Macで楽しくお仕事

Macを仕事で使う際のメリットや問題点と解決法

イー・モバイル D02HW 接続設定

2009-08-30 14:01:19 | ネットワーク接続

イー・モバイルのデータカード D02HW を Mac OS X 10.5 (Leopard) で使っておりましたので、Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) にアップデートしたとき、接続が出来るかどうか、確認してみました。

Snow Leopard にアップデートしたあとで、システム環境設定の「ネットワーク」を見てみたら、Leopard で設定した接続設定が残っていましたが、実際にデータカードを繋いで接続を試みたところ、接続できませんでした。

接続の設定を確認してみたところ、モデムの設定が書き換えられていたことがわかりました。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)

Em

「製造元」を「その他」にすると、「機種」も書き換わりました。

Em1

この状態で「OK」ボタンをクリックして、変更を適用してみたところ、無事に繋がるようになりました。

ただ、問題というほどでもない問題が一つありました。

システム環境設定の「ネットワーク」で「メニューバーにモデムの状態を表示」にチェックを入れている場合、接続開始時には「接続中」「認証中」と表示されていき、接続終了時には「接続解除中」と表示された後、何も表示されなくなるのが普通の動作です。

ところが接続終了後、「接続解除中」の表示が、いつまでも消えません。EMOBILE D02HW ユーティリティの画面では、接続が解除されたことになっていますが、その後、いつまでも「接続解除中」の表示が流れ続けています。

もっとも、再度接続を試みれば、「接続中」と表示が切り替わり、何の問題もなく接続できますので、実使用上の問題は何もありません。とはいうものの、若干、気持ち悪い感じがしなくもありません。


SH906i モデム接続 (Mac OS X 10.6 Snow Leopard)

2009-08-30 13:30:43 | ネットワーク接続

NTT DoCoMo の携帯 SH906i を、Bluetooth でモデム接続してみました。

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 2011/01/23 更新
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 SH906i との接続を最初に試した Tiger (Mac OS X 10.4) では、携帯電話とPCを Bluetooth で接続する標準的な方法では上手くいかず、かなり苦労して接続したため、その後、Leopard (Mac OS X 10.5)、Snow Leopard (Mac OS X 10.6) で接続するときも、標準的な方法は使わずに接続していました。最近、SH906i を使ったダイヤルアップ接続が出来なくなっていることに気付き、いろいろと試しているとき、標準的な方法を試してみたところ、何の問題もなく Mac と SH906i が Bluetooth で繋がることが分かりましたので、以下にその手順を記します。ただし、Mac と SH906i の接続が出来るだけであり、ダイヤルアップ接続が動かなくなっているという問題は全く解決されておらず、ダイヤルアップ接続が出来ることの確認は出来ておりません。なお、元の記事(2009/08/30 公開)は、この更新版の記事のあとにあります。

1.SH906i のメニューで
  LifeKit > Bluetooth > 接続待機
と進んで、SH906i を接続待機状態にします。

2.Mac 側で、
 「Bluetoothデバイスを設定...」
を開くと、SH906i が検出されます。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)

Sh906i_1  

「続ける」をクリックすると、パスキーが表示されます。

Sh906i_2

 
3.SH906i の画面に

 「機器登録しますか?」

という質問が表示されますので、「はい」で「決定」すると、パスキーの入力画面が表示されます。Mac の画面に表示されているパスキーを入力すれば、「機器登録しました」と表示され、待ち受け画面に戻ります。

4.Mac の画面では、くるくる回っている歯車の下に、「お使いのデバイスに関する追加情報を収集中。」というメッセージが表示されます。少し待っていると、次の画面に移行します。このとき、ネットワーク環境設定の状態によって、4aもしくは4bの状態になります。

4a.ネットワーク環境設定に、Bluetooth モデムの設定がない場合
 次のような画面が出ます。

Sh906i_4a

 画面の指示に従い、ネットワーク環境設定で Bluetooth インターフェースを追加します。この後の操作は、以前の記事の「7.ネットワーク接続の設定」と同じ手順です。

