goo blog サービス終了のお知らせ 
maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



映画って、凄いね。

GWに朝から有楽町で観てきたのは、ローチ監督の、「私はダニエル」
http://danielblake.jp/

これもずっしりくる映画でしたね。
昨日、早めに家を出て、嫁と一緒に観てきました。

100分ほどにまとめあげられた作品ですが、
イギリスの社会問題でありながら、
世界中で起こっている問題でもあり、
これは無視できません。

国は守ってくれないとは思っているものの、
とうとう人間の尊厳を奪う段階にまで来ていると感じましたね。

EUからイギリスが離脱する事を訴える人が多いのも頷けます。
仕事がないんだから。
そのくせ、貧しい人を救う手だてが穴だらけで、
経済優先で国を治める国の行きつく先を暗示する問題ですね。

なんでもかんでも民営化の世の中ですが、
劇中、民営化を批判するセリフもありました。
やはり、ダメなんですよ。民営化してダメなところはある。

効率、利益、自己責任、グローバル化、経済成長などを金科玉条の如く並べて、
そのしわ寄せは弱者が被る。
もはや世界中で直面している問題のはず・・・はずなのに、
日本にしろ、他国にしろ、海外に目を向けさせて、敵を作る・・・
本当の敵はどこにいるか、考えるべき。

ケンポーカイセーや、キョーボーザイなんかに御熱心な我が国の行きつく先は
何処なんでしょうかねえ。


ネット記事ですが・・・日本もそうなりつつある。
日本も他人事じゃない、イギリスで飢餓に苦しむ子供達
https://matome.naver.jp/odai/2138062630736424501

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )