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ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

ラスト・ミッション

2014年12月15日 | 映画

「ダンス・ウィズ・ウルブス」「マン・オブ・スティール」のケビン・コスナーが主演を務め、余命宣告を受けたベテランCIAエージェントが、長らく離れていた娘から信頼を勝ち取るために奮闘する姿を描いたアクション。「96時間」のリュック・ベッソンが脚本を手がけ、「チャーリーズ・エンジェル」「ターミネーター4」のマックG監督がメガホンをとった。CIAエージェントのイーサン・レナーは任務中に病で倒れ、医師から余命3カ月を宣告される。残された時間を別れた家族と過ごそうと決め、パリを訪れたイーサンだったが、思春期の娘ゾーイとの溝は深まるばかり。そんな時、謎の女エージェントのヴィヴィが、イーサンの病気に効果のある試験薬を提供するかわりに、現役最後の仕事として凶悪なテロリスト抹殺の任務を引き受けてほしいとと持ちかける。

いや~面白かった。ケビン・コスナーがかっこいいし、一生懸命なおやじぶりが可愛い。もっと、シリアスな映画かと思っていたが、まるでコメディのようだが、アクションシーンもしっかりとあってお得感いっぱい。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題:3 Days to Kill

製作年:2014年

上映時間:117分

監督:マックG

キャスト:ケビン・コスナーアンバー・ハード、ヘイリー・スタインフェルド



2013年に観た映画ベスト3

2013年12月17日 | 映画

ちょっと、早いけど、もう変わらないと思うので、

2013年に観た映画(新作・旧作含む)おすすめベスト3

 

中国映画

1)グランド・マスター

2)最愛(DVD)

3)ラスト・シャンハイ

韓国映画

1)王になった男

2)私は王である!

3)神弓(DVD)

洋画

1)ローン・レンジャー

2)スタートレック・イントゥ・ダークネス

3)オビリビオン

邦画

1)終戦のエンペラー

2)東京家族

3)清須会議

 

おすすめグランプリは「ローン・レンジャー」かな。

 


2012年おすすめ映画ベストは「トータル・リコール」

2012年12月28日 | 映画

2012年に観賞した映画は全部で410本、内、映画館で観た新作映画は22本だった。

今年、印象に残った映画をジャンル別に3本づつ上げてみた。

 

中国映画

1)捜査官X  2)王朝の陰謀  3)レイト・オータム

韓国映画

1)決闘の大地で  2)第七鉱区  3)超能力者

洋画 

1)トータル・リコール  2)007 スカイフォール  3)戦火の馬

邦画

1)あなたへ  2)天地明察  3)のぼうの城

 

以上12本が、ジャンル別おすすめ映画ベスト3。

そして、おすすめベスト1が「トータル・リコール」だ。

フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化し、大ヒットした『トータル・リコール』をリメイクしたSF大作。監督を務めるのは『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン。かつてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた主人公を『フライトナイト/恐怖の夜』などのコリン・ファレルが演じ、その妻を『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが熱演する。迫力満点のアクションがさく裂する斬新な映像に目を奪われる。

1990年作の『トータル・リコール』は、シュワルツェネッガー・シャロン・ストーンが出演。「ロボコップ」のポール・ヴァーホーヴェンがフィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』を基に描いたSF・アドベンチャーだ。西暦2084年。火星の夢にとりつかれた一人の技師が、夢による疑似体験を受けようとした事から何者かに命を狙われ始める。今の記憶が植え付けられた物である事を知った男は本当の自分を探すため火星へ飛び立つというもの。

設定は異なるが、アイデアは同じという感じ。面白い。未来の都市も興味深かった。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: TOTAL RECALL

製作年度: 2012年

監督: レン・ワイズマン

上映時間: 118分

キャストコリン・ファレル、ケイト・ベッキンセイル、ジェシカ・ビール


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2010年観賞映画ジャンル別「ベスト3」(再)

