ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

スリー・リバーズ

2008年06月30日 | 洋画
 昨夜、テレビで放映していた映画。ブルース・ウィリス主演のサスペンス映画だ。不覚にも観てなかったよん。
 3つの河川が合流するピッツバーグを舞台に、河岸警備隊員の刑事が連続殺人事件の裏に見え隠れする過去の因縁と自分の身に差し迫る陰謀に挑むサスペンス・アクション。

 う~ん。取り立てて、どぉってない映画だった。最後に犯人と河に落ちて格闘するシーンが見物かも。

 それよりも、今日まで「ブルース・ウィルス」とずっと信じていた。実際は「 ブルース・ウィリス」だったのねん。今迄「ウィルス」と一緒にしていてごめんなさい。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: STRIKING DISTANCE
製作年度: 1993年
監督: ローディー・ヘリントン
上映時間: 105分
キャスト:ブルース・ウィリス、サラ・ジェシカ・パーカー、デニス・ファリナ


マトリックス・リローテッド

2008年06月25日 | 洋画
 数日前にテレビで「マトリックス・リローテッド」を観た。大好きな映画なので、観るのは3回目だ。今回も、「かっこい~い」と何度も唸ってしまった。
 マトリックスは、全3部作だが、1999年に制作され、4年後に、この「マトリックス・リローテッド」と「マトリックス・リボレーションズ」の2作が同時に制作されるという変則的な形で世に出た。初作は衝撃的、この2作目も奥が深い。そして最終章となる3作目も迫力満点でいい。全部が面白いのも珍しい。我が映画人生「ベスト5」に入る傑作である。

 自分が暮らしていた世界が実はコンピュータが作り出した仮想現実の世界と知り、モーフィアス率いるゲリラ集団に加わり、やがて人類の救世主として覚醒したネオ。コンピュータの支配から人類を解放するための闘いを続けるネオとその仲間たちだったが、ある時ついに人類最後の都市ザイオンの位置がコンピュータに特定されてしまう。ザイオンを救うためには、マトリックスの全ての入り口にアクセスできるという人物“キー・メーカー”の存在が不可欠だった。そこでネオとトリニティー、モーフィアスは彼を求めて再びマトリックス世界へと足を踏み入れるのだったが…。

おすすめ度  文句無しの★★★★★

原題: THE MATRIX RELOADED
製作年度: 2003年
監督: アンディ・ウォシャウスキー
上映時間: 138分
キャスト:キアヌ・リーヴス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス

レイダース/失われたアーク(聖柩)

2008年06月23日 | 洋画
 昨日、テレビでの観賞。インディシリーズの最新作の宣伝の為に古いバージョンを見せるというパターンだ。ともあれ、久しぶりに観るなと思っていたが、観てみると、全然記憶にない。と、言うことは、観ていなかったと言うことか。いや、観てるはずだ。でも・・・観ていないかも・・・
 このように、記憶が途切れる今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?

 映画はというと、インディシリーズのうまれるきっかけトなった作品。ナント1981年制作だからとっても古い。27年前だ。だからして、ハリソン・フォードも若く、元気だ。(当たり前か)
若いのは、スピルバーグとルーカスも同じ。二人の天才が初めてスクラムを組み、若い情熱を溢れるほどに注いだ作品と考えるといい。迫力あるシーンが随所にみられるはずだ。

 神秘的な力を宿していると言う十戒の破片を納めた聖櫃(アーク)をめぐって、ナチスと対決する考古学者インディアナ・ジョーンズの冒険を描いた超娯楽作。スピルバーグとルーカスが初めて手を組んで作り上げた作品で、「ガンガ・ディン」を始め往年の冒険映画のエッセンスを全て注ぎ込んだその内容(ストーリー原案はフィリップ・カウフマン、脚本はローレンス・カスダン)とフォード扮するインディのキャラクター、息つく暇もない展開が絶品だ。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: RAIDERS OF THE LOST ARK/INDIANA JONES AND THE RAIDERS OF THE LOST ARK
製作年度: 1981年
監督: スティーヴン・スピルバーグ
上映時間: 115分
キャスト:ハリソン・フォード、カレン・アレン、ウォルフ・カーラー

ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記

2008年06月21日 | 洋画
 テンプル騎士団が残した宝の謎を描いたアクション・アドベンチャーの第2弾。今作で歴史学者にして冒険家、ベン・ゲイツの飽くなき冒険心を駆り立たせるのは、リンカーン大統領暗殺事件の背後に隠された歴代大統領のみが知るタブー。ニコラス・ケイジら前作の主要キャストとともに、ヘレン・ミレンやエド・ハリスなど豪華な顔ぶれが参加する。歴史が重要な鍵を握るアドベンチャーは、大人も子どもも心を躍らされる仕上がりになっている。

 前作は2004年制作だから3年ぶりの登場だ。
この映画の魅力は、謎ときの面白さと世界を駆け巡るスケール感、派手なアクション、奇想天外な展開の面白さ等、魅力がいっぱい。「インディ・ジョンズシリーズ」と似たスケール感がある。ワクワクする「宝探し」をするわけだから、面白くないはずがない。2作とも、最後には宝を探し当てて「大金持ち」になるのが痛快だ。
 次回作を期待!

おすすめ度  ★★★★★

原題: NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS
製作年度: 2007年
監督: ジョン・タートルトーブ
上映時間: 124分
キャスト・スタッフ:ニコラス・ケイジ、ジョン・ヴォイト、ハーヴェイ・カイテル

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

2008年06月20日 | 洋画
 「インディ・ジョーンズ」シリーズの第3弾。ちょっと、整理すると
1981 レイダース/失われたアーク
1984 インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
1989 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
2008 インディ・ジョーンズ/クリスカル・スカルの王国  となる。
1作から3作までは、3年、5年後に制作されているが、19年ぶりに4作目がもうすぐ公開される。19年の経つと、役者や監督の年令が気になるが、年を感じさせないできのようだ。楽しみである。

 その宣伝のためか、テレビで3作目の「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」を久しぶりに観させてもらった。この映画は、インディの父親(ショーン・コネリー)が登場して、ハリソン・フォードを食ってしまった面白い作品だ。インディの若い頃のドタバタの前半部分などすっかり忘れていたが、最初から面白かったのねん。そして、大人になり、キリストの聖杯を探していて行方不明になった父、ヘンリーを追ってベニスに飛んだインディ。ナチスの手が迫る中、ジョーンズ親子の逃亡と脱出の冒険が繰り広げられる。痛快なストーリーだ。


おすすめ度  ★★★★★  


原題: INDIANA JONES AND THE LAST CRUSADE
製作年度: 1989年
監督: スティーヴン・スピルバーグ
上映時間: 127分
キャスト:ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、デンホルム・エリオット



チャーリーとパパの飛行機

2008年06月18日 | 洋画
 大好きな父の死に直面した少年チャーリーが、父からの最後のプレゼントとともに奇跡を巻き起こす感動のファンタジー。ベルギーのバンド・デシネ(コミック)の人気シリーズを基に、少年が父の死を受け入れるまでの喪失と冒険を描く。
 監督は『ロベルト・スッコ』のセドリック・カーン。心温まるストーリーと、最も難航を極めたチャーリー少年役を演じた、ロメオ・ボツァリスの愛くるしい瞳と大人顔負けの繊細な演技に注目。

 飛行機が美しい。パイロットの父が拾った隕石から造ったというくだりは不要。とってつけたような説明はいらない。亡くなった父親が子供を心配して飛行機に乗り移った・・・でいい。単純なストーリーではあるが、親子のきずなにちょっぴり感動だ。

おすすめ度  ★★★★☆

基本情報 原題: L'AVION
製作年度: 2005年
監督: セドリック・カーン
上映時間: 100分
キャスト:イザベル・カレ:ロメオ・ボツァリス、ヴァンサン・ランドン

