日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

西洗公園愛護会の仕事とは何か

2024年07月17日 | 社会

今年の4月に西洗公園愛護会に入り、事務局に就任しましたが、愛護会の仕事についてまだ十分な知識を持っていません。

横浜市の広報「港南区版」2024年3月号に「公園愛護会とは?」という記事があったので、読んでみました。公園を安全で快適な場所として保っていくために、公園の清掃・除草や樹木への水やり等を行うボランティア団体とあります。

具体的には、花壇・花苗の管理、清掃・除草とあります。樹木の管理は港南土木事務所が行いますが、低木の刈込みは愛護会でもできるようです。記事にはアジサイの剪定のことが書いてありました。

高木の剪定、低木の刈込み、斜面地の草刈りは港南土木事務所の仕事ということですが、低木の刈込み、斜面地の草刈りについては、愛護会でもできるということのようです。

2023年10月の港南土木事務所長の書状によると、公園の安全管理ですが、危険に気付いたら港南土木事務所に連絡することになっています。愛護会で簡単に処置できるようなことでも事務所に連絡となっている理由は、事務所としては公園の危険について情報を収集しているということかもしれません。

落葉の処分ですが、園内で腐葉土をつくり、園内で使用することを勧めています。しかし、通常、港南土木事務所から支給される大きな黄色のビニール袋に入れ、資源循環局港南事務所に連絡すると、この事務所が処分してくれます。この仕組みが楽だと思い、採用していると、公園の土壌がやせ、樹木にいろいろな弊害が生じます。西洗公園愛護会は、今年度より落ち葉、枯れ枝を、公園の維持管理に有効に使う工夫努力をします。

公園愛護会の仕事の中に樹木への水やりがあります。樹木が枯れないためでしょう。とすれば、樹木周辺の土壌管理は公園愛護会の仕事ということになります。空気、水、肥料をバランスよく含むやわらかい土壌づくりは愛護会の重要な仕事でしょう。

枝葉が込み合って、風通しや日当たりが悪くなり、水はけがわるくなると、根が、空気不足、カビなどで根腐れの原因になります。木が枯れます。特に雨季の今は、根元が落ち葉などで埋まっているとカビが大繁殖して根を駄目にします。根元から枯れ葉を取りのぞくことは重要な仕事になります。

樹木を伐採する、あるいは植えることは港南土木事務所の仕事で、公園愛護会は勝手にできません。提案する、お願いするまでです。

高中木の幹の低い部分に生えるヤゴ、胴吹枝などの剪定、伐採後の木株に生えるヒコバエの徐去は、公園愛護会で早めにやった方がいいと思います。放置すると枝が太くなり、生い茂り、問題になります。雑草と同じです。剪定除去するのは、現実、公園愛護会がやることになっているようです。処分は、早ければ早いほど仕事が楽です。

西洗公園愛護会は、許された範囲内で、公園を町の人々にとって快適な居場所、活動場所にするように工夫努力することがだいじと思います。公園を活用したイベントの企画実行はできます。所定の道具を港南土木事務所から借りるならば火を使う焼き芋大会もできるそうです。

公園の維持管理については、特に公園の近くに住んでいる人は、単なる利用者と違った複雑な思いをもっています。近くにありすぎるため、自分が思うような管理状態であってほしいとの思いが強くなると思います。西洗公園は、街区公園、つまり町の人々のための「公」園です。みんなが、町(の人々)に通用する法・常識を追及する精神をもって公園を考えることがだいじと思います。

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西洗公園の南西部にある築山の斜面、上の方の荒れ修復の作業を急いでいる

2024年07月17日 | 社会

8月24日の夏祭りではこの斜面が、憩いの場になると聞いているので、修復完了を急がなければなりません。今、落ち葉や、とった雑草を入れて、高さをかせいでいますが、落ち葉などの量が足りなくて焦っていました。

今日は1人の公園愛護会員に協力を要請して、2人で、公園北側の運動広場でかき集めた大量の落ち葉などを、大きなビニール袋に入れ、肩にかついで、築山の斜面の荒れた部分に敷き込み、ほぼ予定の高さを出すことができました。