2010年12月20日 | 映画
2010年は今日までに、劇場で18本、DVDなどで367本、計385本の映画を観賞した。少し早いが、今年観た映画の整理をしてみたい。

総括:今年の特徴は、3D映画が一般化した「3D元年」と言えるだろう。そのきっかけとなった映画が「アバター」だ。歴代の興行成績を久しぶりに塗り替え、歴代トップの成績を3D映画が塗り替えたことに意味がある。3D映画は2008年「センター・オブ・ジ・アース」など公開されており、初めて観た人(私)はそれなりにショックを受けたが、「アバター」は、もっと衝撃的だった。2010年の代表作は、なんと言っても「アバター」で決まりだ。映画の歴史を変えた作品として後世まで賞賛されるだろう。そして、「アバター」に続く傑作が12/17に公開された「トロン:レガシー」である。この2作品の衝撃が2010年の映画を代表していると考える。

中国映画は、今年は不作と言わねばならない。昨年は「レッド・クリフ」や「花の生涯 梅蘭芳」などの傑作があったが、鳴りもの入りの「孔子」は凡作だった。と、思っていたら最後に「ラスト・ソルジャー」が公開された。この映画はジャッキー・チェンが主演だが、彼の多くの出演作品の中で一番だと思う。

韓国映画は、新作をあまり観ていないので評論できない。知人の推薦で観た「過速スキャンダル」が一番印象に残った。

邦画は、なんと言っても「告白」が衝撃的だ。そして、年末に観た「信さん~炭坑町のセレナーデ」は一部の映画館でのみ上映されているが、昭和の香りがして印象に残った。




以下はジャンル別の「映画ベスト3」である。


中国映画ベスト3

1)ラスト・ソルジャー
2)孔子
3)ソフィーの復讐

韓国映画ベスト3

1)過速スキャンダル
2)ノートに眠った願いごと
3)ナンパの定石

洋画ベスト3

1)アバター(3D)
2)トロン:レガシー(3D)
3)ハート・ロッカー

邦画ベスト3

1)告白
2)武士の家計簿
3)信さん 炭鉱町のセレナーデ

洋画アニメベスト3

1)バグズ・ライフ
2)ルイスと未来泥棒
3)モンスターVSエイリアン

邦画アニメベスト3

1)EX MACHINA
2)APPLESEED
3)ホッタラケの島

総合ベスト3

1)アバター(3D)
2)トロン:レガシー(3D)
3)ハート・ロッカー



もし、観ていない映画があればぜひ、観てほしい。

2010上半期映画の感想

2010年09月15日 | 映画
2010「映画」上半期のまとめ。上半期といってももう9月中旬だが・・・

今年は、新旧あわせて281本鑑賞。

今年観た「おすすめ映画」ベスト3はこれ。

【中国映画】

(1)孔子
「アバター」が中国で反社会的と問題視され、変わりに推奨された映画がこれ。孔子の半生を描くストーリーは、見応えがあった。チョウ・ユンファ主演。(DVD未発売)

(2)ミラクル7号
主人公の男子役は実は女の子。コミカルなストーリーが新鮮。

(3)千年の祈り
中国でロケットの技術者だった父が、アメリカに住む娘と一緒に暮らし始める。家庭を顧みなかった父と、不倫中の娘。リタイアして時間がゆったり流れる父の日常の目線が新鮮だ。

【韓国映画】

(1)過速スキャンダル
人気DJの主人公に、ある日シングルマザーの娘と6歳の孫が訪ねてきた。コミカルななかにも、感動あり。チャ・テヒョン主演。

(2)彼女を信じないでください
韓国のラブコメディーの女王と呼ばれるキム・ハヌル主演作。共演は『オオカミの誘惑』のカン・ドンウォン。キム・ハヌル演じる詐欺師とカン・ドンウォンを演じる純朴な薬剤師が恋に落ちる感動のラブストーリー。