4b.ネットワーク環境設定に、Bluetooth モデムの設定がある場合
 ダイヤルアップ接続情報の入力画面が表示されます。

Sh906i_4b

 電話機の機種を「Dialup Device」にすると、電話番号の入力欄が表示されますので、電話番号を入れます。

Sh906i_5

 「続ける」をクリックすると、操作は完了です。

Sh906i_6

* * * * * * * * * *

 携帯電話を使ってダイヤルアップ接続を行うためには、Bluetooth の接続設定と、ネットワーク接続の設定が必要です。どちらを先に設定しても良いのですが、Mac に初めて Bluetooth モデムを接続する場合には、ネットワーク接続の設定を先に行ったほうが、作業がスムースに進むと思われます。

 ネットワーク接続の設定を先に行う場合、ネットワーク環境設定で Bluetooth インターフェースを追加し、「適用」ボタンをクリックします。

Sh906i_7

 ウィンドウ右側のペイン内にある「Bluetooth デバイスを設定...」をクリックすると、Bluetooth 設定アシスタントが起動され、上記の手順1、2、3、4bの順で設定作業が進みます。

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 以下が、2009/08/30 に公開した記事です。
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Mac OS X 10.5 (Leopard) から Snow Leopard にアップデートした後、システム環境設定の「ネットワーク」を見てみたところ、Leopard で使っていた Bluetooth 経由のダイヤルアップ接続設定は残っていましたが、実際には繋がりませんでした。そこで、いったん Mac と SH906i の Bluetooth 接続設定を消して、やりなおしてみました。

=== 動作確認環境 ===
MacBook (Unibody)
Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)
SH906i

=== 接続の手順 ===

1.Macの操作
 Bluetooth を「入」にしておく。

2.携帯電話の操作
 カスタムメニューで、
  「LifeKit」「Bluetooth」「接続機器リスト・接続・切断」

 「サーチ」を押す。
 Macが検出されて、リストに表示される。

3.Macの操作
 「Bluetoothデバイスを設定...」を開く。
 すぐに Bluetooth デバイスの検索が始まり、SH906i が検出される。

Bt2

 

 「続ける」をクリックする。

 パスキーが表示されるが、最初から「登録に失敗しました」と
 赤い文字で表示されている。

Bt3_2

 

4.携帯電話の操作
 「登録」を押すと、パスキーの入力を促される。
 Macの画面に表示されているパスキーを入力する。
 *注意* まだ「決定」は押さないでおく。

5.Macと携帯電話の操作
 Macで、「続ける」をクリック。
 1秒後、携帯電話で、「決定」を押す。

 携帯電話は「機器登録しました」というメッセージが表示される。

 Mac は、「追加情報の収集中」となり、10秒から20秒ほど待たされる。

6.Macの操作
 キーチェーンを使うとのことで、ユーザ名とパスワードの入力を促される。

Bt4

 ユーザ名とパスワードを入れると、ダイヤルアップモデムとしての設定
 に失敗したというメッセージが出る。

Bt5

 

 素直に「続ける」を押すと、「登録が正常に完了しました」となる。

Bt6

 

7.ネットワーク接続の設定
 ダイヤルアップモデムの設定を自分で行う必要があるので、
  「システム環境設定」「ネットワーク」
 を開く。
 ウィンドウ左側のペインの下にある「+」をクリックすると、
 新しいサービスの名前と、使用するインターフェースを尋ねられる。

Bt7

 

 インターフェースは Bluetooth DUN を選ぶ。
 サービス名は、「システム環境設定」「ネットワーク」の左側のペインに
 表示される名前となる。

 電話番号、アカウント名を設定し、必要に応じて、「詳細...」ボタンを
 クリックして、DNSの設定を行う。

これで接続設定は完了です。Bluetooth の接続自体は、Tiger、Leopard、Snow Leopard と、着実に繋ぎやすくなってきています。


Snow Leopard の動きで気づいた点

2009-08-30 12:37:26 | Mac のソフトウェア

ちょっと使ってみていて、以下のことに気がつきました。

1.音量
 起動時の「じゃ~ん」という音の大きさは、その前のシステム終了時の音量になっているようですが、OSが起動してデスクトップが表示されると、必ず消音状態になっています。
 基本的に消音状態で使っている私には有り難い動きなのですが、起動時に消音状態にするかしないかは、選択できるようになっていると便利ではないかと思います。今まで見た限りでは、そういう選択が出来るようにはなっていないようです。

