補聴器のハットリオリジナル
補聴器用スペシャル空気電池のご紹介!!
当店の補聴器用電池は、電解質溶液を独自にブレンドし
高品質・高寿命な・・・・・・・・・・・・・・・・。
すみません。嘘です。
表の台紙(パッケージ)だけを、お店のロゴで印刷してもらっています。
補聴器用電池は、上の写真にあるように
黄色 PR536(10)
茶色 PR41(312)
橙色 PR48(13)
青色 PR44(675)
の4種類があり、世界共通の規格でできています。
(メーカーにより0.00㎜単位の差はありますが)
基本、電池に貼ってあるシールの色か規格サイズが同じであれば
どこのメーカーの補聴器も、どの電池メーカーの電池が使えます。
しかし、メーカーによっては説明書に純正電池の使用の記載があったり
販売店によってはメーカー純正電池だけを使うよう説明するところがあります。
理由はおそらくこうです。
メーカーの場合、そこのメーカーで使っている電池を基に
性能表(特に電池寿命)を作ってるため
販売店の場合、電池の売り上げ確保とお客さまの囲い込み
う~ん。正しいような正しくないような
私の考え(結論)から書きます。
説明が不足しています。
補聴器メーカー純正しか使えないと信じ込んでいる補聴器ユーザーが
出先で電池切れを起こしたらどうするのですか?
ここ数年実際におきてますが、災害時にどうやって
純正電池を確保するのですか?
そういう時に、同じ規格の電池があっても純正でなければ使えないのですか?
というか
その電池、補聴器メーカー独自の工場で作っているのですか?
答えは簡単
裏面に
ドイツ製と書いてあれば製造元はパワーワン
イギリス製と書いてあれば製造元はレオバック
日本製と書いてあれば製造元はネクセル
それでも、台紙(パッケージ)を補聴器のハットリにすれば
補聴器のハットリ純正ですよ!(中身はドイツのパワーワンですが)
これらは、日本の家電メーカー製の補聴器用電池についても同じです。
但し、補聴器用電池も無水銀化が進んでおり
今後は分かりませんが、変わらないのは
電池は、電池メーカーが作っているということです。
なぜ、長々と書いているかというと
当店にも電池切れで駆け込まれるお客さまが増えてきました。
その際
「〇〇純正電池じゃなきゃ使えない」と言われることが多いのです。
電池の製造について5分10分説明して、ようやく納得してくれます。
放っておけばいいかもしれませんが、それって
聞く不便を解消することを生業としている私としては無理です。
こんな記事、取引先に読まれたら怒られるかも!
でも、補聴器ユーザーの為ですから!!
ちなみに
電池購入の際の注意時点とすれば、サイズはもちろんのこと
裏面の賞味期限(正確には使用推奨期限)
(2019年12月まで)
こちらの方が大事です。
一年切っているものは、古いと判断しましょう。
あとこれは、調べようがないので分かりませんが
並行輸入の電池(あるのかなぁ?)
聞いた話ですと、湿度の多い国とそうでない国とで
仕様が異なるとのことです。
良く、ネットなどで〇〇の電池は長持ちして△△の電池はだめ
等の評価を見ますが、期限と仕様が関係しているのですかねぇ?
最後に
補聴器用空気電池の定価はほぼ¥1,200(税別)です。
客引きのために採算度外視で販売してる(定価を見せずに)ところもありますが
補聴器専門店では、通常¥1,000(税別)前後で販売していると思います。
決してぼったくりではありません。
正しい知識と誠意をもって、販売に従事したいです。
今はまだ、補聴器を世間一般に浸透させることが先決で
業者同士が客の奪い合いをする段階ではないと思います。
長々と失礼しました。
補聴器のハットリ