(3)ノートに眠った願いごと
実際にあったデパート崩壊事件を舞台に、悲しい愛のストーリー。涙と感動のドラマ。演技派ユ・ジテが好演。

【洋画】

(1)恋するベーカリー
人気ベーカリーを営む女性実業家(メリル・ストリーブ)が、自分らしい人生を手に入れるために奮闘するハートウォーミング・ストーリー。

(2)あなたは私の婿になる
サンドラ・ブロック主演。お互いに自分のキャリアを守るため、偽装結婚することになる上司と部下のハチャメチャな週末をユーモラスに描く。

(3)ルイスと未来泥棒
このブログタイトルはこの映画のパクリ。孤児のルイスが未来の息子と組んで冒険する。


【邦画】

(1)アップルシード 
ハイクオリティなオール3DCGの映像だけでなく、シナリオもいい。続編「エクスマシナ」も必見。

(2)告白
中島哲也監督が、笑いを封印したシリアスな映画。スローな爆発のシーンも印象的だ。

(3)のんちゃんのり弁
小西真奈美主演。何も取り柄がない主婦が、得意な料理を生かして自立するプロセスを描く。




第82回アカデミー賞速報

2010年03月08日 | 映画
 今日、アカデミー各賞が発表された。

 作品賞は「アバター」でなく『ハート・ロッカー』。6冠。監督賞もキャスリン・ビグロー『ハートロッカー』だ。『アバター』3冠、主演男優賞はジェフ・ブリッジス。主演女優賞はサンドラ・ブロック。

 「アバター」の完敗となった。「ハート・ロッカー」は観ていないので、論評はできないが、「アバター」の圧勝だと思っていた。「アバター」は歴史に残る話題作だと思ったが、ストーリーが万人向き(ファミリー向き)だったことが災いしたのか。

 キャスリン・ビグローの作品は「K19」しか観ていない。女性監督の骨太映画の勝利だ。早速他のビグロー映画も観てみたい。

作品賞:『ハート・ロッカー』

監督賞:キャスリン・ビグロー (『ハート・ロッカー』)

主演男優賞:ジェフ・ブリッジス (『クレイジー・ハート』)

主演女優賞:サンドラ・ブロック (『幸せの隠れ場所』)

助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ (『イングロリアス・バスターズ』)

助演女優賞:モニーク (『プレシャス』)

脚本賞:『ハート・ロッカー』

脚色賞:『プレシャス』

撮影賞:『アバター』

編集賞:『ハート・ロッカー』

美術賞:『アバター』

衣装デザイン賞:『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

メイクアップ賞:『スター・トレック』

視覚効果賞:『アバター』

録音賞:『ハート・ロッカー』

音響編集賞:『ハート・ロッカー』

作曲賞:『カールじいさんと空飛ぶ家』

主題歌賞:『クレイジー・ハート』の“The Weary Kind”

長編アニメーション賞:『カールじいさんの空飛ぶ家』

外国語映画賞:『瞳の奥の秘密』(アルゼンチン)

長編ドキュメンタリー賞:『The Cove』

短編ドキュメンタリー賞:『ミュージック・バイ・プルーデンス』

短編実写賞:『The New Tenants』

短編アニメーション賞:『ロゴラマ』

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「アバター」が全世界興収歴代1位

2010年01月27日 | 映画
 昨年12月18日に北米ほか世界各国で公開され、23日から日本でも公開されたジェームズ・キャメロン監督の最新作「アバター」が、1月25日の全世界興行収入で18億5500万ドル以上に到達する見通しとなり、同監督が「タイタニック」(97)が持っていた全世界歴代興収記録18億4290万ドルを抜き、歴代新記録を達成することが分かった。

 1位になるのは、時間の問題と思っていたが、こんなにも早く達成するとは驚きだ。でも観れば納得のはず。映画の革命となるエポックメイキングな作品になるのは間違いない。
 
 日本にまだ4館しかないそうだが、imaxシステムの3D映画館で「字幕」でなく「吹き替え」で観るのがおすすめだ。席はいつもよりやや前がいい。
 名古屋では、ささしまライブに出来た「109シネマズ・名古屋」がこれだ。まずは、体験すべきだ。

