本朝徒然噺

着物・古典芸能・京都・東京下町・タイガース好きの雑話 ※当ブログに掲載の記事や写真の無断転載はご遠慮ください。

今日も鈴本!

2004年11月08日 | 落語
今日も、がんばって会社を定時そこそこで出て、一目散に鈴本演芸場へ行った(笑)。

こんなことを書くと、「お前は一体、まじめに仕事をやっているのか!?」と思われるかもしれないが、一応、ちゃんとやってます(笑)。

今日だって、早く帰れるようにと、朝早くに会社へ行って仕事を始めたのだ!
お昼休みだって、30分そこそこしかとっていない。

その甲斐あって(?)、今日やるべきことはとりあえず片付いたので、そそくさと鈴本へ駆け付けた。
今日も、着いたらちょうど休憩時間だった。

今日の三遊亭圓彌師匠の演目は「掛け取り」。
大みそかに、たまったツケの支払いから逃れようとする男が、あの手この手で取り立てを追い返そうとする噺なのだが、途中、義太夫の節や芝居の口調を交えながら小気味よいテンポで噺が展開していく。
義太夫や芝居の形も決まっていて、すばらしかった。
客席の反応も良く、聴き終わった後、とても心地よい感じがした。

今日は、小さなことで腹が立ったりしてすっきりしない気分で会社を出たのだが、寄席を出る時には爽快な気分だった。

やはり、良い落語は最良の精神安定剤である。

明日は、いよいよ、今回の圓彌師匠のトリの楽日(最終日)で、私が最も楽しみにしている噺の一つ「淀五郎」が口演される。
何としてでも仕事をとっとと終えて、鈴本演芸場へ駆け付けなければ!

というわけで、明日は早く起きて会社へ行こう。