Macで楽しくお仕事

Macを仕事で使う際のメリットや問題点と解決法

Windows環境との互換性[3]:無線LAN

2009-03-31 21:06:31 | Mac のソフトウェア

Mac の無線LAN は、「AirMac」と呼ばれているので、Windows から Mac に移行する前は、
 これは、Windows 環境の無線LANと互換性があるのだろうか???
と不安に思っていました。

実は何の問題もなかったのでした・・・

少し前までの Buffalo の無線LAN環境ですと、Mac 用ユーティリティが存在しませんでしたが、 AOSS (無線LAN 自動設定)を利用している場合であっても、直にパスワードを入れれば繋がりました。(ただし、パスワードは無線LAN親機の設定画面で、長大な暗号化キーを目で読んで、それを手で打ち込む必要がありました。)


Windows環境との互換性[2]:メディアのフォーマット

2009-03-31 20:37:12 | Mac のソフトウェア

Windows から Mac に移行したとき、

 Windows でデータを書いた USBメモリは Mac で読めるのか?
 Mac でデータを書いた USBメモリは Windows で読めるのか?

 Windows で書き込んだ CD/DVD データディスクは Mac で読めるのか?
 Mac で書き込んだ CD/DVD データディスクは Windows で読めるのか?

とても心配でした。実は、Mac が Windows のフォーマットに対応しているので、全く問題ありません。

USBメモリは、Windows でフォーマットしたものを Mac に挿せば、何の問題もなく読み書きが出来ます。
Mac で USBメモリをフォーマットする場合、「MS-DOS (FAT)」でフォーマットしておけば、Windows でも読み書きできます。

CD/DVD の書き込みは、OS標準搭載の機能で出来ます。普通、ソフトウェアを別途購入する必要は無いと思われます。データディスクであれば Finder(もしくはディスクユーティリティ)で書き込めますし、音楽CDであれば、iTunes で書き込みが出来ます。

ただし、全く制限がない訳ではありません。CD-R に2回以上書き込む(マルチセッションにする)ためには、「Mac OS 拡張」フォーマットでなければならず、Windowsで読めるディスクにはなりません。もっとも、最近は CD-R が安くなっていますので、マルチセッションにする必要は、あまり無くなっているようにも思います。

私の場合、CD/DVD の書き込みには Toast をよく使っています。単にデータの書き込みをするだけなら、別に Toast を使う必要は無いのですが、ハードディスクのバックアップをするときなど、使い勝手が良いので愛用しています。Toast を使えば、 Windows で読めるフォーマットで、CD-R に2回以上書き込むこともできるなど、自由度が格段に大きくなります。


Windows環境との互換性[1]:OS標準機能

2009-03-13 19:56:50 | Mac のソフトウェア

Windows から Mac に移行するとき、Mac ユーザーは、「大丈夫だよ」と言ってくれるのですが、何がどのように大丈夫なのか、よくわからなかったものです。

Mac OS の標準機能としては、以下のものがあります。

(1)PDF の読み書き
 プレビューというアプリケーションが OSに付属していて、これで PDF ファイルを見ることが出来ます。Mac版の Adobe Reader も無料でダウンロードできますが、通常、インストールする必要は無いと思います。
 また、PDFファイルを作成する機能も標準搭載です。Wordなどのアプリケーションから、「印刷」メニューに入り、そこで「PDFの作成」をすることができます。暗号化したPDF(読むときにパスワードを要求するPDF)を作成することも出来ます。

(2)音楽CD再生
 音楽CDを入れると、iTunes が立ち上がって、再生することができます。

(3)DVD再生
 DVDを入れると、DVDプレーヤというアプリケーションが立ち上がり、フルスクリーンで再生を開始します。ウィンドウでの再生も可能です。

(4)CD/DVD 書き込み
 CDやDVDにデータを書き込むことは、OS標準の機能で出来ます。音楽CDの書き込みは iTunes で出来ます。新品の Mac を購入した場合には、iWork も入っているので、iDVD というアプリケーションを使って DVD の作成も出来ます。

