ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

2020 サッカー兵庫県高校選手権 第2日 報徳

2021-01-24 | Weblog
2020/10/25、神戸新聞文字起こし

サッカー兵庫県高校選手権 
第2日(24日・報徳高ほか=神戸新聞社後援)
2回戦16試合があり、16強が出そろった。
2連覇を目指す神戸弘陵は15-0で三田松聖に
圧勝。2年連続準優勝の県西宮も6-0で龍野に
大勝した。前回4強の報徳は2-0で西宮東に
完封勝ち。市尼崎は7-0伊川谷北を下した。
3試合がPK戦にもつれ、明石城西は1-1からの
PK戦を7-6で制し、明石商との
地元対決をものにした。

第3日は25日、県内各地で3回戦8試合が
あり、ベスト8が決まる。

報徳一丸で猛攻 16強
西宮東の堅守破る
1か月前 急逝した友とともに戦うー

西宮東ー報徳
後半、報徳の18船越がヘディングシュートを決め、
2-0と点差を広げる

昨年4強の報徳には負けられない理由があった。
大会1ヶ月前にチームメイトが交通事故で急逝。
「亡き友と一緒に戦う」と丸刈り姿で初戦に
臨んだイレブンは、ひたむきに攻め続けた。

徹底して引いて守る西宮東ゴールをこじ開けたのは
2年生MF船越だ。前半20分すぎ、左クロスを頭で
押し込んだ。報徳の硬式野球部だった父と幼い頃から
キャッチボールをしてきた経験が、落下地点の予測に
生きているという。 後半も左CKから同じように
ヘディングで2点目を挙げた。

喜ぶベンチには、3年生MF来住(きし)晃輔さんの遺影と
背番号「14」のユニフォーム、父母会が作成したぬいぐるみが
置かれていた。来住さんは先月21日、練習に向かう途中に
学校近くで事故に遭い、5日後に亡くなった。得点感覚に優れ、
スーパーサブとして活躍が期待されていた。

「正直、今も受け入れられていない。学校に行けば晃輔がいる
気がする」と今西主将。それでも、切り替えるしかなかった。
治療のため丸坊主になった来住さんの遺体と対面した
仲間たちは、次々に丸刈りした。

中学から来住さんと同じチームのMF畑は「全国に行く姿を
晃輔や家族の方に見えたい」。思いを乗せて2年前の王者
関学との3回戦に挑む。(山本哲志)



1月23日(土)閲覧数:463PV 訪問者数:303人

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