「憎からず」。。。

3月4日のレッスンは、
ダンスと演技でした。


夏の公演「ジュリエットシンドローム」の稽古に入ってからのダンスの時間は、
劇中のダンス振付ばかりです。

最近は1回のレッスンで1曲仕上げが当たり前になっております。
（みんな上達してるのね～）

今回の作品はダンスナンバーが多いので、
（ミュージカル劇団ですから、当たり前か…
　というより　今までが少なすぎたのですが。）
踊り手は大変です。

振付された当日は、当然流れのみを覚えているだけなので、
ダンスというにはあまりにも遠くて…
踊り込んでみんなの振りが揃うときれいなんだろうなぁと想像しています。


後半の演技の時間は、
読み合わせの続きです。
再来週から立ち稽古に入るので、
今のうちに細かい状況設定の確認などをしています。

高校の文化祭が舞台となるので、
淡い恋心なんかも書き込まれてあって、
いい雰囲気を出してほしいのですが、
まだ気持ちの変化が乏しい状態です。

相手に好意をよせる気持ちが理解できていなかったり、
好きな相手を目の前にしてどんな態度をとるのか…
気持ちを感じ、表現してほしいのですが…

「相手を憎からず思っているから…」と説明したところ、
その【憎からず】の意味がメンバーには伝わらなかったようです。

演出も「いまどきそんな言い方しないでしょ～」とダメ出しされた私です。

そうなんだぁ～。
今風に言えば「ちょっといいなぁ～」なんでしょうね。

同じ気持ちの持ち方も、
表現の仕方でかわるもんです。
【ちょっといい感じ】と【憎からず思う】。
…やっぱり古臭い言い方ですね。。。