今年の確定申告は、Mac OS X 10.8 Mountain Lion の入った MacBook Air で行いました。Mac OS X 10.9 Mavericks では、住基カードの読み出しが出来るときと出来ないときがあり、動作が不安定でしたので、確実に動作する Mountain Lion を使いました。
申告書データは無事に送信できましたが、動作しない機能があることにも気づきました。
申告書等送信の後、「即時通知」が表示されますが、その内容を保存しようとしても出来ません。「保存」ボタンをクリックすると、保存先のフォルダとファイル名を入力するウィンドウが開きますが、フォルダとファイル名を確認して、保存しようとすると、そこでエラーが出てしまいます。
この現象は、電子証明書の登録・再登録の受信通知を「保存」しようとしたときや、電子申告書等データの受信通知の「保存」や「ダウンロード」でも、同様に見られました。
これらのデータは、保存しても、特に何かよいことがあるわけでもないようであり、確定申告を行う上で、何か障碍になるわけでもありません。申告内容確認票（税務署で確定申告するときに出す確定申告書そっくりのイメージ）や、計算明細書など、提出書類一式の入った PDF は、何の問題も無く保存できます。
Mac OS X 10.6 Snow Leopard であれば、全ての機能が問題なく動いていました。
Mountain Lion でも e-tax が使えるようになったのは、たいへん有り難いことです。確定申告自体は何の問題もなく行うことができ、必要な帳票も、きちんと保存できます。
Mavericks でも e-tax が使えるようになることを、そして、そのときには、全ての機能が、問題なく動くようになることを、e-tax を利用する Mac ユーザーの一人として願っています。