舞姫

ひぐらし日記

関西にiPS治療拠点 国家戦略特区、事業計画を決定

2014-09-24 | 日記
 iPS細胞を活用した目の治療拠点を神戸に設ける。
 来年から着工し2017年度に開業する見通し。

 区域会議は国・地方・事業者の代表が集まり、特区の事業計画を話し合う。24日の会議は戦略特区を担当する石破茂地方創生相のほか、松井一郎大阪府知事らが出席した。事業者を代表して塩野義製薬の手代木功社長や島津製作所の服部重彦会長らも参加した。

 公益財団法人先端医療振興財団は、30床を備える眼科病院「神戸アイセンター」を設け、iPS細胞を活用した網膜の再生治療を提供する。同財団と理化学研究所は共同で9月中旬に、iPS細胞を使った世界初の目の細胞の移植を実施している。特区の病床数に関する規制緩和を生かし、この技術を幅広い患者に提供する。

 米国や英国など先進国で承認を受けた医薬品をすぐに臨床現場で使う事業も計画に盛り込んだ。大阪大学や京都大学の付属病院、独立行政法人国立循環器病研究センターで、がん治療やロボット手術などの先端医療に取り組む。

 区域会議での計画決定を受け、政府は近く特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)を開き、関西圏の特区計画を正式に認定する。

臨時国会29日召集

2014-09-13 | 日記
 臨時国会を29日に召集する方針を固めた。人口減少対策や地方活性化を進める「まち・ひと・しごと創生本部」の法的位置づけを明確にする地方創生基本法案や、女性登用を積極的に進める企業を優遇する法案などを提出し、早期成立を目指す。

加齢黄斑変性に  iPS細胞を使った世界初の移植手術

2014-09-13 | 日記
 移植手術から一夜明けた。70代の女性が「見え方が明るくなった」などと語った。
 医師らによると、今朝の診察の際に眼帯を取った女性は「医師の白衣が手術前よりも白く見える」と話したという。同財団先端医療センター病院の栗本康夫眼科統括部長は「慎重に考えないといけないが、移植した細胞の効果の可能性もありうる」と述べた。手術で病気の部分を取り除いた影響も考えられるため、今後詳しく調べる方針だ。視力自体の回復は1~2年たたないとわからないという。

 今のところ、出血や網膜剥離といったトラブルは起きておらず、移植した細胞シートは適切な位置についているとみている。女性は朝食を食べて元気な様子で、栗本部長は「経過は非常に順調」と語った。1週間ほどで退院できる見通し。