公園愛護会は実は街区公園(まちなかの公園)の草花すらしっかり管理できない現実があることを知るべきです。公園愛護会は無給のボランティア組織です。愛護会の目的を理解し、1人でもやりたいからやり続けるというボランティア精神、あるいは信念がないと、草花管理すら町の人々に喜んでもらえないでしょう。
公園愛護会の花壇運営がよく話題になります。植えた直後はきれいだが、あとがきたないというお話は無数です。花壇はきれいだが、公園のほかの場所は荒れているというお話しも無数です。
横浜地下鉄上永谷駅の近く、JAの前の歩道にかなり大きい花壇があります。春物を入れかえて夏物を整然と植え、おっ、頑張っているなと感心したが、次に見たら夏草が茫々で、草花は雑草に埋没していました。日々の管理は至難の業ということがわかります。
花壇という前に公園愛護会は、公園の安全管理、清掃、雑草とり、地形の荒れ修復、樹木の生育環境の改善、樹木の低い部分の暴れの除去に注力したらどうだという意見がありますが、もっともと思います。さらに余裕があったら草花どうぞと言うことでしょう。
現状、公園愛護会の自由度に限界がありますが、愛護会員の間に、公園維持管理方法あるいは公園学を学ぶ、あるいは研究するという習慣ができると、あるいは公園は町の中核施設という認識が定着すると、公園の維持管理が、魅力的な趣味として成立し、愛護会運営が安定するのではないでしょうか。
月に1,2回の西洗公園の清掃に参加する当番班の班員が多いこと、彼らが公園の価値・効用をしっかり認識し、雑草取りなどのハードワークに喜んで挑戦してくれることから判断して、西洗公園愛護会は、今後、50年、活動する愛護会として発展するのではないかと思っています。
西洗防犯パトロール・歩こう会、西洗火消しの会は、歴史のある西洗自治会の誇るべきボランティア組織になっています。これらの町のボランティア組織に続き、西洗公園愛護会も自治会が誇れる組織になることを祈ります。
西洗公園は、言ってみれば昔の村の神社に相当する町の重要施設です。そこで夏祭りや防災訓練をやっています。いざ災害となれば、家形テントを何十張りも張るのではないでしょうか。
子供達がここで大いに遊び、思い出をつくっています。幼児を連れたお母さん達は隣の町からも来ます。隣の町の保育園はよく多くの園児を連れてきて遊んでいます。
西洗公園で、ラジオ体操は毎朝、ゲートボール部は週3回、太極拳部は週1回、移動販売の会は週1回、活動をやっています。
多くの老人が、ここで憩いの時をすごしています。
西洗公園は神聖な場所ですね。その維持管理はやりがいのある仕事です。