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『007/慰めの報酬』

2009年02月02日 21時23分50秒 | 映画レビュー
原題: QUANTUM OF SOLACE
製作年度: 2008年
別題:-
製作国・地域: イギリス/アメリカ 上映時間: 106分
監督:マーク・フォースター
製作:
マイケル・G・ウィルソン
バーバラ・ブロッコリ
製作総指揮:
カラム・マクドゥガル
アンソニー・ウェイ
原作:イアン・フレミング
脚本:
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ポール・ハギス
撮影:ロベルト・シェイファー
プロダクションデザイン:デニス・ガスナー
衣装デザイン:ルイーズ・フログリー
編集:
マット・チェシー
リチャード・ピアソン
音楽:デヴィッド・アーノルド
テーマ曲:モンティ・ノーマン (ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌:
アリシア・キーズ
ジャック・ホワイト
出演:
ダニエル・クレイグ ジェームズ・ボンド
オルガ・キュリレンコ カミーユ
マチュー・アマルリック ドミニク・グリーン
ジュディ・デンチ M
ジェフリー・ライト フィリックス・レイター
ジェマ・アータートン フィールズ
イェスパー・クリステンセン ミスター・ホワイト
デヴィッド・ハーバー ビーム
アナトール・トーブマン エルヴィス
ロシー・キニア タナー
ジャンカルロ・ジャンニーニ マティス
ホアキン・コシオ メドラーノ将軍
グレン・フォスター ミッチェル
フェルナンド・ギーエン・クエルボ カルロス大佐
スタナ・カティック
ニール・ジャクソン
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
何者かの陰謀によって愛するヴェスパーを亡くし、復讐を誓ったボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを捕らえ、真相を究明すべく尋問する。そして、彼の背後には世界中の有力者や諜報機関をも取り込む巨大な組織が存在していることを知るのだった。その調査のため、まずハイチに向かったボンドは、そこでカミーユという謎めいた女性と出会う。さらに彼女を通じ、組織の幹部ドミニク・グリーンを突き止めるボンド。グリーンの表の顔は、環境保護のため土地を買収する慈善団体“グリーン・プラネット”のCEO。だがその裏では、ボリビアの土地に眠る貴重な天然資源の独占を目論み、それを機に世界支配を企んでいた。上司Mから、グリーンの陰謀を阻止する任務を私情を挟まず遂行せよ、と念を押されるボンド。ところが、カミーユも実はグリーンと共謀するボリビアの将校に愛する家族を殺され、復讐の機会を窺っていると知ったボンドは、彼女と共にグリーン打倒へ奔走していく。

コメント:
前作の1時間後の話ということで、何の説明もなくいきなり激しいバトル。
そして、アップダウンの激しいアクションの連続で、
またしても一気に映画に入り込むことができた。

やっぱりダニエル・クレイグはイケてると実感する。

本作では孤独と葛藤、そして復讐という様々な感情のもと、
Mをはじめとする秘密情報部から理解されぬまま任務を遂行する姿が描かれる。

ボンド・ガールはウクライナ出身のオルガ・キュリレンコ。
顔は一瞬幼くも見えるが、トップモデルということもあり、
スレンダーでとても美しく、大人の魅力を持った女優だ。

前作で心に深い傷を負ったボンドだったが、
その割には常に冷静な行動を見せ、
復讐心はあまり表に表れていなかったように伺えた。
任務を遂行すべく果敢に敵と対峙するシーンが多く、
見せ場の多いアクションに息をつく間もなかった。

ひとつ気になったのが、女性との絡みシーンの少なさ。
やはりヴェスパーを失ったことに対する悲しみの表れか、
それとも拷問のせいで男のナニが機能しなくなったか…
とはいえ、ちゃっかり一回はやることやってたので、
その心配はしなくてよかったのかと。

残念だったのが、アイディア満載の超人的なボンドグッズが
ひとつも観れなかったこと。
まあジェームズ・ボンドそのものがかなり超人的な体の持ち主なので
そのアクションを観るだけでお腹いっぱい。

ラストもきれいに纏めた感があるのでよかったと思う。

だけどそういえば「ミスター・ホワイト」って結局どうなった?
あと「慰めの報酬」って一体何を指してたのだろう?
考え方次第でいろいろありそうだけど…。

そんなに深く考えなければ十分楽しめる映画。
「カジノ・ロワイヤル」と「慰めの報酬」
必ず合わせて観るようにしましょう!


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