大好きがいっぱい

女・四十代半ば。残りの人生「大好き」で満たされたいもんだ

セミの幼虫

2008年07月25日 | 我が家の出来事
夕方、庭の芝をハサミでチョキチョキ刈っていたら、何やら動くモノが目に留まった。

よく見たら、セミの幼虫。

いそいそとアリッサムに向かい、頼りなげな茎をよじ登る・・・。



そっか~、羽化が始まるのね。

その瞬間を一目見ようと、娘を呼んでしばし傍観。

セミ君は、落ちそうになりながらも懸命に前足を動かし、
上へ上へと登っていく。

そして、花壇の中のオステオスペルマムへ。



これは、不幸にも横に伸びる枝。

セミ君は、少しでも上を目指すため、前へと進む。



がんばれ~、セミ君!!

娘と二人、声援を送る。



オステオスペルマムを横に50cmほど移動したセミ君が、
次に目指したのはプランターのアロエ。
けれど、なんと言うことか!!

セミ君は、ツルリと滑って落下してしまった=振出しに戻る。


セミ君が次に選んだのは、鉢棚の脚。



これなら、ある程度高さがあるから、羽化も目前?

娘と二人、蚊に何か所も刺されながらも、
その瞬間を見ることを楽しみに、セミ君のゆっくりな動きを見守る。

けれど、いや~な予感。

先日ペンキを塗り直したばかりの棚の脚は、
セミ君の前足の爪が引っ掛かり辛い模様。
そして、予感的中。

だいぶ上まで来た時、ちょっと目を離した隙にセミ君は再度落下してしまった。

そこで時間切れ。

夕食の支度をするため、蚊に刺された手足をボリボリ掻きながら、
娘と家に戻ったのでありました。

・・・・・何のための30分だったんだろうか。


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