【突如として練習を始めた もしかめ大会の合間に】
9/26 新型コロナウイルス感染拡大が ようやく縮小したと思ったんだが・・・・・・
まだまだ 県外に出るのは 恐怖以外 何物でもないことは
全日本少年少女けん玉道選手権 甲信越北陸予選に 新潟からたったの4名しか参加できなかった
ことからも明らかだ。
のちに 全日本もしかめの時に 夏に 秋田へ試合に行ったら 他県ナンバーの車があると 睨まれる
話になったが これだけ コロナウイルス感染拡大下なら 当然といえば当然だろう・・・
非常に寂しい参加者と 削られた参加者に 相当やるせない 日となったが
のわさんとりあむくんが 優勝した。
これだけ参加者が削られても リバーサイドに 連れて行ってもらえることは
ありがたいことです。
まだこの頃は 全日本もしかめのトレーニングを 始めたばっかりで 頭の中が大混乱 の状態
だったので 道の駅の秘境 小谷 で 風呂＆夕食
たまには 刺身盛り合わせ。
そして11/12 22:30に出発してたどり着いたのは 削られても リバーサイド、
台東区 リバーサイドスポーツセンター
目の前は 東京スカイツリーだ
しかし、全日本少年少女けん玉道選手権甲信越予選の 大町北小学校は 標高710m
これは なんと あの 東京スカイツリーよりも標高が高いのだ。まさに 下界へ降りてきた
気分だ。
教室の練習は いろいろやってきましたが 想定した ことが 出たような出なかったような。
それでも 男女合計 2勝 していただきました。
近年 全国大会も レベルが上がって 1つ勝つのが 非常に大変 になってきています。
4種目12回決めても タイム競技で勝てなくて 1勝もできなかった という事態に結構陥りました。
新潟県勢は 男女とも 岡山市立大元小学校の人に 負けちゃいました。
東京・静岡・大阪・兵庫・岡山・広島 このあたりに勝ちださないと 全国レベルに追いついた
とはいえないか？！
昼食を食べる暇が全くなったので
夕食は 餃子の王将 で ヤケ食いに
新型コロナウイルス感染拡大下 の中で 小学生の頑張りで 東京に連れてきてもらったのは
非常にありがたかったが・・・・のわさまをもってきて 勝てないのか・・・・と思うと
自分自身 まだまだなんだなあと。
また すばらしい小学生が いっぱい作れるよう 新潟に帰って 出直してきます。
地区予選から 全国大会の間も 全国大会の練習の合間に わたしのほうは
ひたすら もしかめ・・・・・・・
私にとってのもしかめ・・・・・・
全国もしかめ大会 初出場は 昭和63年。
なんば 高島屋に 藤原一生氏 を迎えての もしかめ記録会
私の自己ベストは 5分ぐらいしかできなかった。
姫路の福本君が 1時間の自己記録 とか仰せられ
「すごいなー 絶対追いつかんわ」
て思ったら・・・・・
気が付いたら なんと 私と 浅井さんの2人だけ。
記録は ここにはないが 22分6秒の2位だった。
上記の通り 山木現理事長 2年連続三冠王 の年でもある。
「技も凄い人は もしかめも凄いのか(固)」
これには固まった。
もちろん そのときから もしかめ最高記録が5時間3分であることは知っていた。
あの 鈴木一郎さんである。
ここから7年 けん玉界から眠ることになる 1995年 再び けん玉を始める。
全国もしかめ大会で 1時間48分03秒 で復帰。
その後 西成のイベントで 4時間16分26秒という記録が出てしまったところから
5時間3分がみえてきたのだが・・・・・・・・・・・・
自分が いまでも 不滅の壁と 称するのは
もしかめの記録には 技量とともに 様々な壁がある
いまでは 8時間があたりまえとなったが・・・
最初の壁は 童謡 うさぎとかめ の1番だけ 28回
次の壁は 童謡 うさぎとかめ 4番まで 112回
ここまでいけば 全日本もしかめで 1分は続くレベルとなる。
準初段 の認定記録が100回だから 全日本もしかめ 記録1分は 準初段-初段
レベルがないと 厳しいことがわかる。
その次に大変なのが 四段認定の 1000回。
技はできても このもしかめ 1000回 は 技術の精度がないと 厳しいことは
四段認定を受審した方なら 皆さんが通る 壁!!
