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ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

世界2位の上海タワー

2015年01月30日 | 上海

昨年5月に観た時は、最上部がまだ工事中だった。秋には完成したようだ。

あまり、話題にならないが、中国で最も高く、世界でもブルジュ・ハリファ(828m)、東京スカイツリー(634m)に次ぐ高さの超高層建築物となった。高層ビルとしては世界2位で、構造物としては世界3位となる。

上海中心上海タワー上海中心大厦Shanghai Tower)は上海市浦東新区に位置する超高層ビル2014年の完成後は、高さ632メートル、階数は128で延床面積は地上部分380,000平方メートル、地下部分170,000平方メートル。

設計に当たり、発注主の陸家嘴集団はコンペを行った。一次コンペではアメリカのスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル (SOM) やコーン・ペダーセン・フォックス (KPF)、中国の上海現代建築設計集団など名だたる設計事務所が参加し、2008年初頭の三次コンペにはアメリカのゲンスラー社による「龍型」のビル案と、イギリスのノーマン・フォスター率いるフォスター・アンド・パートナーズの「尖頂型」のビル案が残ったが、2008年6月にゲンスラー社の案が勝利した。


 

 


上海中心(上海タワー)

2014年07月04日 | 上海

上海中心上海タワー上海中心大厦)は上海市浦東新区に位置する超高層ビル2008年11月29日に着工。2014年(予定)の完成後は、高さ632メートル、階数は128で延床面積は地上部分380,000平方メートル、地下部分170,000平方メートルとなる。2013年8月に最頂部に到達し、中国で最も高く、世界でもブルジュ・ハリファ(828m)、東京スカイツリー(634m)に次ぐ高さの超高層建築物となった。

 

 

 

 

このビルは浦東新区の陸家嘴金融貿易区の、東泰路・銀城中路・花園石橋路・陸家嘴環路に囲まれた街区に建てられる。1993年に作られた陸家嘴金融貿易区の完成予想図では、飛びぬけた高さの3本の超高層ビルが隣同士に描かれていた。うち一つは1998年金茂大廈として完成し、もう一つは2008年上海環球金融中心として完成した。残る一つが、この上海中心である。金茂大廈は上海中心の北隣に、上海環球金融中心は上海中心の東隣になる。

 

 

設計に当たり、発注主の陸家嘴集団は建築設計競技を行った。一次コンペではアメリカのスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル (SOM) やコーン・ペダーセン・フォックス (KPF)、中国の上海現代建築設計集団など名だたる設計事務所が参加した。2008年初頭の三次コンペにはアメリカのゲンスラー社による「龍型」のビル案と、イギリスのノーマン・フォスター率いるフォスター・アンド・パートナーズの「尖頂型」のビル案が残ったが、2008年6月にゲンスラー社の案が勝利した。

 

 

 

 

 


上海万博で観賞したパビリオン

2010年11月05日 | 上海
写真はイギリス館。10月30日(閉幕日)撮影。


上海万博で観賞したパビリオンの記録。

(4月25日)
万博博物館、都市未来館・・・開幕前のテスト期間なので空いているも、入場者40万人とか。

(6月28日)
中国館(1回目)、日本館、北朝鮮館、万博博物館


(8月25日)
上汽集団-GM館、中国石油館、スペイン館、サウジアラビア館、ドイツ館


(10月30日)
デンマーク館、イギリス館、中国館(2回目)、ヨーロッパ共同館、ハンガリー館、イタリア館、フランス館、テーマ館、ロシア館、オランダ館、マカオ館

以上、計21館を観賞。


さて、その中で「ベスト10」はというと

1)上汽集団-GM館・・・未来の上海の映像が秀逸、そのスクリーンが下がって未来の車のパフォーマンスに二度感激。

2)中国石油館・・・4D映像(3D+体感)にびっくり!

3)中国館・・・動く「清明上河図」にシアター、ライドなど盛りだくさん。

4)ロシア館・・・全館童話の世界、子どもの町のプランの模型と絵、本人の説明映像のアイデアがいい。

5)イギリス館・・・ハリネズミのような立方体、1つ1つの針に種子が入っている。不思議な空間がいい。 

6)サウジアラビア館・・・いつ行っても8時間待ちとか、人気の秘密は180度の立体映像の空間を動く歩道で半周する。

7)スペイン館・・・巨大なビッグベビーのロボットが印象的。

8)日本館・・・展示、映像と劇のパフォーマンス、ステージなど盛りだくさんだが、全体の迫力に欠ける。

9)デンマーク館・・・白い建物がユニーク。展示は本物の人魚の像だけ?