2009年観賞映画「ベスト3」

2010年01月08日 | 映画
2009年観た映画は、映画館で14本、DVDで532本、計546本である。
一昨年は616本を観ているのでで、マイナス70本だ。しかし、我ながら600は多すぎた。
今年は400~500本でいいと思っている。

さて、昨年みた映画の中で「おすすめ映画」ベスト3を総括してみた。

【中国映画】

(1)レッドクリフ(前・後編)
ジョン・ウー監督が、10億円もの私財までつぎ込んで創った三国志「赤壁の戦い」を描いた超大作。スケールがでかいし、作りも丁寧だ。

(2)花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~
京劇の実在の女形の半生を描く。恋人役でチャン・ツィイーも出演。

(3)夜の上海
「おくりびと」の本木雅弘、「レッドクリフ」で孫権の妹役を演じたベッキー・チャオが共演。上海の夜が楽しめる映画。


【韓国映画】

(1)大誘拐
食堂を営むばあさんを誘拐した3人組。しかし、そのばあさんはただ者ではなかった。

(2)大胆な家族
南北統一をテーマにした、ドタバタだけど真面目な感動作。

(3)妻の恋人に会う
いつもは脇役がおおいパク・クァンジョン、チョン・ボソクが主人公。異色の空気感がいい。


【洋画】

(1)天使と悪魔
ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の大ヒット作、『ダ・ヴィンチ・コード』の続編。

(2)ターミナーター 4 
マトリックスを連想させる傑作。シリーズの新しい境地に入る。

(3)グラン・トリノ
4年ぶりにクリント・イーストウッドが監督・主演を務めた人間ドラマ。ラストは意外?


【邦画】

(1)K-20(怪人20面相・伝)
名古屋在住の「北村想」原作。日本映画の傑作として世界に紹介したい。金城武主演。

(2)おくりびと 
アカデミー賞受賞おめでとう。本木雅弘がいいね。

(3)たそがれ清兵衛
何度みてもいい。邦画の傑作だ。

2008おすすめ映画ベスト5

2008年12月25日 | 映画
 2008年も残り僅か・・・1年を振返って今年観た映画の総括をしたい。

 今年観た映画・ドラマは620本。本数が多いのは、テレビシリーズせいである。特に韓国ドラマは困ったもので、見始めると止められない。「がんばれ!クムソン」は40巻、朱蒙【チュモン】は37巻などと恐ろしく長いものがある。
 ドラマの内訳は、中国ドラマ 89本、韓国ドラマ 260本、米ドラマ 63本、計412本となった。想像以上に多かった~。

 あれっ、ということは、映画は208本しか観てないじゃん。少なっ~。来年はドラマを控えることにしよう。

そして、2008年に観た映画をジャンル別にするとこうなった。

【中国映画のベスト5】

(1)レッドクリフ
(2)王妃の紋章
(3)ラスト・コーション
(4)夜の上海(日中合作)
(5)北京の恋(日中合作)


【韓国映画のベスト5】

(1)正しく生きよう
(2)覆面ダルホ
(3)鰐(わに)
(4)カンナさん大成功です!
(5)食客

【洋画のベスト5】

(1)ウォーリー
(2)地球が静止する日
(3)最後の初恋
(4)マイ・ブルーベリー・ナイツ
(5)ウォンテッド

【邦画のベスト5】

(1)下妻物語
(2)パコと魔法の絵本
(3)陰日向に咲く
(4)自虐の詩
(5)ザ・マジックアワー

【韓国ドラマのベスト5】

(1)朱蒙【チュモン】
(2)19才の純情
(3)太王四神記
(4)ファンタスティック・カップル
(5)彼女がラブハンター

 これは、あくまで私が今年観たもののベスト5であり新作も古い映画も混じっています。



武士の一分

2008年03月28日 | 映画
 山田洋次監督の藤沢周平時代劇映画化三部作の最後を飾るヒューマンドラマ。主演に『2046』で世界にも活躍の場を広げた木村拓哉を迎え、幕末に生きる武士の名誉と夫婦のきずなを描く。妻役の檀れいやかたき役の坂東三津五郎ほか、緒形拳や桃井かおりなど、日本を代表とする実力派俳優が勢ぞろいする。「武士の一分」とは、侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目の意味。そのタイトルが指し示す人間ドラマは、観るものの心を揺さぶる。