その次が 1500回の 10分(1分間150回)
そして 2000 3000 5000 10000 1時間と壁は続く
このあたりまで行くには 五段レベルの技術と 正確さが必要である。
そして 2時間の壁
さらに厚い 2時間-3時間 の壁
そして 微細の精度が必要な 4時間の壁
そう考えると 5時間3分というのが どれほどの 不滅の壁かは 体験したものが知る世界
だった・・・今では8時間が出るのが普通となったけど・・・・
2015年 全日本もしかめ選手権大会 で 2時間28分03秒を記録して以降
2016年 全日本もしかめの練習 あたりから 練習初期から 突如として
小皿-中皿 練習中に 震えはじめた。
理由はわからない。突如として 震えるのだ。
震えに対して、 速度を遅くする 練習を繰り返して なんとか 3000回 5000回をクリアは
するのだが・・・・・本当に もしかめが 止まってしまうのだ。
落としてはいけない 落としてはいけない という気持ちが強いのか？
理由はわからない。
そして、全日本もしかめの本番では 恐ろしいほどの汗をかきながら 1000回 2000回と積み重ねるのだが・・・・
最初の10分は ずーっと震えっぱなしで、玉があっちこっちへ行って いつ落ちるかわからない状態。
とにかく皿の上に乗ってるのが 奇跡 なぐらいになってしまう。
ちょっと経って 落ち着くのだが また突如として 震えがくる。
そして、1時間ほどたつと 1分間に135回を切ってしまい 132回とかになってしまい 失格になる。
落としはしないのに。
そんな地獄の日々を2年ほど さまよっていた。
もう昔の2時間 3時間 4時間 不滅の壁 鈴木一郎さんの5時間3分には もう挑めないのか？！
年齢的なものなのか？
精神的衰えなのか??
そんなことを自問自答 してた この2-3年間。
2019年に小皿-中皿の練習を やめて 大皿-中皿の 20代の練習スタイルへと変えた。
そうして臨んだ 2019年。
奈良 生駒で 復活を期した大会で 1時間44分50秒までは 持ったが・・・・・・・
家へ帰って ビデオ 見たら めっちゃ下手になってた 自分の姿に 愕然とした。
昔 こんなに下手じゃなかったぞ。
もっとうまかったぞ。 なぜだ??
2020年 新型コロナウイルス感染が 拡大した。
全日本もしかめも中止になった。
これで25年間連続 全日本もしかめを出場していた記録が途絶えた。
ある意味 肩の力が抜けた。
もしかめの練習で 毎年 毎年 苦しんでいた のが 練習なしなくてよくなったことが
こんなに楽なことかと思った。
これが 今年も 続くと信じていたが・・・・・
なんと 2021年は全日本もしかめをやる と聞いて 唖然とした。
「やるのか？」
例年なら8月には練習を開始するのだが 9月末まで なにも練習しなかったのは この25年間で
初めてだった。そこから突貫工事の練習が始まる。
8月末から9月
新型コロナウイルスが猛威を振るっていた
第11回新潟県けん玉道選手権大会 2021年9月11日(土)の大会も
なんと オンラインで開催!!
新型コロナウイルス感染拡大下 この頃はまだ 目の前に迫る
全日本少年少女けん玉道選手権甲信越北陸予選のことで頭がいっぱいだった。
まだ 県をまたぐ移動 が ままならなく
結局 全日本少年少女けん玉道選手権 甲信越予選 参加者が 8人も 9人も
削られる 状態にされてしまった！！！！
新潟県の けん玉の発展のためには 失われた1-2年となってしまい 失望の連続だった。
そんな中でも 日本けん玉協会 地方大会を オンラインで開催できたことは
新しいけん玉大会への第一歩 としての形を作ったのではないか思われる
オンラインけん玉大会は 新しい可能性を見出した。
オンラインだからこそ 広島から 松冨くんが参加してもらったのが
全国レベルの部は 見たこともない 熱戦となった。
のわさんが優勝したが サドンデスがすさまじかった。
そんな忘れえぬ興奮からしばらくたって・・・・
日本けん玉協会 山口県支部のページ
これを見て
「今年は全日本けん玉道もしかめ選手権大会をやるのか・・・・」
今年もやらないと見てた自分が甘かった。
なにも練習してなかった。
頭の中は 全日本少年少女けん玉道選手権のことしかなかったからだ。
新潟県から 参加者を削られる 悔しい思いしかなかったところに
全日本けん玉道もしかめ選手権大会をやる なんて聞いたとき・・・
そっちの方へ 頭が完全に行ってしまった。
そこから 今年のもしかめ練習が始まった・・・・