ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

4半期ベスト20

2007年03月31日 | 映画
3月末だからちょっと整理。
1~3月末までに計130本の映画を観た。このペースは昨年より20%のペースダウン。このペースで観ると年間520本になってしまう。今年の目標は300本だから、少しペースダウンしなくては・・・と思う今日この頃、皆さんいかがおすごしですか。

せっかくだからルイスの4半期のベスト20を紹介します。
130分の20だよ。


ディパーテッド(リメイク)

墨攻(中国)

16ブロック

硫黄島からの手紙

玲玲の電映日記(中国)

UNITED93

トランスポーター2

ラブ・イズ・マネー(香港)

イルマーレ(リメイク)

イルマーレ(韓国)

幸せのちから

キンキーブーツ

グエムル 漢江の怪物(韓国)

嫌われ松子の一生(日本)

蝉しぐれ(日本)

フラガール(日本)

県庁の星(日本)

かもめ食堂(日本)

氷の微笑

氷の微笑2


以上、おすすめ20です。


「フラガール」

2007年03月30日 | 映画
昭和40年代、福島県の炭鉱町に誕生した常磐ハワイアンセンターにまつわる実話を基に、フラダンスショーを成功させるために奮闘する人々の姿を描いた映画だ。『69 sixty nine』の李相日監督がメガホンをとり、石炭から石油へと激動する時代を駆け抜けた人々の輝きをダンスを通じて活写する。
主演の松雪泰子をはじめ、『花とアリス』の蒼井優や南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代らが魅惑的なフラダンスを披露する。

「三丁目の夕日」に通じるようなレトロな映像と東北弁の会話で、親近感を感じる作りになっている。前評判が高かったのでストーリーは想像がついている。全てが、最後のハワイアンセンター・オープンに踊るフラダンスの感動シーンまでの序曲だ。しかし、オープンまでにも、3回ほどうるっときた。有人が引っ越しするところ。しずちゃんのお父さんが落盤事故で死んだ知らせを受けたところ。町を追い出された松雪を引き止める為、フラダンスで思いを伝えようとするところ。反対していた母に練習するところを見られたところ。あっ、4回だ。そして待ちに待った最後のオープンのフラダンスである。計5回。やっぱり、役者はすごいや・・・と思わせてくれる映画だ。


おすすめ度   ★★★★★


製作年度 2006年
上映時間 120分
監督 李相日
出演 松雪泰子 、豊川悦司 、蒼井優 、山崎静代 、池津祥子 、徳永えり

「さよなら、僕らの夏」

2007年03月29日 | 映画
インディペンデント映画の名門、サンダンス映画祭やカンヌ映画祭で賞賛された珠玉の青春映画。少年たちが体験する“ある夏の出来事”を生き生きと描く。いじめられっ子役に『ダウン・イン・ザ・バレー』のローリン・カルキン、その兄役に『パトリオット』のトレヴァー・モーガン、いじめっ子役には『SPUN/スパン』のジョシュ・ペックと、今後の若手注目株が集結。思春期の危うさと残酷さをリアルにとらえた秀作だ。

いじめっ子に報復する計画を立て、ボート遊びに誘う5人の仲間たち。しかし・・・

綺麗な川が美しい。事件のあと、それぞれの葛藤があって、選択を迫られる。自分だったら・・・と考えてしまう不思議な映画だ。

おすすめ度   ★★★☆☆

製作年度 2004年
上映時間 90分
監督 ヤコブ・アーロン・エステス
出演 ロリー・カルキン 、トレヴァー・モーガン 、ジョシュ・ペック 、カーリー・シュローダー 、ライアン・ケリー 、スコット・ミシュロウィック

「美しい人」

2007年03月27日 | 映画
ロカルノ映画祭で作品賞と主演女優賞をW受賞したオムニバス・ドラマ。
登場する9人の女性たちの愛をめぐる9つの物語を、ワンシーン・ワンカットでリアルに描き出す。監督は『彼女を見ればわかること』の名匠ロドリゴ・ガルシア。同作にも出演したグレン・クローズ、『舞台よりすてきな生活』のロビン・ライト・ペンら豪華女優陣が各エピソードの主人公として登場する。