2.デスクトップ上のアイコン
 時と場合によって、起動時に並べ替えられてしまうようです。これも、今まで見た限りでは、自動的に並べ替えるか否かを選択できるようにはなっていないようです。

3.64ビットカーネルへの切り替え
 MacBook (Unibody) は、64ビットカーネルへの切り替えが出来ないらしいという話を「マイコミジャーナル」の記事で読みました。実際に、私の MacBook (Unibody) では、キーボードの「6」と「4」を押しながら起動するという操作を何度やってみても、切り替わりませんでした。もっとも、今のところ、VMware Fusion は 32ビットカーネルでなければ動かないとのことなので、VMware Fusion が無ければ困る私としては、当分64ビットカーネルを使うことはないのですが、切り替えられないのは少し残念な感じがします。

4.ログイン画面の出るタイミング
 Mac OS X 10.5 (Leopard) のときは、電源を入れてログイン画面が出ても、すぐにパスワードを入れられる状態にはなっておらず、パスワード入力を受け付けられる状態になるまで、数秒待たされたものでしたが、Snow Leopard では、ログイン画面が出た段階で、パスワードを入れられるようになっています。

5.パフォーマンス
 Snow Leopard にしてから、全体的に、動作が軽くなったように感じます。Intel Mac が出たころ、Intel CPU のほうが速いということになっていましたが、Intel Mac 発売開始当時の MacBook Pro ですと、当時使っていた PowerBook G4 のほうが軽く感じられたことを記憶しています。もっとも、当時はアプリケーションが Rosetta 上で動いていたということも考えなければなりませんが、OSに付属のアプリでも、特別に速くなったようには感じなかったものです。
 その後、Intel Mac に搭載されている CPU が速くなり、メモリアクセスも高速化されて、ようやく軽く動くように感じられはじめましたが、Mac OS X 10.5 (Leopard) は、時々レスポンスが悪くなることがあると感じていました。
 Snow Leopard にアップグレードして、まだ2日しか経っていないのですが、ぐっと軽くなったように感じています。

*** 変更履歴 ***

2009/08/30
起動時にデスクトップ上のアイコンを整列させるかどうかという点ですが、アイコンの数が多いときに限るようです。整列させるか否かを決める基準が、Leopard と Snow Leopard では少し違っているようにも思われますが、厳密に調べてみたわけではないので、よく分からない、というのが実情です。

2009/09/17
起動時にデスクトップ上のアイコンを整列させるかどうかという点ですが、デスクトップをアイコンだらけにすると、整列させないようです。どういう条件で並べ替えてしまうのか、よく分からなくなってきてしまいました。


Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) インストールDVDの中身

2009-08-29 21:04:07 | Mac のソフトウェア
インストールDVDの中に入っている、OSインストーラ以外のものを、確認してみました。

まず、「オプションインストール」というフォルダの中にあったのは、
1.Optional Installs.mpkg
 言語環境、プリンタドライバ、Rosetta、QuickTime 7 など、インストール時のカスタマイズ項目で落としていたものを、あとから入れるときに使うものでした。

2.Xcode.mpkg
 Snow Leopard 対応の Xcode です。古い Xcode をアンインストールしてから、新しい Xcode をインストールしました。

もう一つ、「操作方法」というフォルダがあり、ここには、Snow Leopard の紹介が書かれたものと、インストールガイドが入っていました。


Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) 64ビット化の状況

2009-08-29 20:55:00 | Mac のソフトウェア

デフォルトの設定では、OSが 32ビットで動いているそうですが、Finder などは 64ビットで動いているようです。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)

Photo_4

システム環境設定は、基本的に 64ビットで動いているようで、必要に応じて、32ビットで動くようです。

まず、システム環境設定を立ち上げると、見慣れた画面が出ます。

Photo_5

Flip4Mac のアイコンをクリックすると、こんな画面が出ます。

Photo_6

素直にOKボタンを押すと、Flip4Mac の設定画面が表示されます。タイトルに「(32ビット)」という文字が見えます。

Flip4mac_2

ウィンドウ左上の左矢印ボタンを押すと、こんな表示になります。

32bit_2

いったんシステム環境設定を閉じて、再度立ち上げると、64ビットで動きますので、32ビットで動かすのは、あくまでも、一時的なモードとして用意されているようです。