田中です。40歳を過ぎるまで趣味の無かった私でしたが建設の社長から、独身時代(30年近く昔)友人と尾瀬に行った話しを聞き、漠然と尾瀬に行く事に憧れを持っていた。山友会に入会したのも、尾瀬に行きたかったからだ。H16年位?に入会したものの、尾瀬への計画はなく夏山のシーズンは南、北アルプスへの厳しい修行のような山行ばかりだった。ところが昨年の9月、会長が(たぶん私のため)「初秋の尾瀬・燧ケ岳」を計画してくれた。私は喜んで切符や尾瀬小屋の予約をし、2日後に出発を控えていた出社前のいつも以上に慌しい朝、最後の洗濯物を干そうと階段を駆け上がった時、思いっきり向う脛(弁慶だか義経の泣き所?)をぶつけてしまった。痛いと言うより、その日は契約かお客様との打ち合わせが入っており、遅刻は出来ない状況だったので、バンドエイドをはり出社し、打ち合わせが終わり席を立った瞬間、お客様が「た、田中さん、流血してますよ!!」見るとぶつけたところは倍近く腫れあがり、事務所のフロアーの私の歩いた後には血が転々と・・・
血が止まらないことに不安になった私は病院に行く決心をした。その日は日曜で近くの病院はお休み、おおたかの森病院まで行き、結局一針を縫う事になった。2日後の尾瀬に行けなかったのは、言うまでもないが・・・うれしそうに「残念だが、ケガしたんじゃしょうがないな~尾瀬は逃げないから」と言った建設の社長の顔が今でも忘れられない。