 いずれも、Mac 購入時の状態、もしくは Mac OS X インストール直後の状態で、動くようになっている機能です。

 新品の Mac 購入時の状態ですと、iLife が付属していますので、他のソフトウェアをインストールすることなく、以下のようなことも出来ます。

(5)デジタルカメラからの写真の取り込み
 USBで接続すれば、iPhoto が立ち上がって、写真を読み込むことが出来ます。iPhoto でも、写真の加工が出来ます。トリミング、色調の調整なども出来ますので、Word や PowerPoint に貼付ける写真を用意する程度の作業であれば、iPhoto で十分に対応できます。

(6)デジタルビデオからの動画の取り込み
 MiniDV を使ったデジタルビデオカメラの場合、FireWire で接続すれば、iMovie で Mac に取り込むことが出来、QuickTime 用に書き出したりすることができます。(さらに iDVD を使えば、iMovie で作ったビデオプロジェクトを用いて DVD を作ることが出来るそうですが、これはやってみたことがありません。)
 HDD/メモリカードを使ったデジタルビデオカメラの場合は、USBで接続すれば iMovie で Mac に取り込むことが出来るそうです。(そのようなデジタルビデオカメラを持っていないので、動作の確認をしたことはありません。)

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更新記録
2009/04/01 (1)に、PDFの書き込みに関する記述を追加。
       (4)(5)(6)を追加。


Flip4Mac (Windows Media Player)

2009-03-08 16:19:00 | Mac のソフトウェア

一昔前まで、マイクロソフトから Windows Media Player for Mac なるものが供給されていたのですが、現在は、マイクロソフトの Window Media サイトから、Flip4Mac というプラグインがダウンロードできるようになっています。これをインストールすると、Windows Media Player 形式のファイルが QuickTime で再生できるようになる、というものです。

ウェブページにある Windows Media Player 形式のファイルの再生も問題なく出来ます。

再生そのものは問題なくできるのですが、問題がないわけではありません。ウィンドウの下にある一時停止ボタンなどの表示されているエリアが、一部分表示されなかったりするのは、よくあることです。

また、DRMコンテンツ(著作権保護されたコンテンツ)の再生は出来ません。これはマイクロソフトのサイトでも明記されているとおりです。

今まで Flip4Mac を使ってきてみての感想としましては、普段、インターネット上の Windows Media Player 形式のファイルを再生するのには、全く困っていません。どうしても本物の Windows Media Player でなければ動かないときだけ、VMware Fusion 上の Windows XP を立ち上げています。


携帯電話ダイヤルアップ接続は意外と安い

2009-03-07 16:37:33 | ネットワーク接続

出先でパソコンを使う場合に備えて、イー・モバイルのデータカードを持っています。一番安い料金プランにしてあり、一ヶ月の利用料金の上限額は 4,980円になっています。一ヶ月間、全く使わなければ 1,000円ですが、14Mバイトほど通信すれば、上限額に達してしまいます。

別の接続方法として、携帯電話(FOMA) から OCNのダイヤルアップ接続用アクセスポイント(正式名称は FOMA回線交換網対応アクセスポイント)に接続した場合の料金を計算してみます。

まず、FOMAからアクセスポイントまでの通信料金は、

 昼間(08:00 - 19:00) 10円/14秒
 夜間(19:00 - 23:00) 10円/15秒
 深夜(23:00 - 08:00) 10円/16秒

これに加えて OCN接続料金がかかりますが、高くても 10円/60秒 です。

となりますと、一番料金の高い昼間でも、1分あたりの料金は、消費税も入れて
 [{10 * (60/14)} + 10] * 1.05 = 55.5 円

1分55.5円の料金で 4,980円分、使うとすれば、
 4980 / 55.5 = 89.7 分

およそ一時間半の接続が出来ることになります。データカードは、四六時中使うのであれば、通信コストを下げられますが、時々外出先でインターネット接続をすることがある、という程度であれば、普通の携帯電話の64Kデータ通信機能を使ったほうが安上がりかもしれません。