Macで楽しくお仕事

Macを仕事で使う際のメリットや問題点と解決法

Snow Leopard と Canon LIPS ドライバ

2009-10-24 19:14:42 | Mac のソフトウェア

Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) 発売開始当時、Canon LIPS LX プリンタードライバー Ver.1.80 が動くかどうかを試してみているのですが、うまく動きませんでした。このとき、既にリリースされていた LIPS LX プリンタードライバー Ver.2.00 の対象プリンターには、私が使っているプリンタが入っていなかったので、ずっと新バージョンのリリースを待っていたのですが、1カ月経っても出て来ないので、少し調べてみました。

Canon のホームページで、
 サポート > レーザービームプリンター > OS対応状況
と見て行きますと、私が使っているプリンタは、動作確認済みとなっていました。(確認した時点では、10月16日現在の情報となっていました。)

しかし、
 ダウンロード > レーザービームプリンター > Mac OS X
にある、LIPS LX プリンタドライバ & ユーティリティーの対象プリンターを見ますと、私が使っているプリンタは、
 V2.00 の対象プリンターには、入っていない
 V1.80 の対象プリンターには、入っている
という状態であり、V1.80 を再度インストールしてみても、やはり動きませんでした。

そこで、V2.00 をダウンロードして、README を見てみると、プリンターのリストの最後のほうに、私が使っているプリンタが載っているではありませんか・・・

インストールして、設定してみたところ、無事に動作することが確認されました。

TCP/IP 接続の場合のプリンタの設定方法が、V1.80 と V2.00 では大きく異なっていましたが、マニュアル通りに設定を行うことができ、問題なく動作しています。

ホームページ上の対象プリンターのリストと、README に書かれている対象プリンターのリストに違いがあったとはいえ、今まで V2.00 をダウンロードしてみることすらしなかったのは、私の怠慢なのかもしれません。しかし、対象プリンターのリストは、大変重要な情報であり、常に正確な情報を記していただけることを願っています。


肥大化した VMware 仮想マシンの圧縮(Windows XP Professional の場合)

2009-10-03 18:55:46 | VMware Fusion

VMware Fusion で Windows XP Professsional を使っていたら、だんだんと仮想マシンのサイズが大きくなってきて、17G にもなってしまいました。しかし、Windows 側で見る限り、6G ほどしか使っていないはず、という状態でした。これは無駄な領域を整理して圧縮する方法があるはず、と思って調べ、実行してみました。

1.Windows 上で「デフラグ」を実行
 出来る限り、まとまった領域にファイルを寄せておきます。

2.Windows の画面右下のタスクトレイにある VMware Tools アイコンをダブルクリック

Vmware_tools

 VMware Tools プロパティというウィンドウが開きます。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)
Vmware_tools_2

3.「仮想ディスク圧縮」タブをクリック
 こんな画面になります。
Photo_5

4.「圧縮の準備」をクリック
 「ディスクを圧縮するための準備を今すぐ始めますか。」と尋ねられます。
Photo_6
 素直に「はい」をクリックすると、「圧縮のために C:\ を準備しています...」というタイトルのウィンドウが開き、準備が始まります。
Photo_10

5.圧縮開始
 準備が終わると、「ディスクを今すぐ圧縮しますか。」と尋ねられます。
Photo_7
 素直に「はい」をクリックします。Photo_8

 タイトルバーから垂れ幕が降りてきて、圧縮の進行状況が表示されます。

 圧縮が終わると、「圧縮プロセスが完了しました。」というメッセージが出ます。
Photo_9

 「OK」をクリックすると、 VMware Tools プロパティに戻りますので、VMware Tools プロパティのウィンドウを閉じておきます。

6.再起動
 念のため、再起動をします。

これで、17G もあった仮想マシンが、6G ほどになりました。

***** 参考 *****

VMware 上の仮想マシンの圧縮方法については、いろいろな記事がありますが、VMware ご本家の記事もあります。
http://www.vmware.com/support/ws5/doc/ws_disk_shrink.html


仮想マシンのバックアップ

2009-10-03 17:13:58 | VMware Fusion

仮想マシンのメリットの一つは、バックアップをとっておき、それを復元することが出来ることではないかと思います。たとえば、使ったことのないアプリケーションをインストールする場合など、まずインストールの練習をして、インストーラの挙動を確認したのち、バックアップを復元し、改めてインストールしなおす、ということが簡単に出来ます。

仮想マシンのバックアップは簡単で、仮想マシンを、別のハードディスクや DVD-R 等にコピーするだけです。(仮想マシンの実体はフォルダなのですが、Finder では、そのフォルダの中身までは見えないようになっています。)

バックアップを復元するときには、以下の手順を踏むようにしています。

1.仮想マシンのライブラリから、仮想マシンを「削除」する。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)
Photo
  仮想マシンをゴミ箱に入れるか、保持するか、尋ねられるので、「ゴミ箱に入れる」をクリック。
Photo_2

 いったん、VMware Fusion を終了。(終了する必要は無いはずだが、念のため。)

2.バックアップしておいた仮想マシンのファイルを、元の場所にコピーする。このとき、仮想マシンの名前を元の名前と違うものにしていた場合は、元の名前に戻す。(たとえば、仮想マシン「Solaris 10」のバックアップを「Solaris 10 Backup 20090930」という名前にしていた場合であれば、「Solaris 10 Backup 20090930」を元の場所にコピーした後、名前を「Solaris 10」にする。)

3.VMware Fusion を起動して、メニューバーから
   ファイル > 開く...
 を選ぶか、「仮想マシンのライブラリ」のウィンドウの左下の「開く」ボタンをクリック。

Photo_3

 ファイル選択画面が出るので、復元する仮想マシンを選択して、「開く」をクリック。
Photo_4

 すると、バックアップ作成時点での仮想マシンが立ち上がる。

* * * * *

上記の方法は、バックアップしておいた仮想マシンを、バックアップ時の状態に戻す、という操作ですが、
 ・別の場所にある、別の名前にした仮想マシン
 ・別の場所にある、元の名前のままの仮想マシン
 ・元の場所にある、別の名前にした仮想マシン
のいずれの場合でも、仮想マシンを開くことができます。

この場合、バックアップしておいた仮想マシンを開くとき、次のようなメッセージが出ます。
Or

これだけを読んでも、よく理解できないのですが、バックアップしておいたものを開く場合であれば、「移動しました」を選べば大丈夫です。また、今まで何度か「コピーしました」を選んだこともありますが、特に問題となるようなことはありませんでした。

しかし、
 「移動しました」は、仮想マシンの設定を変えない。
 「コピーしました」は、仮想マシンのネットワーク設定を変える。
という違いがあります。バックアップの復元という操作の目的から考えますと、「移動しました」のほうが適切と思われます。

***** 参考 *****

1.「移動しました」と「コピーしました」の違いについては、以下の記事を参考にしました。

http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&externalId=1001524&sliceId=1&docTypeID=DT_KB_1_1&dialogID=39008513&stateId=0%200%2039012058

2.仮想マシンの名前を、元の名前と違う名前にしたまま、VMware Fusion で開いた場合、起動した仮想マシンのウィンドウのタイトルバーには、元の仮想マシンの名前が表示され、VMware Fusion の「仮想マシンのライブラリ」にも元の名前が表示されます。