1つの物語りが10~12分の短いストーリーだ。9つの物語りが収録されているが関連性はない。例えば、乳癌で乳房を切除する手術前の不安な妻と亭主の会話。あるいは、刑務所の女囚が娘と面会する前後とか・・・
撮影手法に臨場感があって引き込まれる。そんなシーンを9つ並べたという実験的な映画だ。

おすすめ度  ★★★☆☆

製作年度 2005年
上映時間 114分
監督 ロドリゴ・ガルシア
出演 キャシー・ベイカー 、エイミー・ブレネマン 、エルピディア・カリーロ 、グレン・クローズ 、スティーヴン・ディレイン 、ダコタ・ファニング

「プルートで朝食を」

2007年03月26日 | 映画
パトリック・マッケーブの同名の小説を、『ダブリン上等!』のニール・ジョーダン監督が映画化。自己のアイデンティティについて悩む青年が、自分を捨てた母親を探す旅に出ることで、自分自身を見つめ直していく様を描く。『バットマンビギンズ』のキリアン・マーフィーが、ぞくっとするほどの妖艶さを見せる主人公を熱演。
共演は『キングダム・オブ・ヘブン』のリーアム・ニーソンや、『コントロール』のスティーヴン・レイ。厳しい状況下でもひたすら前向きに生きる無垢(むく)な主人公の生き様に注目。

プルートとは「冥王星」のこと。従って、「冥王星で朝食を」という題名となる。
主人公のキリアン・マーフィーの女装姿が様になっているのに驚くが、なんであんなチャラチャラした性格付けにするんだろう。

おすすめ度   ★★☆☆☆


製作年度 2005年
上映時間 127分
監督 ニール・ジョーダン
出演 キリアン・マーフィ 、リーアム・ニーソン 、ルース・ネッガ 、ローレンス・キンラン 、スティーヴン・レイ 、ブレンダン・グリーソン

「ローズ・イン・タイドランド」

2007年03月25日 | 映画
悲惨な現実を生きる少女ジェライザ=ローズが、少女ならではのイマジネーションを使って、奇妙で不可思議な冒険を繰り広げるファンタジー。
アメリカの人気作家ミッチ・カリンの「タイドランド」を、『ブラザーズ・グリム』の鬼才テリー・ギリアムが、奇想天外なギリアム版「不思議の国のアリス」に仕上げた。
少女ジェライザ=ローズ役にふんした、カナダ出身の天才子役ジョデル・フェルランの大人顔負けの芸達者ぶりも必見。
う~ん。訳のわからない映画だ。何がいいたいのかさっぱりだ。

おすすめ度   ★☆☆☆☆

製作年度 2005年
上映時間 117分
監督 テリー・ギリアム
出演 ジョデル・フェルランド 、ジェフ・ブリッジス 、ジェニファー・ティリー 、ジャネット・マクティア、ブレンダン・フレッチャー

「ステック・イット」

2007年03月24日 | 映画
めずらしい新体操の映画だ。主演のジェフ・ブリッジスが魅力的。
ストーリーは、まあまあだが、最後の大会で古い体質の審判団に対抗して、みんなで拒否する場面が気持ちいい。

おすすめ度  ★★★☆☆

製作年度 2006年
上映時間 103分
監督 ジェシカ・ベンディンガー
出演 ジェフ・ブリッジス 、ミッシー・ペリグリム 、ヴァネッサ・レンジーズ 、ジョン・グリース 、ジア・カリデス 、ニッキー・スーフー

「トランスアメリカ」

2007年03月23日 | 映画
女性の心を持ちながら、体は男性として生まれた性同一傷害の主人公の葛藤をモチーフにしたハートフルな人間ドラマ。男として唯一のセックスで息子がいることを知った主人公が完全な女になる手術の前に息子を訪ねる。
愛を忘れてしまった親と愛を知らない息子の複雑な関係を、新鋭監督のダンカ・タッカーが、彼らのアメリカ大陸横断の旅を通してたおやかに描き出す。
人気TVドラマ「デスパレートな妻たち」の“女優”フェリシティ・ハフマンが、女性になる手術を待つ“中年男”にふんし、夢と親心の間で揺れる“ヒロイン”を好演している。

