人生のどん底に追い詰められた中国人青年が、ヒーローとなって立ち直っていく姿を描くヒューマンドラマ。企画内容を気に入ったケヴィン・スペイシーが製作総指揮と出演を果たしている。主演は「新宿インシデント」「トリプル・タップ」のダニエル・ウー。監督・脚本はディヤン・エン。
仕事のストレスやローン返済、夫婦仲など人生のすべてが上手くいかないリー。高級マンションの自室で自殺を図るが、引っ越しの挨拶に来た外国人チャックに救われ一命を取り留める。CIAの殺し屋であるというチャックに背中を押される形で、リーは世の中の悪を正すことを天職とし、チャックと二人でお手製のコスチュームに身を包み、ヒーローとして活動していくことに。それは自分の生き甲斐と妻への愛情を取り戻すため、自分自身を変えるための闘いでもあったのだ。
舞台は広州?広州タワーに似た塔が何度も出て来るが自信がない。とにかく高層ビルが建ち並ぶ中国の南部の都市を舞台に主人公のリーは金持ち風。自堕落な生活でストレスが溜まって自殺を試みるところから始まる。しかし、ちょっと中途半端感は否めない。
おすすめ度 ☆☆☆の
原題: INSEPARABLE/形影不離
製作年度: 2011年
監督: デイヤン・エン
上映時間: 97分
キャスト:ケヴィン・スペイシー、ダニエル・ウー、コン・ベイビー
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