シルク

2008年06月17日 | 洋画
 19世紀のフランスを舞台に、美しい妻と日本で出会った少女との間で純愛を紡ぐ軍人の心の旅を描くラブロマン。『海の上のピアニスト』の原作者アレッサンドロ・バリッコの同名傑作小説を、『レッド・バイオリン』のフランソワ・ジラール監督が映像化した。マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、中谷美紀、アルフレッド・モリナら国を越えた豪華キャストの迫真の演技、愛の巡り合わせを彩る坂本龍一の楽曲が胸に熱く迫る。

 フランスが舞台なのに英語でしゃべるのねん。日本に蚕の卵を買い付けに来るフランス人という設定。ヨーロッパを縦断しシベリアを通りウラジオストックから日本の北前舟でサカタの港に着く。目的地はどうやら信州あたりのようだ。3回の買い付けに来るのだが、妖艶な少女?に惹かれていくという展開だ。

 これは日本と違う・・・という気持ちもあるが、フランス人から見る日本という点で興味深い。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: SILK/SETA/SOIE
製作年度: 2007年
監督: フランソワ・ジラール
上映時間: 109分
キャスト:マイケル・ピットキーラ・ナイトレイ、役所広司、中谷美紀

薯童謡(ソドンヨ)

2008年06月12日 | 韓国ドラマ
韓国ドラマ「薯童謡(ソドンヨ)」を観終わった。全28巻、56話、長かったです。

 韓国歴史上最も劇的で最も華麗な人生を生きた三国時代。 百済王国 30代武王の物語をドラマ化したもの。国内最初の 4具体郷歌(古代詩歌) 「ソドンヨ(薯童謡)」 視聴者がよく知っているソドン王子とソンファ姫の説話!そして韓国史学界でも意見がバラバラな百済武王の特異な出生と身分、 そして熾烈だった当時の百済の王位継承争い!

 国境を越えたラブストーリーと百済、新羅両国の宮廷裏面史を興味深くドラマ化する。百済を韓国ドラマ史上初めて再現する。 新羅、 高句麗と異なり三国のうち残っている遺跡と史料が最も不足しており学問的研究成果が最も不足している百済王国! 特に百済は大部分の資料が消失したにも関わらず、日本や中国等の史料にその文化と技術の高さが伝わっている。

 ドラマでは百済がどのような技術と文化を享受したのか、何故それほど文化と技術を重視したのか、また当時先端の技術と文化をどのように維持できたのか、 全てを登場人物の行績に基づき活き活きと見せてくれる。サクセスストーリーを描く。日本の聖徳太子が出てきて、百済と日本の親密な関係もよくわかる。

おすすめ度 ★★★★☆

演出 : イ・ビョンフン
脚本 : キム・ヨンヒョン
出演 : チョ・ヒョンジェ、 イ・ボヨン、 リュ・ジン

カンナさん大成功です!

2008年06月09日 | 韓国映画
 鈴木由美子の同名コミックを映画化し、韓国のアカデミー賞“大鐘賞”で最多12部門ノミネートを成し遂げたラブコメディー。身長169センチ、体重95キロのヒロインが、全身整形で美貌(びぼう)を手に入れ、スター歌手としてサクセスしていく。監督は『オー!ブラザーズ』のキム・ヨンファ。主人公のカンナを本作で大鐘賞主演女優賞を受賞したキム・アジュンが演じる。自分自身と向き合えないヒロインの葛藤(かっとう)をコミカルに描き、誰もが笑って泣ける感動作に仕上がっている。

 ストーリーはなんとなく想像がつくでしょ。デブでブスだが、唄だけはうまいヒロインが、ある日、全身整形で超美人に生まれ変わる。そのギャップの面白さがたまらない。単純なんだけど、感動ものだ。

おすすめ度  ★★★★★

原題: 200 POUNDS BEAUTY
製作年度: 2006年
監督: キム・ヨンファ 上映時間: 116分
キャスト:チュ・ジンモ、イム・ヒョンシク、イ・ウォンジョン

