり3プラグ方式で
コイルはFDよりも小ぶりですが、各プラグに1個づつついてます。


エアセパレータータンクのキャップのリリーフ圧は88kpsでしたので
約0.9㎏/c㎡でFDと同じでした、
現地では13psiの表示を勘違いして1.3㎏/c㎡と思い込みましたが、
実際は違っておりました。

水量のセンサーはFDのものとそっくりです、
インジェクターがプライマリー/セカンダリーの2本立てかを
見逃しましたが、デリバリーの燃温センサもFDのと同じで
実に親近感がもてます。

ECUについては、当時(1991年)としては最先端の多分16Bit制御
256kb位のROMにデータ書いてあるようです。
この辺の仕組みはECO CPUと同じです。(本当か??)
さすがにECUは特注の一発物のようで、
サーキットごとにメインマップ書いてから
フィードバック部分で細かく調整するということでした。
テレメーターも色々な情報を送れるようになっていて、
リアルタイムにピットとやり取りするデータ(エンジン回転数等)は
無線で送り、
周回ごとに測定するデータは光ビーコンで送っていたらしいです。
天井にアンテナが2本立っているのは、1本は音声の通信用で
もう一本が無線のテレメーター用。
ウインカーの上にLEDのデカいようなものが
埋め込んであるのが光ビーコンだそうです。


吸気系は自慢の『可変ファンネル』です。
エンジン回転数に応じて、インテークのファンネルが
可変する、リニア可変吸気機構つきです。
この可変吸気は走行時はエアクリボックス内にあり見えませんが、
このボックスをメカのオジサンが開け始めましたので、
『これは見える!』と直感しオジサンの横でスタンバイしております。
そのうち蓋がはずれ、そこにはファンネルが~~

メカのN氏曰く『次いつ走るかわからないので~』とかいって、
注油してます。
すげ~伸びたり縮んだりギミック満載~

バタフライが見えるか挑戦してみました。


冷却系
ラジエータはフロントです、エンジンの吸気は車体右サイド
左サイドはオイルクーラー、
リアウイングの前にミッションオイルクーラーがあります。
フロントラジエータの為コクピットの足元がかなり熱くなるようです。
コクピットはカウルからエアーを導入してベンチレーションや
デフロスターに利用しています。


エアクリボックスの吸入口にはスポンジのフィルターがありました。
実際に触ってみたので間違いありません。

二人であれやこれやとN氏に質問しています。
N氏も嫌な顔せず親切に丁寧に説明していただけるので、
何とかコクピットに座らせてもらえないかと思いましたが、
さすがに言い出せませんでした。

跳ね上げたドアの内側の赤いハンドルで
内部からドアが開けられます。
レギュレーションで緊急時は決められた秒数以内で
脱出できることが条件づけられているとのことでした。

車体の装飾はカッティングシートです。

当時のスポンサーレナウンも中国企業の傘下に入るなど、
少々残念な部分もあります。

今回は、某なんとかエンターテイメントさんのスタッフが
走行中のエンジン音をサンプリングすべく、
最先端デジタル録音機材を積み込んで走行するために
各所にマイクをセッティングしておりました。



ちょっと目を離すと照井氏は、外したカウルを持ち上げてみたり、
大人気無い行動をしておりましたが、
我々が787Bを好きすぎるということがアピールできたと思います。


次回こそは大胆に操縦編をお送りしたいと思います。
まあ、まずはライセンスが必要です。

ドアノブのグリスアップ

2014-08-31 23:55:00 | クルマ全般
助手席のドアノブが動かなくなり、
外から開けられなくなったので修理。

いつものとおり、外してバラして…


ハンドルのストッパーはホームセンターで
調達してきたクッションゴム。
ズレてしまって位置が悪くなっていたので、
再度貼り付け。

キーホールはすでにアルミシャッターに変更済みです。

可動部分はグリスアップして組む込み
動作確認して終了。
指一本で軽く開くようになりました。