【思うに】
新潟に住んで10年、2002年から燕市児童研修館こどもの森でけん玉を教室を
依頼された。
そのときから、いつか、全国大会に出れるような人を養成したいと思っていた。
けん玉大会で全国大会に出て上位に入ったことがあれば、教え子も。と思うのは指導者
としての性だと思う。
ここまでなかなか腐心した。
難しいのは「飛行機」、「ふりけん」の指導法。
小学校1-2年生ならもしかめは200回ぐらいできても「とめけん」は、なかなかまともに
できない。
「玉をまっすぐ上げる」というのを伝えるのは至難の業だ。
同様に「飛行機の振り方」「ふりけんの振り方」を伝えるのは初段→五段を養成するほうが
はるかに簡単だと思うぐらい難しい。
自分は「お金がないから」けん玉教室に呼べないとか、けん玉大会に出られない、とか話されるのを極端に嫌う。
「誰もが平等にけん玉大会に出場する権利がある」と思う。
「どんなに貧しくても等しく教育を受け、せめてけん玉ぐらいは、志があれば、立身出世できる
ようにしたいものだ」と思う。
一般社会はそうでない部分も多いが。
イベントでけん玉を見せるより、「競技けん玉大会」で結果を出せる人間を養成するほうがよっぽどうれしい。
自分も3人五段、1人四段を新潟で認定したけど、まだまだ人が足りなさすぎる。
小学校2年生ぐらいで初段→1年で五段コースに乗せれるような小学生を100人以上は
養成できれば・・・・・・・・・・・