普段使っているプリンタとスキャナのデバイスドライバが Mac OS X 10.11 (El Capitan) に対応したとのことなので、10.10 (Yosemite) からアップデートしてみました。
アップデートの前に、プリンタとスキャナのデバイスドライバをアンインストールし、さらに、e-Tax関係のドライバやアプリケーションもアンインストールしました。
NetBarrier / VirusBarrier も、NetUpdate を立ち上げ、El Capitan 対応バージョンまでアップデートしました。
重要なファイルのバックアップをとって、El Capitan へのアップデートを開始。
アップデートは、すんなりと終わりました。まず、プリンタ(Canon LBP-5050)のドライバをインストールし、動作確認。
次に、スキャナ(EPSON GT-X820)のドライバをインストール。USBケーブルでスキャナを繋いで、EPSON Scan を起動してみたのですが、しばらく待っても、EPSON Scan のウィンドウが表示されません。強制終了して再度試しても、状況に変化がなく、Mac OS を再起動。そして、EPSON Scan を起動してみると、英語で書かれた小さなウィンドウが開き、「スキャナはイメージキャプチャに繋がれているが、TWAINで繋ぐか?」と訊かれたので、「Yes」のボタンをクリック。すると、無事に EPSON Scan が立ち上がりました。
EPSON の英語でのサポートページには、「El Capitan では、EPSON Scan と Image Capture の両立に問題がある」という記述がありました。
EPSON Scan でスキャンしてみると、時々、「進行状況」というタイトルの小さなウィンドウが開かず、スキャンも開始されないことがあります。このようなとき、マウスを少し動かすと、「進行状況」のウィンドウが表示され、スキャンが開始されます。
ほかには、問題らしい問題に遭遇しておらず、実使用上、EPSON Scan が使えないほどの不具合があるわけではありませんが、既に El Capitan に対応していることになっていますので、早急に解決されることを願っています。
Thunderbird、Firefox、Skype、Microsoft Office 2011、などのアプリケーションは、現在までのところ、問題なく動いています。
050 plus は、公式ホームページの対応機種一覧に書かれているとおり、まだ対応していません。テストコールをしようとしたら、「ネットワークに接続していないため、テストコールは利用できません」と表示されました。公式ホームページにも、発着信ができないと書かれていますので、そのとおりの状態になっています。私の場合、Mac OS 上で 050 plus が動かないと困るということはないので、El Capitan に対応したバージョンがリリースされるのを待つことにします。
2015/11/08 追記
EPSON のホームページの「サポート」タブから、目的別メニューの中にある「製品OS対応情報」に進み、製品カテゴリー別OS対応情報の中からスキャナを選び、OS X El Capitan を選ぶと、対応表が出てきます。この中に、制限事項が記載されており、そのうち、制限事項1と6が、今回遭遇した現象と合致しています。
2016/01/11 追記
050 plus は、2015/12/21 にアップデートされ、El Capitan で動作するようになっています。