 木村拓哉の朴訥な演技に好感が持てる。理不尽な仕打ちに敢然と立ち向かう姿を描く藤沢周平の時代劇は、トラさん映画のようにワンパターンだが、安心して観ていられる。脇を固める坂東三津五郎や緒形拳もいい味出してる。

おすすめ度  ★★★★☆


製作年度 2006年
上映時間 121分
監督 山田洋次
出演: 木村拓哉 、檀れい 、笹野高史 、小林稔侍 、赤塚真人 、綾田俊樹

ティファニーで朝食を

2008年03月06日 | 映画
 NYの安アパートに暮らすホリーの日課は、一流宝石店ティファニーのショー・ウィンドウを見ながら、朝食のクロワッサンを食べることだった。ある日彼女のアパートの隣室に、作家志望の青年ポールが越してきた。ポールはたちまち、不思議な魅力をもつホリーに惹かれていく……。どこまでも魅力的なヘプバーンとペパードの都会派センスが溢れる洒落たラブ・ストーリー。ティファニーの名を一躍世界に知らしめた作品。

 オードリー・ヘプバーンの出演作品を整理してみよう。

1951 ラベンダー・ヒル・モブ
1951 初恋
1951 オードリー・ヘプバーンのモンテカルロに行こう
1953 ローマの休日
1954 麗しのサブリナ
1956 戦争と平和
1957 昼下がりの情事
1957 パリの恋人
1959 許されざる者
1959 緑の館
1959 尼僧物語
1961 ティファニーで朝食を
1961 噂の2人
1963 パリで一緒に
1963 シャレード
1964 マイ・フェア・レディ
1966 おしゃれ泥棒
1967 暗くなるまで待って
1967 いつも2人で
1976 ロビンとマリアン
1979 華麗なる相続人
1989 オールウェイズ

 この『ティファニーで朝食を』は1961年制作だから、丁度油がのっている時期かもしれない。オードリー・ヘプバーンの代表作ベスト5に入る映画だろう。
1.ローマの休日
2.マイ・フェア・レディ
3.ティファニーで朝食を
4.麗しのサブリナ
5.おしゃれ泥棒、戦争と平和

 といったところか。

おすすめ度  ★★★★★ 1~5までは★★★★★である。
 

原題: BREAKFAST AT TIFFANY'S
製作年度: 1961年
監督: ブレイク・エドワーズ
上映時間: 114分
キャスト:オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペパード、ミッキー・ルーニー


「王の男」

2008年02月22日 | 映画
16世紀の韓国の宮廷を舞台に繰り広げられる歴史ドラマ。地方から都にやって来て、王の前で芸を披露するまでになる2人の芸人の数奇な運命をたどる。見事な職人芸をみせるのは、本作で大鐘賞主演男優賞に輝いた『スパイダー・フォレスト 懺悔』のカム・ウソン。『ホテル ビーナス』のイ・ジュンギが女形を演じ、妖しい魅力を放っている 。当時の宮廷を再現した豪華なセットや、生ぐさい陰謀渦巻く宮廷絵巻に魅了される。

 旅芸人のことをサダンペという事を韓国ドラマ「商道(サンド)」で知った。身分は低く、市場やお祭りなどで芸を披露して投げ銭で生活している人たちのことだ。親方が、集団をまとめ、その権力は絶大である。芸人たちは、奴隷のようにこき使われている。そんなサダンペの二人が、逃げ出して、都で芸を演じる。その出し物は、宮廷や貴族を風刺する劇だった。

