こんにちわ。
先日、闘病中だった父の容態が急変し、別れを惜しむ間もなく父を見送りました。
今まで、何度か「覚悟しておいてください」と言われましたが、その都度乗り越えて来て、最近は容体も安定していたので、全く覚悟が出来ていない状態でした。
――本当に突然の出来事でした。
他界する前日の夜に、愛車君のエンジンの調子が悪くなって、次の日は休日だったので、朝からディーラーさんに行って見てもらおうと思っていたのですが、朝早く病院から電話が鳴り、急いで来てくれと。
不安で足が竦みましたが、ガラガラと、壊れたエンジン音をさせながら調子の悪い愛車を、無理矢理走らせ病院へ駆けつけると、もう呼吸が止まっていて、人工呼吸器やら心臓マッサージ?の最中。
ピーーーーーーッと鳴りっぱの機械を横目に、「お父さん!!お父さん!!」と声をかけた時、一瞬、ピーッピッピッと音がして、復活しそう??と思えた瞬間が有りましたけど、それっきりで、直後に医師から心停止を告げられました。
いつかは……と、覚悟はしていたと言っても、心の準備は全然出来て無かった。
父がいなくなるなど考えたくもなかったので、葬儀とかを全く意識してなかったので、悲しむ余裕もなく、通夜・告別式を慌ただしく取り仕切らないといけないのですが、しばらく何も手につかず、ただただ放心していて……。
――とめどなく涙だけが溢れていました。
しかし、悲しみに暮れる間もなく、夕方までに病院を出なければならないと言われ、喪主として父の葬儀の段取りをしつつ、親族に連絡。
……まず、愛車君から、処理をしていく事に。
病院にレッカーを呼び、ディーラーさんには、代車の手配をお願いをしたりと、一人でやらなければ成らない事が多すぎて……。
――泣きながら頭がパンクしそうでした。
冠婚葬祭時……肝心な時にいつもどこか歴代愛車君の調子が悪くなって、いつもワタシは代車だな……と( ̄▽ ̄;)ゞぽりぽり
……なぜなのでせう。
長い介護からやっと解放されたわけだけれど、ポッカリと心に穴が空いた感じで、後から淋しさが押し寄せてきて……しばらくは、しんどかったんです。
今は、気持ちもだいたい整理が付き、遺品整理は残っているけど、ぼちぼち普通の生活を取り戻してきていますので、止まっていた創作活動を再開しようと思っています。
これまで、父の事で沢山の励ましの言葉をかけてくださった方々、本当に有難うございましたm(_ _)m
――皆様の温かい言葉でたくさんの元気を頂きました。
これからも前向きに頑張って行きますので、どうぞ宜しくお願い致します。
ひとつ、心残りが有るとすれば――。
いつもは、父の病室を去る時に「お父さん、ばいばい、またね~」と、声をかけるのですが、最後の日は、顔拭きや、マッサージで父は気持ち良くなって寝てしまったので、何も言わずに病室を後にした事でしょうか……。
小さい頃に行った、ただ一度しかなかった家族旅行の思い出の地、桂浜。
――お父さん、私をこの世に授けてくれてありがとう。