都城ミュージカルクラブ(MMC) ブログ

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台本を読み込む力

2011年03月07日 22時23分54秒 | 日記
昨日のレッスンは演技・本読み最終日でした。

来週から立ち稽古(粗立ち)に入るのですが、
最後のシーンまで通して読めていなかったので、全体を通しました。
(うーん、Wキャストの悲しいところですね。時間が足りない…)

前半部分は何回か読んでいたものの、
後半はこの日初めてだったこともあり、惨憺たるものでした。

自宅での予習が足りない!!

台詞の言い方の稽古はしないでと演出が言っていますが、
台本を開くなとは言っていないのです。
台本を開いて、台詞の流れ・感情の流れを確認することは大切です。

役の履歴に沿って、このシーンではこの役はどう動くのか?
自分はどのように演じたいのか。
自宅で読みこんでくる必要があります。

週1回の稽古しかないのです。
稽古場では、相手役との呼吸の確認をするのです。
自宅で台詞の稽古をすると、相手役まで自分の想像で作ってしまいます。
自分の役作りをしっかりしないと、稽古場で相手役が混乱してしまいます。

演劇は、役者の個人プレイのように見られますが、
チームプレイで作品を作り上げていくのです。

自分がどのように演じたいのかが決まっていないと
演出と意見を戦わせることができません。

人から言われたとおりに演じるのは、
それは人形と同じなのです。

与えられた役について、
あなたはどう感じたのか、どう表現したいのか。

今一度、台本を読みなおしてみてください。

一日一日、公演の日は近づいてくるのですよ。



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