おすすめ度  ★★★☆☆

製作年度 2005年
上映時間 103分
監督 ダンカン・タッカー
出演 フェリシティ・ハフマン 、ケヴィン・ゼガーズ 、フィオヌラ・フラナガン 、エリザベス・ペーニャ 、グレアム・グリーン 、バート・ヤング

「氷の微笑2」

2007年03月23日 | 映画
シャロン・ストーンを一躍トップスターにした大ヒット作『氷の微笑』の続編。
ロンドンを舞台に、スターの不可解な死に関わる美ぼうの女流作家キャサリン・トラメルと、彼女の魅力に引き込まれる精神科医の駆け引きが展開する。
魔性の女キャサリンを演じるのは、前作に引き続きシャロン・ストーン。
監督は『ジャッカル』のマイケル・ケイトン=ジョーンズが担当している。
相変わらずセクシーなストーンと、ラストの大どんでん返しに注目。

「氷の微笑」と「氷の微笑2」を続けて観た。出来は同じだ。両作品に共通しているのは、犯人はキャサリンではなく、意外な人物だったという部分だ。シャロン・ストーンが美しい。2作目もやや老けたが充分綺麗だ。なんと16年の歳月が経っているのに・・・

おすすめ度  ★★★★☆

製作年度 2006年
上映時間 114分
監督 マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演 シャロン・ストーン 、デヴィッド・モリッシー 、シャーロット・ランプリング 、デヴィッド・シューリス 、ヒュー・ダンシー 、インディラ・ヴァルマ

「氷の微笑」

2007年03月21日 | 映画
「氷の微笑2」がDVDの新作コーナーにあり、借りようと思ったが人気でモノが無かった。
その隣に旧作が置いてあったので、借りた。有名なのにまだ観ていなかったのである。
シャロン.ストーンとマイケル・ダグラスが出ていて面白くないわけがない。

その内容は、
ピック殺人事件の捜査線上に浮び上がった女性作家。
事件を捜査する刑事は次第に、容疑者の妖しい魅力のとりこになっていく。
やがて彼自身に殺人容疑がかかってしまうが……。
シャロン・ストーンの大胆な演技が話題を呼んだエロティック・サスペンスだ。

エロティックな場面が多く、18禁となっている。
最後のシーンが意味深でさすがって感じだ。

「氷の微笑2」が楽しみだ。

おすすめ度  ★★★★☆

製作年度 1992年
上映時間 128分
監督 ポール・ヴァーホーヴェン
出演 マイケル・ダグラス 、シャロン・ストーン 、ジョージ・ズンザ 、ジーン・トリプルホーン 、レイラニ・サレル 、ドロシー・マローン

3月のベスト5

2007年03月20日 | 映画
2~3月20日に観た映画

イルマーレ
ザ・センチネル
グエムル 漢江の怪物(韓国)
中国大地震(中国)
男たちの大和(日本)
嫌われ松子の一生(日本)
サウンド・オブ・サンダー
イルマーレ(韓国)
スカーレット・レター(韓国)
マルチュク青春通り(韓国)
オスカーワイルドのカンタベリー城
16ブロック
ワールド・トレード・センター
キンキーブーツ
LOFT(日本)
春の雪(日本)
力道山(日本)
県庁の星(日本)
博士の愛した数式
明日の記憶(日本)
かもめ食堂(日本)
タイヨウのうた(日本)
バルトの楽園(日本)
大停電の夜に(日本)
ルパン
蝉しぐれ(日本)
ハイジ
マイアミ・バイス
PURE
蒼き狼チンギス・ハーン

テレビシリーズは

LOSTセカンドシリーズ1~9
24シーズン5(ラスト3本)
チャーリー・ジェイド1~10
尋秦記1~10

4シリーズ計32本。今年は韓国ドラマをセーブしている。


面白かったのは

16ブロック
嫌われ松子の一生(日本)
県庁の星(日本)
かもめ食堂(日本)
蝉しぐれ(日本)

