Macで楽しくお仕事

Macを仕事で使う際のメリットや問題点と解決法

Thunderbird

2009-01-29 18:34:09 | Mac のソフトウェア

Mac OS についている Mail でも、特に目立った不満は無いのですが、Windows環境と互換性のあるメールソフトのほうが、何かあったときに便利かもしれない、と考えて、Thunderbird を入れてみました。

Thunderbird の場合、Profile ディレクトリに、メールボックス、アカウント情報、アドレス帳、そして各種の証明書等の情報が全て入っているので、Profile ディレクトリを他のマシンにコピーして、profile.ini に書かれているディレクトリ名を書き換えるだけで、メールボックスとメール環境設定の移行が完了してしまいます。Windows 上の Thunderbird との間でも、問題なく移行が出来ています。

メール作成時に入れる署名については、Mail のほうがよく出来ていると思います。Thunderbird もアドオンを入れることで、複数の署名を切り替えて使うことができるようになりますが、それでも Mail には敵わないという感があります。

新着メールがあったときの音には、GarageBand 用のファイルが使えます。(ただし、Mac OSX 10.4 (Tiger) までです。 Mac OSX 10.5 (Leopard) では、.aif ではなく、.caf になってしまっていて、Thunderbird では使えません・・・ 悲しい・・・)

/Macintosh HD/ライブラリ/Audio/Apple Loops/iLife Sound Effects

/Macintosh HD/ライブラリ/Application Support/Garage Band/Instrument Library/Sampler/Sampler Files

には、いろいろな .aif ファイルがありますので、好きなものを環境設定で指定すればOKです。


VMware Fusion 2.0.1

2009-01-28 20:33:12 | VMware Fusion

VMware Fusion 2 が出たので、アップデートしてみました。リリースノートを見ますと、VMware Fusion 2.0.1 で解決した問題の一つに、

 英語以外の Mac OS X で、FileVault の暗号化ボリューム内に
 保管してある仮想マシンをサスペンドすると、Mac OS X が
 反応しなくなる

というものがありました。私の遭遇した問題が解決されたようなのですが、私の場合、FileVault の暗号化ボリューム内に仮想マシンを置く必然性が無く、共有フォルダを暗号化ボリューム内に置いておけば十分ですので、問題が解決されたかどうかは、確認していません。

アップデートの手順書に従い、一旦 FileVault を切にしてから VMware Fusion のアップデートを行い、再度 FileVault を入にしました。

アップデート後も、順調に動いています。

*** 追加情報 ***

2009/05/03

Mac OS X 10.5 (Leopard) の場合、

 Macintosh HD/ユーザ/

の中に新たなフォルダが作れないようになっている(権限が無い)ので、仕方なく(?)ホームディレクトリ内に仮想マシンを置いています。FileVault の暗号化ボリューム内に置いていることになりますので、ちょっと不安なのですが、サスペンドしても大丈夫か否か、試していません。OSのクリーンインストールをする機会があれば、その直前に一度試してみようかと思っています。


トラブル時の再インストール

2009-01-28 20:24:27 | Mac のソフトウェア

セキュリティアップデートをかけたら、OSが立ち上がらなくなってしまったため、渋谷にあるアップルストアに出かけました。

すぐにOSの再インストールによる復活を試みてくださり、無事に復活しました。ログインパスワード等の各種設定のみならず、FileVaultで保護されていた内容も完全に保持されていました。

インストール用DVDで、インストール時のオプション設定をして、OSのインストールをすればOKです。具体的には、
 http://support.apple.com/kb/HT1710?viewlocale=ja_JP
に書かれている方法(アーカイブしてインストール)に従ってインストールを行えばOKです。

インストール後、ソフトウェアアップデートをかけては再起動することを繰り返し、ソフトウェアを最新の状態にする必要があります。一度では最新の状態になりませんので、再起動するたびに、ソフトウェアアップデートをかけて、アップデートするものがないという状態に持っていきます。

「アーカイブしてインストール」しても、全ての設定が残っているわけではありません。私の環境で、再設定を要するものとしては、以下のものがありました。

1)NetBarrier / VirusBarrier
 Intego製のセキュリティソフトです。再インストールする必要がありますが、NetBarrierの各種設定は、そのまま残っていますので、再設定をする必要はありません。再インストール時に、OSインストール前の設定を読み込んでくれます。

2)プリンタドライバ
 OSに入っていないドライバをインストールして使っていた場合、プリンタドライバを再インストールする必要があります。

3)MS Office のフォント
 MS Office 自体は動きますが、MS Office 付属のフォントは消えてしまっています。MS Office のインストールDVDを入れ、フォントだけを再インストールする必要があります。

4)キーチェーン
 SSL証明書やメール暗号化用のデジタル証明書など、自分で入れた各種のデジタル証明書が綺麗に消えてしまいますので、キーチェーンを立ち上げ、再度読み込ませる必要があります。

5)Flip4Mac
 再インストールする必要があります。

6)VMware Fusion
 VMware Fusion 自体は、何事もなかったかのように立ち上がりますが、仮想マシンを立ち上げようとすると、「ディレクトリのアクセス権を確認してください」といった、理解不能のメッセージが出て立ち上がりません。VMware Fusion を一旦アンインストールして、再度インストールすればOKです。アンインストールしても、各種設定内容は残されていて、再インストール時にその設定内容を読み込んでくれます。

7)Dock に入れたもの
 実体とのリンクが切れてしまうものがあります。いったん削除して、再度Dockに入れればOKです。

8)TWAIN ドライバ
 スキャナのドライバを再インストールする必要があります。