バイトブロックとは
口を開けたままに保つためのつっかえ棒のようなものです。
何のためにそうするのかというと
口の動き（顎関節の動き）により、耳の穴の形状が変わるので
補聴器店では、耳型を採取（インプレッション）するときに使う場合があります。
（とはいえ、現在バイトブロックを使用して耳型採取する補聴器店はまずないでしょう。
私がバイトブロックを見たのは16年ほど前の一度きりです）
補聴器作製場合は、閉口状態の耳型を取り、販売店側でお客さまの耳の特徴をメーカーに
伝える。それをメーカーが考慮して作製する。これがスタンダードとなっています。
しかし、最近流行りつつあるIEM（http://www.e-earphone.jp/shopbrand/043/X/）は
開口状態での耳型採取を推奨しております。
そして、当店にもIEM用耳型採取の依頼が来たのです。
やはりプロとして、メーカーの推奨する条件は満たしたい訳で、探して準備いたしました。
変な形をしているのは、噛む位置によって開口度合いを変えるためでもあります。
（もともとは医療用で、窪みにカテーテルなどを固定する為のようですが）
昔見た発泡スチロールの物は、アメリカで販売されているのですが、支払方法の問題で
購入できませんでした。
職業柄、滅菌設備は整っているので今回見つけたやつは使い勝手が良さそうです。
ちなみに、IEM（イヤモニ！？）用のインプ採取は当店では、2セット（片耳2個づつ）で
￥５，２５０いただいております。ご希望の方は、是非当店をご利用ください。
いい仕事いたします。
補聴器のハットリ http://www.hattori-ha.com