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◆「渇いた季節」
バンクス警部シリーズの10作目。
渇水で干上がった貯水湖から、白骨死体が発見された。50年前に殺されたらしい被害者を追うバンクス。そして、同じ頃老推理小説家は、長らく封印していた自作を取り出していた。
事件と小説部分が交錯する構成なので、遅々として進まず、な感じになります。が、バンクスシリーズは叙情が売りなので、それはそれはOKかと。相変わらず、飲んだり食べたりのシーンが多くて、そういうところ、好きww
このシリーズ、講談社からはこれと「誰もが戻れない」と「エミリーの不在」が出ていてあとは東京創元社から出てます。でも、数が足りない…。
こんなに面白いのに不遇なシリーズなんですねぇ。
ともあれ「エミリーの不在」が面白かったので、買ってみたら正解でした。
事件やそれの解決も勿論面白いけど、バンクスの家庭や親子などのバックボーンも魅力。
うむ。ちょっと「バーナビー警部シリーズ」に似てるかもね。
ピーター ロビンスン 幸田 敦子 ピーター・ロビンスン
東京創元社 (1991/06)
売り上げランキング: 1,128,241
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