風の谷のナウシカ

2008年06月07日 | 邦画
 昨夜、テレビで放映していたアニメ「風の谷のナウシカ」。単行本も持ってるし、今迄何回も読んでいる。たぶん10回は読んでいるはず。だから、ストーリーは完全に覚えてる。宮崎映画のベスト1は文句なしに「風の谷のナウシカ」だ。
 今回の映画は、絵もストーリーも新バージョンになっていた。鮮やかに彩色され、キャラクターも少しアレンジされている。ストーリーも大きな流れは一緒だが、変更されている箇所は少なく無い。
 もう一度見直し、分りやすくしたのだろう。それは大歓迎だが、欲をいえば、続編を創ってほしいもの。原作を読んだ人はわかると思うけれど、決して風の谷だけの物語りではない。壮大なスケールで描かれた大作なのだ。映画の部分は、全体の一割程にすぎない。映画だけを観た人は「風の谷のナウシカ」は、これだけのものを誤解するだろう。

シリーズで紹介すれば、少なくとも5本~7本になるだろう。日本が誇るアニメの最高傑作をぜひ、原作バージョンで創るべきだ。
 
【概要】
 宮崎駿オリジナルの原作漫画を映画化した劇場用アニメーション。地球壊滅後の近未来を舞台に、“腐海”と呼ばれる毒の森に生きる人々の闘いを描く。文化論を躍動感溢れる娯楽作に昇華させた宮崎駿の手腕はさすが。また、鬱蒼とした腐森や数々の巨大な虫たちを具現化した美術も素晴らしい。海から吹く風によって腐海の毒から守られている「風の谷」。ある日、虫に襲われた輸送飛行船が風の谷に墜落する。船内には、“火の七日間”と呼ばれる最終戦争で地球を壊滅させた「巨神兵」の核が積まれていた。やがて巨神兵をめぐり闘争が勃発し、風の谷の王妃ナウシカも陰謀渦巻く戦乱に巻き込まれてゆく。

おすすめ度  ★★★★★

下記のデータは古いバージュン。

原題: NAUSICAA OF THE VALLEY OF WIND/WARRIORS OF THE WIND
製作年度: 1984年
監督: 宮崎駿
上映時間: 116分
キャスト・スタッフ:島本須美、辻村真人、京田尚子


太陽人 李済馬(イ・ジェマ)

2008年06月06日 | 韓国ドラマ
 現代医学にも通じる“四象医学”を確立した偉人の青春の日々を綴る。
咸興(ハムン=現在の北朝鮮の都市)で生まれたジェマ(チェ・スジョン)は、庶子として生まれ親に顧みられずに育つが、祖父の配慮によって明るく闊達な若者に成長する。やがて、家の没落によって巫女になった美しいソリ(キム・ユミ)と出会い恋に落ちるが、運命は二人を引き裂く結果となる。そんなジェマに彼の師匠となった韓医ジャインの娘ウニョン(ユ・ホジョン)が情熱的な想いを寄せる。

 出演ドラマが軒並みヒットする“視聴率男”チェ・スジョンが、2002年に主演した時代劇。彼が19世紀半ばから後半にかけて活躍した実在の医師に扮し、彼の波乱に満ちた生涯を描き出す。イ・ジェマは、人間の体質を大きく4つに分け、その体質と性質に適した食べ物や薬があるとする“四象医学”を確立したことで知られる。

 イ・ジェマ役のチェ・スジョンは、どこかで観た顔だと思っていたら思い出した。ペ・ヨンジュンと兄弟の役で主演した「初恋」に出ていた。真面目で融通のきかない熱血漢・・・という役柄だった記憶がある。まだ見始めたばかりで、よく解らないが、楽しみだ。
 相手役のキム・ユミは、「商道(サンド)」に出演している。

期待度  ★★★★★

30話
制作:KBS(2002年)
演出:コ・ヨンタク
キャスト:イ・ジェマ(チェ・スジョン)、ソリ(キム・ユミ)、ウニョン(ユ・ホジョン)、チョン・サンウク(オ・デギュ)、ヤン・グムソク ほか