台湾の人気作家ギデンズ・コーが初めて長編映画のメガホンを取り、自身の自伝的小説を映画化した青春作。台湾中西部の都市・彰化を舞台に、高校の同級生だった男女7人が1994年から2005年までの期間に繰り広げるたわいなくも懐かしい日々を映し出す。主演のクー・チェンドンとミシェル・チェンは本作への出演をきっかけに大ブレイク。甘酸っぱくてほろ苦い物語に胸が高鳴る。
1994年、コートン(クー・チェンドン)は、台湾の地方都市の彰化で中高一貫の高校に通っていた。彼は同じクラスの親友ボーチ(イエン・ションユー)、アハ(スティーブン・ハオ)、グオション(ジュアン・ハオチュエン)、マタカキ(ツァイ・チャンシエン)らとつるんでふざけてばかり。五人は、クラスのマドンナ・チアイー(ミシェル・チェン)に夢中で……。
台湾映画はいくつか観ているはずだが、中国映画と混同して記憶している。これは、まぎれもない台湾映画なので、今後はカテゴリーを整理したい。
さて、誰もが味わってきた、ほのかな恋心を抱いてきた高校時代?を描く。多感な男子たちの下ねたを赤裸々に描写しているのが笑える。それにしても、ミシェル・チェンが可愛い。
おすすめ度 ☆☆☆☆
原題: 那些年,我們一起追的女孩/YOU ARE THE APPLE OF MY EYE
製作年度: 2011年
監督: ギデンズ・コー
上映時間: 110分