10)イタリア館・・・科学技術、音楽、ファッション、建築の成果が展示。2015年ミラノ万博コーナーあり。


詳しい写真はこちらで・・・

http://twitpic.com/photos/luistheshanghai
 



上海まめ知識(その1)

2010年10月22日 | 上海
上海万博が10月31日をもって閉幕するが、今年だけで4回ほど上海に行く。

何度行っても飽きない。なぜ、上海に魅力を感じるのか。そこで、思いつくままに上海の魅力について書いてみようと思う。

その第1回。




上海は大都会だ。

上海を初めて訪れた日本人が感じる事は、上海が東京をはるかに凌ぐ大都会であることに衝撃を受ける。浦東(プートン)空港から市内に向けて移動すると、次第に、高層ビルが視界に入ってくるのだが、その高層ビルが少しずつ増えてそして延々と続く。どこまでいっても高層ビルが連なっているのである。それもそのはず、2000年からの10年間で、上海では4000棟以上もの高層ビルが建設されたのである。繰り返そう、4000棟である。400棟ではない。

私の地元名古屋では、近年、駅前に高層ビルが建設されはじめ、高さ200mほどのビルが、やっと7~8棟建った。それだけでも風景は一変したのだが、ここ上海では、そのクラスのビルが4000棟が建っており、建設中のビルは数えきれない。高層ビルの数だけではない。ビルの高さでも、浦東地区の中心では、世界第2位の500m級の高層ビル=上海環球金融中心(写真)をはじめ、200m以上の高層ビルが立ち並んでいる。

つまり、数と高さのスケールの違いに圧倒される。

中国のなかにあって世界都市として最初に発展したのが上海だ。それは1842年の南京条約によって欧米列強に門戸を開放したことに端を発する。1858年に日本がアメリカと結んだ不平等条約、日米修好通商条約に遡ること16年前である。もともと小さな漁村にすぎなかった上海は、開国前後の横浜と同じように貿易の街として発展した。英仏米などの外国人らは外灘(ワイタン)地区に、西洋風の豪邸を競うように建設した。こうした租界(居住区)を中心に上海は、1920~30年頃には世界10大都市に、極東最大の都市に発展していった経緯がある。

1949年に中華人民共和国が成立すると、今度は一転して、資本主義的廃頽の巣窟として上海はパッシングを受けることになり、富は北京に収奪され、その発展の勢いは削がれていった。40年あまりの苦難の時期に光が灯ったのは1978年に改革開放政策が開始されたことによる。とりわけ1990年に、政府が上海浦東(プートン)新区の開発と開放を決定し、長江沿岸都市の開放を進めたことで、上海は再発展のきっかけを得た。中国は2001年にはWTO(世界貿易機関)へ加盟し、2002年には胡錦涛政権が発足して2020年までにGDPを4倍するという国家目標を掲げた。これで上海の発展はいよいよ加速することになった。その結果が、10年間で高層ビルを4000棟も建築するという途方もない投資となったのである。

上海の魅力は、高層ビルに象徴される近未来都市の先駆者である一面と、租界時代の外灘(ワイタン)の歴史的な建物群をはじめとするレトロな建築群とが共存しているところにあると思う。

さらに言えば、上記のような発展する高度成長の上海と地方からの出稼ぎ労働者が低賃金で働く層が混在しているのも上海である。都市化がハイスピードで進む一方、市内の一部には、まだスラムのような地区や下町のような地域では低層庶民の生活がある。信じられないような金持ちと月収1万円で暮らす労働者が混在している大格差の街でもあるのだ。

いきつけのマッサージ店で、地方から出稼ぎにきたマッサージ嬢に「上海万博は観たのか」と聞いてみた。

答えは、誰一人観ていないとの返事だった。心ない質問をしたと後悔した。



上海環球金融中心

2010年04月02日 | 上海
 上海環球金融中心は、上海で一番高いビルだ。高さ492m。通称「上海森ビル」。栓抜きのような穴があり、穴の上下が展望室だ。ちなみに、隣に建つグランド・ハイアットが入る「金茂ビル」は、421m、もう少し北に位置する「東方明珠塔」は468mだ。

 現在、ビルの高さは、ドバイに完成した「ブルジュ・カリファ」が世界一で高さは828mだ。ビルの高さは、「台北101」の509mに及ばず3位だが、展望台の高さは世界で2番目だ。

 ちなみに上海では「上海センター」という580mのビルが建設中だし、日本でもビルではないが「東京スカイタワー」(高さ680m)が建設中である。

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田子坊スケッチ(8)

2008年06月05日 | 上海
その理由がわかった。近所の住人が便壺を持ってきて流しているのだ。おばさんが、壺を持って来て、流すのを偶然観てしまった。これがその壺だ。
下水道がまだ完備していないのだろう。庶民の家ではまだトイレが無いところが多い。

田子坊スケッチ(7)

2008年06月05日 | 上海
田子坊の外れにあった公衆便所。隣は、ゴミの集積場だ。トイレに入ったが、奥行きがない。小用は一列になった溝があるだけだ。4人が並べるくらいだ。不思議なことは、その溝に大便が落ちていること。大便用の個室は1つだけあるのになぜ?