2017年6月から9月の3ヶ月間、中央アジアの国・カザフスタンで「2017アスタナ国際博覧会」(いわゆるアスタナ万博)が開催されます。当然中央アジアでは初めての万博。そして日本との縁も深い新首都・アスタナでの開催。テーマは「"Energy of the Future"未来のエネルギー」。
開催期間:2017.6.10~9.10
2012年11月22日、パリで行われた万博事務局(IBE)の総会で、開催地を決定するための最終投票が行われ、対立候補であったベルギーの都市リエージュに対して50票以上の差をつけて、アスタナが選ばれた。
カザフスタンは旧ソ連邦を構成していた共和国で、1991年に独立。豊富な天然資源を武器に、近年急速な経済成長を遂げている新興国である。一人当たりGDPは約11,000USD(2011年)で、マレーシア(約10,000USD:2011年)と同程度である。
2017年の万博が開かれる首都アスタナは、1997年に旧都アルマティから遷都し、現在も整備が続いている新しい都市である。同市では近未来的な建造物が数多く建設されており、観光客の目を驚かせている。また、日本人建築家の黒川紀章氏が都市の設計をしたことでも知られている。
アスタナ万博は、2017年6月から9月までの3ヶ月間開催される予定。政府は、その間500万人の来場者があると見込んでいる。