以上の5本だ。今月は日本映画がいつもより多かった。










「尋秦記」あと僅か

2007年03月20日 | 上海
尋秦記(じんしんき)タイムコップ B.C.250

出演/ルイス・クー/ジェシカ・へスター/ミッシェル・チェン/レイモンド・ラム/ソニア・クオック/ユン・ワー/レイ・チーホン/リウ・カイチー/チョー・ユン
原作:ウォン・イー
製作:ジョン・ワイギン
衣装:グァン・カイマン
アクション監督:ファン・ギングァン
撮影:タム・ジーキョン、ウォン・ジョウグォン
脚本:ウォン・グォフェイ、トン・ギンピン
監督・脚本:マン・ワイフン
主題歌&挿入歌:ルイス・クー
2001年 香港
亞洲惑星-香港

香港トップスター、ルイス・クー主演の異色SFアクション巨編! 
戦乱の世に降り立った、未来の記憶を持つ男。

ただいま、9巻目36話まで観た。あと5話である。たぶん明朝までに制覇できそうだ。

このドラマの面白いのは、始皇帝など歴史上の人物が身近に感じられることだ。35話では、主人公率いる秦軍が戦争をするがそのシーンが興味深い。このような大掛かりな部分が随所にちりばめられている。

歴史好きにはたまらないはず。


北朝鮮口座は全額解除

2007年03月19日 | 日記
米財務省は19日、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジアで凍結されている北朝鮮関連口座の資金約2500万ドル(約29億3000万円)を全額返還し、北朝鮮が人道・教育目的に利用することで合意したと明らかにした。

松坂の年棒と移籍金は1億ドルだぜい!つまり、たった2500万ドルで北はうだうだ言ってるわけだ。

それだけ、北朝鮮は困ってるってこと。

いつも思うのは、日本の対応だ。

日本は、「食糧援助」はするべきだというのがルイスの意見だ。

国を考える場合、指導部と民衆がいるわけで、民衆に罪はないのである。
食糧援助をすると「軍部に取られてしまう」という人がいるが、軍部が腹いっぱいになって、民衆に回るようになるほど送ることだ。日本は減反政策で、米を作りすぎないように調整している豊かな国だ。古米はまずいといって食べないほどだ。余っているものでいいんである。どれほどの負担になろうや。

しかし、すぐ隣の国では、何万人という人が餓死している。

何故手を差し伸べられないだろうか? 

核問題、偽金問題、麻薬・・・もちろん拉致問題も。とんでもない国だ。

でも、それは指導部の問題であり、民衆には、そして子供達には関係ない話しのはずだ。

「毅然たる立場で主張し、食糧だけは、人道的見地から援助する。」これが日本の取るべき姿だ。

「日本は唯一の被爆国であり、例え北朝鮮が核開発をしても、わが国は永遠に核を保有することは無い。」と何故言えないのか? 世界中の賛同が得られるはずだ。

拉致問題を解決するには、一方的な制裁だけでは進展しない。


おぼっちゃんアベシンゾーやシンタローは、日本を滅ぼす道を突き進んでいる。






「チャーリー・ジェイド」制覇

2007年03月19日 | 映画
「チャーリー・ジェイド」全10巻20話を昨日観終わった。

とにかく難解なドラマだった。巻末にクリス・ケプラーの特別解説があり、巻ごとにその意味合いを紹介している。この解説が無ければ、全く意味が解らない。

逆に言うと毎回解説を聞いて納得しながら次を観るという感じ。何故、ここまでややこしくなるかといえば、3つの世界・パラレルワールド(アルファ・ベータ・ガンマ)を舞台にチャーリー・リーナ・ゼロワンという3人のストーリーが進んでゆく。その3人が絡み合うのは5巻あたりだ。それまでは、ミステリアスなシーンがバラバラに進んでゆく。

最後は、8~10巻で一気に展開が進み、全貌が解るってやつだ。そして、シーズン2に含みを残して終わった。

とにかく疲れるドラマでした。熱烈なファンと否定的な意見と二分するであろう作品です。

おすすめ度  ★★★★☆

原題:Charlie Jade
 シリーズ・クリエイター&製作総指揮:ロバート・ベルテマー
 シリーズ監督:T・J・スコットほか
 出演:ジェフリー・ピアース、マイケル・フィリポウィッチ