Mac から発信できる電話として、今まで Skype を愛用してきましたが、発信者番号が「非通知」のため、相手によっては、電話に出てもらえないということがありました。
発信者番号通知のできる IP電話サービスの一つに 050 plus があり、Mac でも使えるようになっていますので、インストールして、試してみました。
Skype にも 050 plus にも、同じようなテスト通話サービスがあるので、それを使って音質と、およそのデータ送受信量を見てみました。データ送受信量を見るのには、アクティビティモニタを使いました。
音質は Skype のほうが遥かに良かったのですが、送受信しているデータの量も遥かに多く、050 plus の3倍ほどでした。これなら Skype のほうが音質が良く感じられたのは、当然のことです。
Skype は、受信しているデータ量が、テスト通話中に大きく変動しましたが、050 plus は、あまり変動しませんでした。050 plus は、スマホ用のサービスとして開始されたようですので、常にデータ通信量を抑えるように設計されているのかもしれません。
Skype も、ネットワークの状態が悪く、十分にデータの送受信が出来ない場合には、それ相応に音質が劣化します。今回は、ネットワークの状態が大変良い環境で比べてみましたが、ネットワークの状態が悪い環境で Mac を使う機会があれば、また Skype と 050 plus の比較をしてみたいと考えています。
海外に出かけたとき、Wi-Fi を使って日本国内に安く電話がかけられるサービスは、とても有り難いものです。050 plus と Skype には、それぞれに長所があります。時と場合に応じて、メリットの大きい方を選んで使っていこうと考えています。