Macで楽しくお仕事

Macを仕事で使う際のメリットや問題点と解決法

ETG-DS/US ファームウェアとサポートソフトの更新

2010-12-22 21:06:58 | Mac 周辺機器

 ETG-DS/US のファームウェア ver.1.10 と、サポートソフト(net.USB)ver.1.10 が公開されていましたので、さっそく試してみました。

 残念ながら、CAPTプリンタとの接続状況が以前より良くなるということはありませんでした。

 プリンタは、USBケーブルで接続すれば使えますので、今後もUSBケーブルで接続して使うことにします・・・


電子証明書と Mac OS

2010-12-11 15:26:11 | デジタル・インターネット

 メールに電子署名をしたり、暗号化したりするために必要な電子証明書は、個人に対しても、日本ベリサインが提携販売パートナ経由で販売しています。販売形態としては、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)が会員向けに販売しているものと、ISPに関係なく、一般向けに販売しているものの2つがあります。

 ここで問題になるのは、「対応OS」として、Mac OS が載っておらず、「動作保証対象外」「証明書の取得ができません」等と書かれていることです。

 実際に購入してみたところ、全く問題なく、キーチェーンにも Thunderbird にも証明書を読み込ませることができています。

 申込手続と電子証明書のダウンロードには Safari を使いました。購入申込をし、代金の支払が確認されると、取得手続に必要な情報がメールで送られてきます。電子証明書取得サイトで取得手続を行うと、PKCS12ファイルがダウンロードフォルダにダウンロードされますので、それをダブルクリックすれば、キーチェーンアクセスが起動され、キーチェーンに読み込まれ、Mac OS 標準搭載の Mail で電子署名や暗号化が出来るようになります。Thunderbird に電子証明書を読み込ませるには、

 環境設定 > 詳細 > 証明書タブ > 証明書を表示 > あなたの証明書

と進み、「読み込む…」ボタンをクリックすると、ファイル選択ウィンドウが開くので、ダウンロードされた PKCS12ファイルを指定すればOKです。

 なお、提携販売パートナ各社は、Mac OS での動作を保証していませんので、ご購入なさる場合は、ご自身の責任において対処していただきたく、また、本件に関し、提携販売パートナ各社にお問い合わせをなさることはご遠慮くださいますよう、お願いします。


winmail.dat という添付ファイルと LookOut

2010-12-11 15:24:22 | Mac のソフトウェア

 winmail.dat というファイルが添付されたメールを受け取ったので、その中身を見る方法を調べてみました。この添付ファイルは、Microsoft Outlook から送信されたメールに添付されていることがあるとのことであり、winmail.dat を展開するためのツールも幾つか見つかりました。また、GMail 等も winmail.dat を展開してくれるので、自分の GMail アドレスに転送して中身を見るという方法もあるそうなのですが、私が普段使っているメールソフト Thunderbird で使える LookOut というアドオンがありましたので、それを試してみました。

 アドオン無しでは、以下のように、winmail.dat しか表示されていませんでした。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)

Withoutaddon

 アドオンを入れることにより、body_part_0.rtf (メール本文と同じ内容)と、メールに添付されていた PowerPoint のファイルも表示されるようになりました。

Withaddon

 このように、LookOut により抽出されたファイルは、普通の添付ファイルと同じように表示されるのですが、その挙動には違うところが2つあります。

 一つには、添付ファイルを右クリックして「別名で保存...」しようとしても、「開く」と同じ挙動をするということです。そのため、添付ファイルを開くアプリケーションを Thunderbird に登録している場合、winmail.dat の中に入っていたファイルを、アプリケーションで開くことなく、保存のみ行うということができません。この問題を回避するには、Thunderbird の「環境設定 > 添付ファイル」で表示されるファイルの種類毎の「動作設定」を「毎回確認する」としておくことで、添付ファイルを開く前に、アプリケーションで開くか、ファイルを保存するかを選択するウィンドウが開くようにすることができます。ただし、「毎回確認する」としてしまうと、普通の添付ファイルを「開く」で開こうとしたときも、アプリケーションで開くか、ファイルを保存するかを選択するウィンドウが開くようになってしまいますので、あまり嬉しくはありませんが、意図せず重たいアプリケーションを起動してしまうよりはマシかもしれません。

 もう一つの違いは、添付ファイルを保存する場所の違いです。普通の添付ファイルの場合、Thunderbird の「環境設定 > 添付ファイル」の中で指定したフォルダ(デフォルトでは「ダウンロード」)に保存されますが、winmail.dat から LookOut が抽出したファイルは、いったん
 ホーム/ライブラリ/Caches/TemporaryItems
に保存され、それをアプリケーションで開くか、「環境設定 > 添付ファイル」の中で指定したフォルダに保存しなおすことになります。上記の TemporaryItems フォルダに保存されたファイルは、そのままでは消されることがありませんので、自分で随時ごみ箱に捨てる必要があります。

 この2点の挙動の違いは、実使用上、あまり嬉しくないものですが、winmail.dat が添付されたメールを受け取ったとき、他のアプリケーションを起動することなく、Thunderbird で直接その中身を確認することが出来るのは、とても便利です。