 劇中劇も面白いが、政治的な陰謀に利用されていくストーリーも面白い。類似した映画がなく、個性的な作品に仕上がっている。

おすすめ度  ★★★★★

原題 THE KING AND THE CLOWN
製作年度 2006年
上映時間 122分
監督 イ・ジュンイク
出演 カム・ウソン 、イ・ジュンギ 、チョン・ジニョン 、カン・ソンヨン 、チャン・ハンソン 、ユ・ヘジン

「アドレナリン」

2008年01月19日 | 映画
フリーの殺し屋シェブ(ジェイソン・ステイサム)は、ある日、宿敵のリッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)に毒を盛られる。頭に来た彼は、復しゅうのため車を走らせリッキーの行方を探すが、急に意識がもうろうとしてくる。なじみの医者(ドワイト・ヨーカム)に相談すると、体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ……。

体内のアドレナリンが減ると即死するという毒を盛られた、腕利きのスナイパーの奮闘を追ったノンストップ・アクション映画。タフガイが生き残るためにロスの街を奔走する姿をコミカルに描く。主演は『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサム。彼の恋人役を『バタフライ・エフェクト』のエイミー・スマートが好演。中華街でのあっと驚くシーンや、空中での格闘劇など見どころが満載だ。

「ジェイソン・ステイサム」の出演映画は最近やたら多い。この映画も彼を抜きには語れない映画の一つだ。目にも止まらぬアクション映画を創りたかったのだろうが、観ていて少々疲れてしまうのは年のせいかも。最後のシーンも衝撃的・・・面白かった。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: CRANK
製作年度: 2006年
製作国・地域: アメリカ/イギリス
上映時間: 94分


「タイムリセット」

2008年01月18日 | 映画
 青年ジァップには結婚を約束した信心深い恋人ワーンがいた。ところが、ワーンはある日ちょっとした事故に遭い、驚いたことにそのまま原因不明の昏睡状態に陥ってしまう。ジァップは生まれて初めて本気で祈りを捧げた。すると、彼の目の前に謎の僧侶が現れる。僧侶は、「ワーンの前世は一家5人を惨殺した強盗犯で、その罪は今生の死で償われる。彼女を助けるためには5人の命を救うほかない」と言い、ジァップに未来の記事が載る新聞を与える。ジァップはその新聞の死亡記事をもとに、現場に先回りして5人の人間を助けようと奔走する。

 これはどこの映画だ。中国映画と思って借りてきたが、どうも言葉が違う。お金の単位もバーツと言ってる。ということは、タイ?  タイ映画って始めてかも・・・

 内容は、単純だが面白かった。最後の一人が助けられず、恋人のワーンが死んでしまう・・・と思いきや、もう一度リセットされてハッピーエンドだ。

 なんと言っても、タイの映画でこんなタイムスリップものがあることに驚きだ。まだ、知らない事ばかりだ。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: WHO IS RUNNING?/TA FA LIKIT
製作年度: 1997年
監督: オキサイド・パン
上映時間: 105分
キャスト:サンヤー・クンナゴン、ナンタリガー・タンマプリーダナン、スチャオ・ポンウィライ


「主人公は僕だった」

2007年12月27日 | 映画
 毎朝同じ時間に目覚め、同じ回数だけ歯を磨き、同じ歩数でバス停まで歩き、毎晩同じ時間に眠る会計検査官のハロルド・クリック(ウィル・フェレル)。そんな几帳面すぎる毎日が続くある日、彼の行動を正確に描写する女性の声が彼の耳に聞こえてくる。その声の主は人気悲劇作家のカレン・アイフル(エマ・トンプソン)だった。

 監督は『ネバーランド』の名匠マーク・フォースター。自分の人生が有名作家の小説の中で進行していると気づく主人公の男ハロルド・クリックを『プロデューサーズ』のウィル・フェレルが、彼の人生を執筆する作家を『いつか晴れた日に』のエマ・トンプソンが演じる。ファンタスティックで奇抜な設定と、心温まるラストは必見。面白かった。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: STRANGER THAN FICTION
製作年度: 2006年
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 112分