夏祭りまで5週間ちょっとです。これから泥を敷き込み、整地を急ぎます。泥は斜面の下、公園利用上、問題にならないところを掘って確保します。できた穴には、今後の公園清掃で出た落ち葉、枝、取った雑草を入れます。腐葉土づくりが行えます。

ところで、ある町の人に、園内で出た落葉、枝、雑草は、貴重な公園維持管理材料とお話ししたら、はっきりと、従来どおりビニール袋に入れてゴミとして出してくださいと言われてしまいました。どうしてと質問すると、「腐葉土にするんでしょう。腐葉土臭が町に漂うからやめてください」ということでした。泥で覆って悪臭が漂わないようにするから、認めてほしいとお願しました。その人は不満そうな顔をしていました。腐葉土臭がするという理由で落ち葉を園内で利用することに反対した人は、これまでの取材の中で初めてでした。

人の考えは本当にいろいろですね。

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西洗公園維持管理に必要な道具について私は判断を誤ったものがある

2024年07月17日 | 社会

2009年に私は、国際交流ボランティア活動や、奥多摩を舞台とする森林ボランティア活動から引退し、町のボランティア活動に注力しました。

防災訓練や夏祭りで西洗公園で活動したので、最初から公園のことが気になっていました。2013年、ゲートボール(GB)部に入り、公園北側の運動広場で、週3回、GBをやるようになって、運動広場の荒れや、公園全体の荒れがますます気になるようになりました。

公園は出来て50年弱になります。運動広場はGBに適したグランドではありませんでした。石はごろごろ、雨が降ればぬかるむ、管理不良の広場でした。オオムラサキの植込みは笹茫々、公園の南側の芝生広場も雑草茫々という荒れ公園でした。

町は高齢化し、月1,2回の当番班による公園清掃は、落ち葉掃除が主になっていました。次の日には公園は落葉でいっぱいという状態でした。つまり落葉掃除は空しい公園清掃と言っていい状態でした。

西洗公園は樹木公園の特長があり、巨樹が非常に多く、大風大雨の後には太い枝が、よく落ちました。さすが、西洗自治会は、この枝の大量落下は放置できず、班長やボランティアを動員して枝を片付けました。

このとき、すでに70台半ばだった私は、太い枝を手鋸で切るという作業は厳しいと思い、当時の生活環境部長と、ガソリン発電機と、電動鋸を使うことをやっていました。しかし、ガソリン発電機は、かかりも悪いし、非常に重くて、倉庫から出すのもうんざりでした。

そこで私はエンジン付きチェーンソーがいいと思い、生活環境部にエンジン付きチェーンソーを買ってもらいました。

ところが、実は、このエンジン付きチェーンソーは現在遊んでいる状態です。使われていません。今年4月に公園愛護会事務局に就任し、公園で太い枝や太い木の根を切る作業を高頻度に行ってきましたが、最近の手鋸は恐るべき切れ味をもっています。歯が非常に切れ味がよく、耐久性があり、84歳の私でも、切るのが楽しいと思うほどです。生枝や生根は、軟らかいので太くても意外に簡単に切れます。折れて落ちてくるような太い枝は、中ががさがさです。あっという間に手鋸で切れます。

ヒコバエなどは、太くしてから切るので苦労します。日々、公園を観察し、芽の段階で処分するなら手でとれます。日頃の維持管理をずるするから後で苦労することになります。

実験もせず、手鋸について、太い木などは切れないと思ってしまった私は、道具選びに失敗しました。今は実験が重要と深く反省しています。

西洗公園愛護会を、今年度、日々活動する会に変えたことは、大英断でした。今後の50年に向かって西洗自治会は、前向きのいい判断をしたと思います。公園愛護会は公園学を学び、維持管理の技法改善を追及すべきです。横浜市の緑の相談所とよく情報交換すべきです。日本園芸学会の情報、研究成果も大切にすべきです。

西洗公園愛護会が順調に発展することを祈ります。「西洗公園は町の中核施設」との認識があれば、発展は実現します。頑張れ、第二世代。

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