ハンドメイドlu-x(るっくす)

手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

ひとり野鳥の会(三光鳥)

2014年08月28日 | ひとり野鳥の会
こんにちわ~^0^

今日は(も)ひとり野鳥の会より成果報告です。

野鳥の種類は豊富ですが、その土地にずっと暮らしている野鳥を留鳥と呼び、

逆に季節が変わるとやって来る野鳥は、渡り鳥と呼ばれる事は皆さんご存じですね。

暦の上では今は秋。 夏鳥達が子育てを終え、旅立って行く季節。

逆に冬鳥達はこれから渡って来る季節。

普段見かける留鳥とは別に、丁度今頃は渡り鳥達が北へ南へと交差するので、
普段見られない鳥さんを見る事が出来る季節です。

今日は、夏鳥の三光鳥(サンコウチョウ)をご紹介しますね。

と、言っても、絵的には非常に残念極まりない画像しかありませんが、

とても不思議な姿をした鳥さんなので、お見せします。

月(ツキ)~日(ヒ)~星(ホシ)~ホイホイホイ♪と独特なさえずりが
杉林の中から聞こえて来ると、テンションが上がります。

 (ワタシは、チチ~チ~ン~プイプイプイと聞こえるんですがネ(:^ー^A)ハハハ)

声は聞こえど、杉林は暗く、加えて 三光鳥も黒い身体(背中は茶色)をしていますので、

見つけるのは、動かない木々の間を忙しそうに飛び移る小さな黒いシルエットを見つけて

ピントを合わせてシャッターを切らないと彼らを写真に収める事はできません。

動き回ってくれると追っかけるのが大変だし、逆にジッと動かずに居られると見つけられないという感じで。。。

都合良く写真に撮れるなんて偶然の産物そのもの。。

という今のワタシにとっては、非常にハードルが高いわけで・・・まぁ、野鳥さん全般に言えることですけれど;;

いつもいつもラッキーは転がっていないもので、ヘタな鉄炮 数打ちゃ(いつか、まぐれで)当たる(かも?)


ワタシはさえずりを聞きとり、見つけるまでは出来るのですが、
だいたいカメラを構えると見失ってしまうのです。 

その度に、ファインダーの精度が悪いんだっ!と、カメラのせいにしておきます。
 (そうでもしないと、心が折れてしまうんだもの。)

目の前に突然飛んで来た事も何度も有ったのに、
(暗いので)シャッタースピードが追いつかず、撃沈する事 数え切れない・・・

もっと早く発見して時間を少しでも稼ぐしか・・とか、、

作戦は練ってはみるのですがね。。(野鳥さんの方が一枚上手なのでありマス(。・´_`・。)

今日ご覧頂く画像はワタシの渾身の一撃でございまする(u_u*)

杉の木の間を抜いて超望遠ですが^^;


ツキ~ヒ~ホシ~ホイホイホイと鳴きながら長い尾羽をヒラヒラさせていました。

一瞬、首をかしげて、、目が合ったような。。。。と、ドキリとしたら、



後には尾の短いメスがやって来ました。


オスはその長い尾羽をヒラヒラさせてメスを誘っているんです。

色々な動物は、普通はメスの後をオスが追いかけている感じなのですけれど・・

三光鳥はオスがメスを誘っているんですよね。

カップリングが成功すれば、子育て中にオスの長い2本の尾羽(30cmぐらい)は抜けてしまうらしいです。

狭い木々の間を行き来するのは、いささかジャマでしょうし^^;

メスよりも濃い水色のアイリングとクチバシが独特でもあります。


ワタシは、野鳥図鑑で初めて三光鳥の写真を見た時、不自然なカラーリングに

『アリエネェ~~~~~!!!』と叫んでしまったぐらい驚きました。


派手なカラーの鳥さんは外国にはたくさんいますが、黒い顔に水色のアイリングって;;;;
 信じられん!!というのが第一印象です。

しかし、こんな不思議な鳥さんが、地元で見つけられるなんて思ってもみなかったので、

見かけた時、目を疑いましたが、一度見つけられるようになると、案外、身近に居たんだな。。なんて思ったり。

(山林の中に日常的に入ってくなんて事は致しませんもの、見た事なくて当然なのですゎ!)

杉林の暗いトコに限られるので、光源の少なさから、シャッターを上手くきる事が

出来ずに翻弄されるばかりの夏でした。


子育てを終え、今はもうさえずりは聞こえません、もう既に外国へ渡って行ってしまったのだろうと思います。


また来年の課題が増えました(u_u*)


 【三光鳥さんデータ】
くちばしや目のまわりが青い。
全長:♂45cm(尾の長さ含む) ♀17cm
本州以南の暗い林に飛来。
ギッギッと鳴く。
さえずり:ピヨロピ、ホイホイホイ。
名前は、前奏のピヨロピを「月日星(ツキヒホシ)」と聞いて
三つの光の鳥という意味。


 三光鳥の姿はこちらで見られます。