色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

フロントフォーク修理2

2007-12-31 01:12:26 | オートバイ
つうわけで、2日目です。
ボトムのボルトが外れたら
アウターのダストシールをマイナスドライバでこじりとって
オイルシールを固定している針金のリングを細いドライバで外し
インナーチューブを”ガンガン”引っ張ると
インナーチューブが抜けてきます。
アウターチューブ清掃の図↓

昨日、てこずったインナーピストンの形状

しかし、この形状に回り止めしろといっても無理なような…
マニュアルでは、SST使用とのことですが、一度SSTを拝んでみたい(苦笑)

インナーチューブ先端のスライドメタル組替えて
インナーチューブにインナーピストンを組み込む。
(リバウンド用の短いスプリングを忘れないように)
インナーチューブからピストンが顔を出したら、
テーパースピンドル(白色のカラー)をはめる。
(↓の写真の状態)


横にしたアウターチューブに先程のインナーをゆっくり入れて、
テーパースピンドルが所定の場所に嵌るように調整する。
そういや入れる前に、例のボトムのボルトを締めてみたら、
前回のネジロックが残っているのか、えらい固かったので、
M8のタップ買ってきてネジ山修正してます。
上手く収まったら、回り止めの棒突っ込んでボルトを締める。
ボルトにはパッキンの銅ワッシャを忘れないように。
本来ならネジロック入れるんですが、無いので適当に接着剤でも塗っとく
(大丈夫か?)
緩んできたら、オイルが漏れてくるのでわかるでしょ。
実際はこの下に前輪のアクスルが通るので脱落はしないはず?

それから、アウターの上側からスライドメタルの打ち込み。
インナーがφ38なのでφ40のビニールパイプで調度打ち込めます。
メタルの上に来るスペーサいれて、奥まで打ち込む。
次に、インナーの先端にサランラップ巻いてオイルシールを嵌める。



サランラップはオイルシールのリップ保護の為。
ラップにもシールにもフォークオイル塗りまくって挿入。
オイルシールの打ち込みには外した古いオイルシールを重ねて入れて
またしてもビニールパイプで打ち込み、固定用のリングを取り付ける。
この状態でフォークオイルを規定量入れて油面の調整。
FZR250R(3LN5)の場合
一番ボトムさせた状態で、インナーのトップから油面までが112㍉です。
油面合わす前に何回もストロークさせてエアを抜くように。
一応、オイル入れて鬼のようにストロークさせましたが、
オイルは漏れていない模様。
あとは、ダストシールはめ込んで、スプリングとカラー入れて
トップキャップをスプリングに負けないように抑えながら締めて完成!

バラしたついでに、各部の掃除もしながらなんで時間掛かってますな

↓キャブレター(なんか4番の色が変ですが…)


↓燃料フィルターと電磁ポンプ(多分中身は錆びてるのでは?)
高圧側のメッシュホースは交換したほうがいいかなぁ…
電磁ポンプなんで、万一ホースが破れたら火炎放射器だな(怖)


↓良くパンクするらしいレギュレートレクチファイア


フロントブレーキのパッドの具合見たり(減ってましたが)
キャリパー掃除したり(いずれOHだなこれも)
なんだかんだしながら、とりあえず着地!

ここで、つづく!
(書いてる間に、年がかわってる~)

フロントフォーク修理

2007-12-30 01:52:18 | オートバイ
つうわけでフロントフォークのオイル漏れ修理です。
先ずは、ジャッキアップ

スウィングアームに馬掛けて…フロントが…
上手く浮かない(汗)
エンジンの下の辺にジャッキ掛けて上げてみるが、
後輪しかあがらない。
仕方が無いので、大事ですがエキパイまで外して
エンジンの一番前のほうに、ジャッキ2台掛け(苦笑)

ここまでですでに2時間経過(疲)
まあ、途中でフォークのキャップやキャリパー他
フォークについているボルトを緩めまくってますが…

どうにかこうにか、フォークを摘出して

臭いと評判のフォークオイルを抜いて順番に
バラしていくわけですが、
例の、ボトムのボルトがやっぱり抜けない
マニュアルでは特殊工具でインナーピストンの回り止めをして
ボルトを緩めるわけで、特殊工具の替わりに
鉄管・木棒他思いつくもの色々と突っ込んでやってみるが、
無理でした(挫折)
MAZDAディーラーへ持ち込んでインパクトを借りようとTELしたが、
すでに正月休にはいっとるやんけ!
もう今日は終わりにしようとしたところで、
そういえばインパクトなら”ガソリンスタンドにあるじゃん”と
気が付き(←早く気づけよアフォが)
ダメ元で持ち込んで、インパクトを借りる。
が!しかし、結果は無残にも緩まない…
あきらめて、帰ろうとして、フォークをひっくり返すと、
ボルトが”ぽろり”と落ちました…
ぬけた~”(号泣)
ようやく、念願のバラバラ写真

バラしてわかったが、共回りするインナーピストン(写真中央)は
どう考えても、回り止めなんて効かない形状だなこれ、

残作業は明日に持ち越し…

メリクリ

2007-12-24 18:14:49 | オートバイ
正月休の予定として…
フロントフォークのオイル漏れ補修
当初はバイク屋さんに頼もうと思ってましたが、
例のFDのエンジンブローで究極の資金難となり、
DIYでやるはめに…
とりあえず、部品だけ発注してきた。
インパクトがないと厳しそうだが、そこは知恵?で勝負する。

ひまなんで、ヘルメットにパッド入れたりして小細工する。
絶壁頭に市販のメットはマッチせず、
小一時間かぶってると頭が痛くなってきてたんだが、
ヘルメットの後頭部に硬質のスポンジを入れて
絶壁部分を補うと…完璧にフィットした(笑)
最近のメットは、内装が洗えるように着脱式になっているので
ライナーと内装の間に追加スポンジを仕込める。
(メーカーは推奨しないだろうけど)
ベンチレーションの妨げにならないように、
スポンジの場所にも配慮が必要。
しかし、ヘルメットはこの20年で変わったよな~
とくに、ベンチレーションがすごすぎ…

クラッチスイッチ

2007-12-02 21:19:39 | オートバイ
こないだエンストしたときに、
ギアが入っていると、クラッチ切ってもセルが
回らないことに気づいた。
昔乗ってたバイク(CBR400F)は確かクラッチ切れば
エンジンが掛けれたのになぁと思ってその場は
Nに入れてエンジン掛けた。

このバイクは、サイドスタンドにもスイッチがついていて
スタンドが出たままギア入れると
点火カットする仕組みになっている。
古い人間には余計なお世話かもしれないが、
安全対策らしい(苦笑)

先のクラッチの件も安全対策かと思ったが、
このへんで、サービスマニュアルを良く見ると
やっぱり、ギアが入っていてもクラッチを切れば
セルは回るように書いてあるので、
今の状態は、やっぱり故障しているみたい。

まあ、クラッチスイッチでしょうと当たりをつけて
分解してみる。



クラッチレバーの裏側についています。
ハーネスを外して、導通を見てみると
レバーを握りこむ途中で一瞬だけONする。
握りこんでしまうとOFFになるので、
明らかに接触不良の様子

スイッチを取り外して


分解

接点が完全に死んだ色になっているので
ペーパーで磨いて、接点復活剤を塗布して完了
色々電装が弱いバイクだな・・・
といっても16年落ちなのでこんなもんか

その他、フロントカウルも外して掃除する。

カウルはあちこちガタきてるなぁ