先日最高裁判所前の三美神像のようなものを採り上げたところ、これは広告・新聞・放送というマスコミ三種の神器を表すものの1つだそうで、そうなると残りの2つも鑑賞しないわけにはいかないだろうということで、観てきました。
皇居をぐるぐるしてる人にはおなじみなんだと思いますが、3体の男性像とそれが置かれた台座、そして周りの池と説明板等を含めるとなかなか大きな作品でありますよね。
正式には「新聞人顕彰」というみたいですね。
鑑賞のポイントは、「自由の群像」の文字の「自」の字がやや右に寄ってるあたりでしょうか。
職業柄ちゃんとタテ組センターにしたくなるところでありますが、石に彫られているので直せないわけですが、これはこれでなかなか味があるというか、逆に近頃のデザインはパソコンでやってるからほっとくとみんな同じみたいになってしまうものなあと思った次第であります。
それにしてもこうやって遠巻きに観ると、自由というよりは周りを海に囲まれた狭い場所に3人いて海の向こうに対して「こっちに来るな~」「狭いんだから入って来るな~」って感じに見えなくもないんですが、逆に、海の向こうに本当は出て行きたいんだけど、それぞれに思うところあり躊躇しているともいえなくもないっていうか、こういうのって見る人のその時の状況で印象も変わるんでしょうなあ。
さて、今朝は出社後ラン。秋と冬の境目ってたぶん今週から来週あたりにあるのかなあって気分になる、微妙な寒さの朝でありましたね。走るにはちょうど良い気候でありました。
代々木ランニングクラブ2.0