ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

2020 サッカー兵庫県高校選手権 第3日 神戸朝鮮高ー長田

2021-01-27 | Weblog
2020/10/26、神戸新聞文字起こし

ベスト8出そろう サッカー県高校選手権

第3日(25日・滝川第二ほか=神戸新聞社後援)
3回戦8試合があり、ベスト8が決まった。神戸朝鮮高は
1-0で長田を破って18年ぶりの準々決勝進出を果たし、
小野も明石城西とのPK戦を制して11年ぶりの8強に進んだ。
芦屋学園は2-1で2年連続準優勝の県西宮に競り勝った。
2連覇を狙う神戸弘陵や三田学園、滝川第二、報徳、
神戸国際大付の私学勢も8強に駒を進めた。
第4日は31日に準々決勝4試合が行われる。

神戸朝鮮 PKで決勝点
1-0、18年ぶり準々決勝へ
追ったボール 強化の実に

神戸朝鮮高ー長田
後半、決勝点となるPKを決めた9呉允新を
祝福する神戸朝鮮高の選手ら

激しくぶつかり合う試合にけりをつけたのは、
1本の愚直なダッシュだった。後半30分すぎ、
諦めずボールを追い掛けた神戸朝鮮高の3年生FW
呉允新がGKに倒されてPKを獲得。自ら蹴った
ボールは狙った右隅ではなく中央上に突き刺さった。
「ヤバっと思ったけど、毎日50本の坂ダッシュを
してきたのを神様が見てくれたかな」と笑った。

決勝点の軌道は運が良かったが18年ぶりの8強入りは
偶然ではない。在日本朝鮮人蹴球協会から尹明進監督が
兵庫に派遣されたのは5年前。中学での2年を経て
高校監督に就いた。県内三つの朝鮮中の合同練習を
月2回実施し、スカウト活動や中高の連携を強めた。
呉允新と指揮官も、5年の付き合いだ。

さらに18年前のOBで元Jリーガーの金永基さんらが
昨春から指導スタッフに加わり、「強かった時代の
メンタリティーを伝えてくれている」と尹明進監督は
感謝する。今季は現行制度で初めて県リーグ2部に参戦し、
苦しいゲームの連続も選手権への糧とした。

準々決勝の相手は報徳。昨年3回戦で2-7と大敗した相手だ。
趙世温主将は「その時からの熱い思いがある」と闘志を
燃やした。(山本哲志)




1月26日(火)閲覧数:641PV 訪問者数:344人

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