『世界にひとつのプレイブック』などのブラッドリー・クーパー主演によるドラマ。他人の原稿を自分の作品だと偽って成功を手にした小説家の苦悩と、その果てに待ち受ける運命を映し出していく。メガホンを取るのは、『トロン:レガシー』の脚本チームを務めたブライアン・クラグマンとリー・スターンサールの気鋭コンビ。盗作によってつかんだ名声に苦しむ主人公をブラッドリーが熱演。ジェレミー・アイアンズやデニス・クエイドら、実力派たちの共演も見どころだ。
自分の才能を信じてくれている妻ドラ(ゾーイ・サルダナ)に支えられながら奮闘しているものの、作家としての成功をつかめずにいるロリー(ブラッドリー・クーパー)。新婚旅行に出掛けた彼は、ふと立ち寄ったアンティークショップで一束の原稿が収められたアタッシェケースを発見。その原稿の魅力あふれる内容や文章に感嘆し、許されないことだとわかっていながらも自分が執筆した小説として発表するロリー。出版されるやベストセラーを記録して華々しい生活を謳歌(おうか)するが、そこへあの原稿を書いたという男が訪ねてくる。
DVD新作。しっかりとしたストーリー展開で好感が持てる作品。
おすすめ度 ☆☆☆☆
原題: THE WORDS
製作年度: 2012年
監督: ブライアン・クラグマン 、リー・スターンサール
上映時間: 96分
キャスト:ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・アイアンズ、デニス・クエイド