ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

2020 サッカー兵庫県高校選手権 第4日 報徳/滝川第二

2021-01-31 | Weblog
2020/11/1日、神戸新聞朝刊、文字起こし

報徳 流れつかみ完勝 主将今西の先制で勢い
神戸朝鮮高0-3報徳
前半、先制点を決める報徳の今西

頼れる主将が報徳を2年連続の4強に導いた。
前半35分すぎ、MF村山の横パスからMF今西が
右足で先制ゴール。「自分たちに流れを持っていけた」。
背番号10は両人さし指を天に突き上げ、仲間と
喜びを分かち合った。

自他ともに認める真面目な性格で「彼がいればこそ、
うちはうちであり続けた」と高田監督の信頼は厚い。
集大成の県選手権に向かう中、3年生MFの来生晃輔さんが
交通事故で急逝。今西主将は「一人で
抱え込んだ時もあった」と明かす。

指揮官は試合前、「遊び心を持ってやろう」と選手を
送り出した。5バック気味の守備に戸惑いながらも徐々に
テンポアップ。今西主将の得点で勢いづき、後半早々に
素早く始めたFKからの右クロスをDF尾山が押し込んだ。
尾山は「決めたら見せようと思っていた」「こうすけ」
と書いたレガースを掲げた。

全国まであと2勝。今西主将は「楽しむことを忘れずに
勝ちたい」と昨年涙をのんだ準決勝を見据えた。(山本哲志)


滝川第二 2年FW相原2発
攻撃けん引 快勝導く
芦屋学園1-4滝川第二
後半、滝川第二の9相原が頭で2点目のゴールを決める

滝川第二は、2年生FW相原が攻撃の口火を切り、
後半にもダメ押し点。ワントップを任させる
168センチのストライカーが快勝に導いた。

準々決勝までの2試合はFW陣に得点がなく、
責任を感じていた。「名門の9番をもらっている。
結果を残したかった」と先制ゴールで応えてみせた。
前半9分、万谷のパスで相手の背後を取り、
「ブロックが見えた。落ち着いていた」
と右足で切り返し、左足でネットを揺らした。

2-1の後半3分に奪った追加点も背番号9だ。
前半は芦屋学園の屈強な守備陣にはね返され続けた
クロスを「外と中の目が合った時に上げよう」
(亀谷監督)とタイミングを修正し、「ファーに
欲しいと目で合図を送った」と相原。相手DFと
GKをニアにくぎ付けにし、フリーで頭で合わせる
駆け引きのうまさも見せた。

指揮官が「物おじしない性格で意外性もある」
と期待を寄せる点取り屋。昨年の王者との
準決勝へ「自分の得点でチームを勝たせる」
と力強かった。(尾藤央一)



1月30日(土)閲覧数:630PV 訪問者数:356人

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